影との戦い の商品レビュー
久々にファンタジーにのめり込んで夢中で読んだ。 長い旅だったが、最後の結末に、なにか自分と重ねてじわりと染み入るものを感じた。 2巻を読むのが待ち遠しい。
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児童文学で読んでない有名な本、今更感があって避けてたけど、貸してもらって読んだら良い! この長い独白系の感じも結構好き。
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何度目かの再読。 にもかかわらず、忘れすぎてて普通にドキドキしながら読めた。 以前同様、世界の均衡や、光と影など響く言葉がいくつかあったのだけど、学んだ陰陽五行思想と合致するところが今回はたくさんあり、より面白さを感じられた。さいはての地へ向かう冬至の説明は、そのまま天中殺だった...
何度目かの再読。 にもかかわらず、忘れすぎてて普通にドキドキしながら読めた。 以前同様、世界の均衡や、光と影など響く言葉がいくつかあったのだけど、学んだ陰陽五行思想と合致するところが今回はたくさんあり、より面白さを感じられた。さいはての地へ向かう冬至の説明は、そのまま天中殺だったし。光と影は陽と陰。一極二元論。 自然界をありのまま、じっくりと眺めたひとに見えてくる自然界のルールというものがあり、それが陰陽五行なのかもしれない。とまさかの感想を持てた。 文章も翻訳も素晴らしく、何度でも読み返したい小説のひとつ。
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これが名作ファンタジー冒険譚かーという感じ。 魔法の一番の効力が「名前」なのがおもしろい設定だった。 影との戦いは内面の恐怖をうまく表現していてなるほどさすが……感があった
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
久々に読みました、小学生か中学生ぶり。テレビで映画やってたので読み直したくなった。ファンタジー小説は人によっては馬鹿にしてくるジャンルだけど、個人的には大好きだし凄いと感心することばかり。その世界観にいかにどっぷり浸れるかで凄さを感じられる。ゲド戦記もそんな中の一つ。世界観の壮大さ、ディテールの細かさ、登場人物の魅力や共感、応援したくなる性格、友情や愛情、嫉妬などの人間らしい感情。そんな色んなものが詰め込まれてると思う。 ゲド戦記1に関しては、全ての始まり。ゲドの魔法使いとしての傲慢さや荒々しさ、未熟さが描かれている。影は結局、ゲド自身のそういう人間としての暗黒部分なんだよね。己と向き合うこと、己の人としての悪いところに気づけることの難しさを考えさせられる話です。
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【再読】少なくとも3回目。再読にあたって、岩波少年文庫のKindle版を購入。ゲドが虚栄心と功名心から呼び出してしまったのは、自分の影であり、生と不可分の「死」そのものであった。そのことは、ラストでの「合一」からもうかがえる。以前読んでいたつもりになっていたことが、ずいぶんと読み...
【再読】少なくとも3回目。再読にあたって、岩波少年文庫のKindle版を購入。ゲドが虚栄心と功名心から呼び出してしまったのは、自分の影であり、生と不可分の「死」そのものであった。そのことは、ラストでの「合一」からもうかがえる。以前読んでいたつもりになっていたことが、ずいぶんと読み飛ばされていたことがわかっただけでも、益となった再読だった。残り5巻を読むかどうかはわからない。
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ジブリ作品『ゲド戦記』の原作としておなじみ。映画自体は有名であるが、原作を読んでいる人は少ないのではないか。(自分含め)映画にはない、その前後の物語を知ることで、作品自体も、映画もより楽しむことができるだろう。
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ジブリ映画、「ゲド戦記」の下となった作品。主人公の少年を通して、冒険や苦難が描かれている。ジブリ作品から長編文庫に興味を持った人にお勧め。
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ジブリ映画にもなった「ゲド戦記」のはじまりのお話。ハリーポッターとはまた違う、魔法の力をもつ少年ゲドの物語。中学生の内に読んでおきたい(私も中学生の内に読みたかった)、まさに必読書です。
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魔法使いの才能があるゲドは禁じられた呪文を唱えてしまい影との戦いに引き込まれていく。中間レポート課題で選ばなかったので今度読んでみたい本。
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