プリンセス・トヨトミ の商品レビュー

万城目学【著】

2012/01/19

さすがに話題になってた本は、読みやすくておもしろいですね。
はでな話ではないけど、なんかはでな感じのする話（←説明ベタ）

話題になってた当時は「ひょうたん」ネタについていけなかったけど
今ならよっしゃこいや～！(･･･手遅れ)

2012/01/15

この作品は連載作品だったからか、ヤマと引きが多く繰り返された構成になっていたために読み進めるに連れてマンネリ感が出てきてしまったり。
ただ、万城目作品らしいキャラクター群は設定が一つひとつ楽しいし、こんなかんじに日常に起こる大騒動を描く万城目作品が好きです。

あと、お好み焼き屋「太閤」のモデルが意外に身近だったのにびっくり。「冨紗家」に是非いってみたいな。

2014/12/24

さすがに話題になってた本は、読みやすくておもしろいですね。
はでな話ではないけど、なんかはでな感じのする話（←説明ベタ）

話題になってた当時は「ひょうたん」ネタについていけなかったけど
今ならよっしゃこいや〜！(･･･手遅れ)

2012/01/01

強引な設定だなと思ったけれど、終章が綺麗にまとまっていたのでよかった。
さりげなく『鹿男あをによし』の登場人物がいた。

2012/02/08

読み始めてからなかなか読みすすまなかった。 寝る前に読むと数行で眠りに落ちることができた。う～ん、つまらなかった。

非現実的だし、伝えたいことが伝わってこない。
父から息子へと引き継がれること。それを伝えるタイミングを考えるとジーンとくるが、、、正直、こんな無茶苦茶な展開にしなくてもいいと思う。自由すぎる。

私には万城目さんの作品があわないのかも・・・。
ちなみに映画化は、鳥居が女性で旭が男性。男女逆転。
鳥居を綾瀬はるか、旭ゲーンズブールを岡田将生、松平を堤真一が演じるらしい。イメージ違いすぎるかな。

2011/12/21

映画化され、予告を見たときから気になっていた作品。

大阪国って何？
街がグルになるってなんで？

設定が面白かった。
本当にありそうな気がしてくる。
大阪じゃなくても、今住んでる福岡市のどこかに”福岡国”とか・・・笑

憲法とか、歴史的事実に沿ってるからリアル感が染み出てた。
500ページ超だけど、内容が頭に入ってきたらすんなり読めた。

最後の終わり方も好き。

映画も観てみたい。

2011/12/20

ホルモー、鹿男は京都が舞台でしたが、今回は大阪が舞台です。
万城目さんは大阪出身、京大卒なんですねー

初めは少し退屈かなと思いましたが、中盤からの盛り上がりが良かったです。
検査官と中学生がどうやって絡んでいくのかと思いきや、どんどん物語が加速していくような感じでした。
男だけでなく女も大阪国について知っていたというオチは、
当たり前でありながら、空想世界の都合のよくなる法則で考えていたので、はっとさせられました。

王女をめぐる男の約束、女の強さを感じました。
大阪には行ったことないので行ってみたいと思いました。

2011/12/14

示し合わせて大阪城を目指すあたりにドキドキ。
でもそういう老若男をずっと昔から知らん顔で見てると思ったら
女の人はたくましいなぁ（笑）

2011/12/10

映画化された本だから読んでみよっか...的な感じで
図書館で予約。

豊臣の名前が出てくるから、堅苦しい話かなぁ～と思ったけど、
結構、読めてしまうお話。
実際にはないお話なんだけど、本当にあるのかも...とか思えちゃうような
感じ。

鳥居さんと旭の府警でのやり取りが面白かったです。

2011/12/11

豊臣好きにはたまらない作品かな。
豊臣家の末裔が生きていて大阪で守られている。そのプリンセスの名前が橋場（羽柴）で真田の男が常にそばにいるって設定がいい。
しかも、最後はそれが高台院が仕組んだ風なところもドキっとする。
大阪の人々の名前が、後藤、島、蜂須賀、加藤、竹中、大谷等豊臣家にゆかりのある名前ばかりで、東京から来る人間が、松平、鳥居、旭というところも凝っていた。しかし、旭が大阪出身だったのは最初からばれていたのでは。