動的平衡 の商品レビュー
動的平衡という言葉自体は概念として理解できても具体性に乏しい。 個々のトピックは新鮮で面白いが著者のロハス的嗜好が少し目立つ。 ・消化は情報の解体 ・分子生物学的太らない食べ方「ゆっくり食え」 ・遺伝子組み換え、再生医療への懸念 ・プリオン説への疑義
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面白かった。 最初の青いバラの下りが、イメージとしてだけではなく、とてもよく理解できた気がした。 部品で成り立っているだけでなく、構成要素だけでない何かが影響しているとするなら、結果環境の一部でしかない。 そうすると自己という存在意義についてどうにか自分で考えなければいけないです...
面白かった。 最初の青いバラの下りが、イメージとしてだけではなく、とてもよく理解できた気がした。 部品で成り立っているだけでなく、構成要素だけでない何かが影響しているとするなら、結果環境の一部でしかない。 そうすると自己という存在意義についてどうにか自分で考えなければいけないですね。 あと、異種なもので、生殖が不可能な理由とともに、なぜ共食いが忌避されるかが納得できた。消化器官が体の中でないというのが理解できた。 「トリセツ・カラダ」を読んでいたのも、この本を理解する上ではとてもよかった。
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生命とは、絶え間無い分解と再構成を繰り返すダイナミズムの流れなのだと、その流れは生命が誕生した38億年前から連綿と続いてきたものであり、僅か数百万年の歴史しか持たないヒトが触れるべきものではない。私達人類は、この奇跡の地球システムの中で生かされているということを改めて考えないとい...
生命とは、絶え間無い分解と再構成を繰り返すダイナミズムの流れなのだと、その流れは生命が誕生した38億年前から連綿と続いてきたものであり、僅か数百万年の歴史しか持たないヒトが触れるべきものではない。私達人類は、この奇跡の地球システムの中で生かされているということを改めて考えないといけない。
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解剖・生理を学んでいるときに読んだので、サプリやダイエットの項目など楽しく読めた。読めば世界が変わって観えると書いてあったが、まさしくそうである。
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★2012年SIST読書マラソン推薦図書★ 所在:展示架 資料ID:10900356 本を読んで読書マラソンに参加しよう! 開催期間10/27~12/7 (記録カードの提出締切12/13)
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分子生物学を福岡先生を通してわかりやすく説明してくれる本。ユーモアあふれる人で、幾つかの実験結果から、生物って本当はこーゆーもんじゃないのかな。と、少し哲学的な面も含めて言っています。 人によっては突っ込みどころ満載かもしれませんが、個人的には面白い解釈にとらえて、楽しんで読め...
分子生物学を福岡先生を通してわかりやすく説明してくれる本。ユーモアあふれる人で、幾つかの実験結果から、生物って本当はこーゆーもんじゃないのかな。と、少し哲学的な面も含めて言っています。 人によっては突っ込みどころ満載かもしれませんが、個人的には面白い解釈にとらえて、楽しんで読めました。
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輪廻転生は生物学でも証明されたということでしょうか。ここにあるわたしは3か月前の私とはまるで入れ替わった物質でできている。いいもの摂らなくちゃ(笑)。そうやって入れ替わっているわけだけど、記憶やある刺激に対する反応が残るというのも不思議。
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「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。」 鴨長明が方丈記で著したこの一文は、実は人の体を例えているともいえる。 我々の体をなす約60兆個の細胞は、日々誕生しかつ死滅を繰り返す。 今一瞬の自分は、次の一瞬の自分ではない。 しかし全体から見ると、ほぼ変わっていない自分...
「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。」 鴨長明が方丈記で著したこの一文は、実は人の体を例えているともいえる。 我々の体をなす約60兆個の細胞は、日々誕生しかつ死滅を繰り返す。 今一瞬の自分は、次の一瞬の自分ではない。 しかし全体から見ると、ほぼ変わっていない自分がいる。 常に体内では”平衡状態”を作り出すが、同時に体を構成する部分は、機械のような部品の組み立てだけで成り立つのではなく、それに情報とエネルギーのやり取りを加えることで、生命が存在する。 部分の総和が全体ではない。生命は部分を差し替える事で、特別な効果が直ぐ生じるのではない。大きな時間軸の中で、平衡を繰り返しながら進化して句のである。
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人間の神秘、謎についてわかりやすくしかも喰いつかせる様に書いてある本だす。好奇心が強い人にお勧めだすね~また福岡先生の「なぜ人は勉強しなくてはいけないのか?」の回答は誰もが納得する答えであり子供に伝えたい言葉である。
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この手の本はあまり読まない自分だが、生物と無生物の〜を読んだら面白かったので続けて購入。とっても面白かったです。
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