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家族の言い訳 の商品レビュー

3.4

120件のお客様レビュー

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2019/05/16

再読。10年ぶりくらい。ちょっと感じ方も変わったかな。ストーリーは何も状況は変わらないが気持ちだけは変わるその瞬間だけを切り取った感じ。その後はきっと状況がよくなると希望を感じさせる終わり。人生はそういうことの繰り返しかな。「言い訳をいちばん必要とするのは家族です。」というフレー...

再読。10年ぶりくらい。ちょっと感じ方も変わったかな。ストーリーは何も状況は変わらないが気持ちだけは変わるその瞬間だけを切り取った感じ。その後はきっと状況がよくなると希望を感じさせる終わり。人生はそういうことの繰り返しかな。「言い訳をいちばん必要とするのは家族です。」というフレーズにはハッとさせられる。

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2019/04/14

人生をなめたらアカン。 生きていくのはどんな人にとっても 失敗と深い後悔抜きでは不可能なようにできているのだ。 半世紀生きてやっとそのあたりのことが 少しわかるようになってきた今、 この小説に出て来るひとつひとつの物語が 愛おしく胸に沁みました。 いつもそこにあって当然のような家...

人生をなめたらアカン。 生きていくのはどんな人にとっても 失敗と深い後悔抜きでは不可能なようにできているのだ。 半世紀生きてやっとそのあたりのことが 少しわかるようになってきた今、 この小説に出て来るひとつひとつの物語が 愛おしく胸に沁みました。 いつもそこにあって当然のような家族。 気も使わなくていいし、わざわざ言葉にしなくたってわかってくれるはず。(またはわかってもらう必要なんてない) だけど、そんな家族は幻だ。 感謝を伝え気持ちを言葉にして、話し合わなかったらあっという間に機能不全に陥るだろう。 そうなってから始めて気づいた家族への言い訳は 間に合うものももう間に合わないものもあるけれど それだって愛おしい家族の形の一つなのだと思う。

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2019/03/14

今の私には、あまり響かなかった。 痒いところに、もう少したけど届かないモヤモヤ感。 帯の言葉で、ハードルが高くなりすぎたのかも、、、 いや、私に優しさが足りないからだ(汗)

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2019/03/11

家族には色々な形がある。 私の家族にしても言えること。 そんな家族を題材に描いた短編集。 理解できる家族、結末に安堵した家族、私の感じ方も様々。 ただ、自分自身の家族の在り方ってどんな感じ?と 考えるキッカケをくれた。

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2019/02/20

「おかあちゃんの口紅」の主人公に最も共感できた。 親に人生を楽しんでほしい。家族との思い出を作りたい。働いて苦労しただけの人生で終わってほしくない。 子供の頃はいつも守られて、当たり前のようにご飯を食べておもちゃをねだり、自分のことだけ考えていたけど、 大人になると親の経済事情...

「おかあちゃんの口紅」の主人公に最も共感できた。 親に人生を楽しんでほしい。家族との思い出を作りたい。働いて苦労しただけの人生で終わってほしくない。 子供の頃はいつも守られて、当たり前のようにご飯を食べておもちゃをねだり、自分のことだけ考えていたけど、 大人になると親の経済事情や病気も気になって、もうあの頃のように無邪気な気持ちではいられないなあと思うことがある。 でも歳を重ねても心のどこかに、親に褒められたい、よく頑張ってるねと言われたい、そんな気持ち確かにあるなぁ。 思っていたほど感動はしなかったものの、色々と学べる作品でした。

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2019/02/13

家族をテーマにした短編集。 あとがきでも書かれているように、ストレートな作品集。 「カレーの匂い」の最後の一行は、ちょっとびっくりしました。 ほんわか詩集のような本でした。

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2019/01/06

よくある話じゃないかと思いながらも、やっぱりジーンとしてしまった。 上手い作家さんがたくさんいるなあ

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2018/12/14

小説は小説家の書くもの。私の中の偏見。 そんな偏見を持ちながらも才能ある方の文章に心揺さぶられることしばしば。 かつては故・池部良さんのエッセイ、近くは芸人又吉直樹さんの芥川賞などなど。 それなのに本作品をタイトルに惹かれて手に取ったものの、著者の本業が作詞家と知り、ちょっと躊躇...

小説は小説家の書くもの。私の中の偏見。 そんな偏見を持ちながらも才能ある方の文章に心揺さぶられることしばしば。 かつては故・池部良さんのエッセイ、近くは芸人又吉直樹さんの芥川賞などなど。 それなのに本作品をタイトルに惹かれて手に取ったものの、著者の本業が作詞家と知り、ちょっと躊躇する自分は何と学習能力のないことか。 タイトル通り自分の生き様に言い訳をして過ごしてきた主人公たちが、素直になって大切な人と向き合う、そんな8編は自分が彼らになったような素直な気持ちを味あわせてくれた。 生きていく勇気というような大げさなものでなく爽やかな気分でこれからを過ごしたいと思えるようになる作品でした。

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2018/11/21

家族の短編集。 SMAPやKinKi Kidsの作詞をしてきた作家が描いているのだから、意外。 つい涙腺が緩んでしまう作品も…「おかあちゃんの口紅」「イブのクレヨン」。 2018.11.21

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2018/10/10

家族シリーズの第一弾。短編8編。もっとじっくり読んだら涙腺刺激してくれるかも。シリーズが沢山あることを知り積ん読にためてある楽しみ。またアウトドア読書しよ。

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