家族の言い訳 の商品レビュー
様々な家族の形を描いた短編集。 どの家族にも、いろいろな物語があり、理想とは違うことにも言い訳をしながら生きている。 そんな家族の様子をいきいきと表現している。
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良い意味で普通にありそうな話。 なので、読みながら物足りなさを感じでいたのだけど、巻末の結城さとみさんの解説読んだ後は、なるほどなと…こういう見方で読んだらまた違う楽しみ方が出来るんだろうと、もう一回読みたい気持ちにさせられました。 家族がテーマだとどうしても胸が熱くなりがちにな...
良い意味で普通にありそうな話。 なので、読みながら物足りなさを感じでいたのだけど、巻末の結城さとみさんの解説読んだ後は、なるほどなと…こういう見方で読んだらまた違う楽しみ方が出来るんだろうと、もう一回読みたい気持ちにさせられました。 家族がテーマだとどうしても胸が熱くなりがちになってしまいます。 ボロボロ泣けるという事はなかったですが、全て読み終えた後は読んで良かったと思える作品です。 自分の家族としてのあり方を問いただしてみたくなる。
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それぞれの家族との関係がリアルに書かれていた。自分自身の家族を思い返したり、主人公の心情と重ねて読んでみた。関係性はそれぞれ違うけど、家族の支えがあって今があるんだなと感じた。
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複雑な家族模様ばかりのストーリー 「家族の言い訳」という題だからそうなるのか、題ありきに読めてしまった本
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作者森浩美は有名な作詞家との事だったが知らなかった、しかも男だった。なかなか人生観のある面白い短編集、長編があったら読んでみたい。
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家族の話。 それぞれが助け合い、支え合い、共に喜び合う。 また、悩むこともある。 そんな物語が8篇の本。 中でも、「星空への寄り道」「おかあちゃんの口紅」が好きだ。 どれも、心に染みる話だった。
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それぞれの家族に固有の苦悩や愛情、幸せの形がある。 リアルな描写に感情移入しやすく、自分の言動や家族関係を振り返らずにはいられなくなった。 特に「おかあちゃんの口紅」は、我が母を重ねてしまい涙腺が緩んだ。 親の心、子知らず…とはよく言ったもので、遠く離れて暮らす今も母の愛を感じ...
それぞれの家族に固有の苦悩や愛情、幸せの形がある。 リアルな描写に感情移入しやすく、自分の言動や家族関係を振り返らずにはいられなくなった。 特に「おかあちゃんの口紅」は、我が母を重ねてしまい涙腺が緩んだ。 親の心、子知らず…とはよく言ったもので、遠く離れて暮らす今も母の愛を感じることがあり、早く親孝行せねばと焦りが募る。 優しい気持ちになりたい時に読み返そうと思う。
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好きな歌手の歌の作詞をされてたので気になって。 「ホタルの熱」は人前で読んだらダメなやつ。 私は電車で読んじゃって失敗した…
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心温まる家族物。 作者も書いているとおりストレートな作品で、捻った面白さはないかもしれない。 少し物足りなさを感じるが、穏やかになりたい時などにおすすめ。
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八編の小説集。家族を題材にして書かれているのですが、最初の「ホタルの熱」を読んで思わず目が潤んできてしまいました。「おかあちゃんの口紅」、「粉雪のキャッチボール」も。読むと情景が直ぐに広がる描写も良かったです。
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