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動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか
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動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか

福岡伸一【著】

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動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 木楽舎
発売年月日 2009/02/17
JAN 9784863240124

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動的平衡

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商品レビュー

4.2

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2024/09/20

(2009/8/12) 生物と無生物の間に で一躍有名になった科学者、福岡伸一さんの本。最新刊は「世界は分けてもわからない」。これはその前の作品。 なんとも凄い。生物の持つ神秘的な世界を、非常にわかりやすく、それでいて文学的に、芸術的に表現してくれる。 生命をこう表現している。 ...

(2009/8/12) 生物と無生物の間に で一躍有名になった科学者、福岡伸一さんの本。最新刊は「世界は分けてもわからない」。これはその前の作品。 なんとも凄い。生物の持つ神秘的な世界を、非常にわかりやすく、それでいて文学的に、芸術的に表現してくれる。 生命をこう表現している。 引用する。 「生命はひとつの準備をした。エントロピー増大の法則に先回りして、自らを壊し、そして再構築するという自転車操業的なあり方、つまり「動的平衡」である。しかし、長い間「エントロピー増大の法則」と追いかけっこをしているうちに少しずつ分子レベルで損傷が蓄積し、やがてエントロピーの法則に追い抜かれてしまう。つまり秩序が保たれないときが必ず来る。それが個体の死である。」 「ただ、そのときにはすでに自転車操業は次の世代にバトンタッチされ、全体としては生命活動が続く。現に生命はこうして地球上に38億年にわたって連綿と維持されし続けてきた。だから個体というのは本質的には利他的なあり方なのである」 この文章を読んで泣きそうになった。 凄いではないか。 生命をこんな風に表現するとは。 この本を読んできて理解したこと(私には容易にまとめられないが)を、最後にこんな風にまとめるのだ。 この福岡さん、結構ラジオにもよく出て、podcastで聴く機会がある。 ぼそぼそと話していて、とてもこういう文章を書く雰囲気ではないのだが、、。 すごいです。

Posted by ブクログ

2022/07/20

 「動的平衡」概念にもとづくエッセイ集のようなもの。生物学の話の説明としては、非常にわかりやすい。  これを読むことで、生物・生命に関するテーマを大方洗い出すことができそう。福岡先生の視点で見たときに世の中がどうみえているのかを知るのはよい思考のエクササイズではないか。 ・生...

 「動的平衡」概念にもとづくエッセイ集のようなもの。生物学の話の説明としては、非常にわかりやすい。  これを読むことで、生物・生命に関するテーマを大方洗い出すことができそう。福岡先生の視点で見たときに世の中がどうみえているのかを知るのはよい思考のエクササイズではないか。 ・生命現象とは何か。 ・人はなぜ錯誤するか ・汝とは何か。「汝の食べた物」である ・太らない食べ方はあるのか。 ・その食品を食べますか。 ・生命は時計仕掛けか。 ・ヒトと病原体の戦い ・ミトコンドリア・ミステリー ・生命は分子の「淀み」  なぜ、バイオテクノロジーはうまくいかないのか、アルファ・ジーン社の例をとってのイントロダクション。生命現象は、本来的にテクノロジーの対象となりにくい。工学的な操作、産業上の規格、効率よい再現性。そのようなものになじまないものとして、生命がある。(・・・日本の匠的な生命?)  フランシス・クリックの晩年のテーマ。 「人間はどのようにして意識を持ち、なぜそれは時に錯誤を起こすか」

Posted by ブクログ

2022/06/21

前からタイトルは知っていた。 科学分野での名著らしい。 と言っても、2009年の本だから、いろいろ変わっているところはあるだろうな、と思いながら読んだ。 身体の部品は、ただ機能だけを重視したプラモ的なものではなく、時間が重要。 順番に、かついいタイミングで効果が生み出されること...

前からタイトルは知っていた。 科学分野での名著らしい。 と言っても、2009年の本だから、いろいろ変わっているところはあるだろうな、と思いながら読んだ。 身体の部品は、ただ機能だけを重視したプラモ的なものではなく、時間が重要。 順番に、かついいタイミングで効果が生み出されることが。 という考えにはっとした。 自分自身、どちらかというとデカルト的な考えだったかもしれない。 「邪魔なら無くせばいいでしょ?」みたいな。 ミクロから見たら、ただの「淀み」である自分自身は、いったい何ができて、どう生きられるのだろう。 と考えると、機能面に考えが行きがち。 でも、周辺のかけがえのない淀みたちと一緒に生きていきたいという、情を大切にしていきたいな。

Posted by ブクログ

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