家族の言い訳 の商品レビュー
家族は時には良い、でも長く暮らせば愚痴の一つも出てくる。 それでも、家族はいつでもつなげっていられるなんでだろう? 結局、「言い訳」が繋いでくれているのかもしれない。 苦しいから、楽しいから、何でも言い合えるから・・・。 森浩美は「言い訳」を8個の物語で書いた。 どれも、悪い...
家族は時には良い、でも長く暮らせば愚痴の一つも出てくる。 それでも、家族はいつでもつなげっていられるなんでだろう? 結局、「言い訳」が繋いでくれているのかもしれない。 苦しいから、楽しいから、何でも言い合えるから・・・。 森浩美は「言い訳」を8個の物語で書いた。 どれも、悪い「言い訳」ではない。 未来に希望がある「言い訳」。 僕らは、いつでも家族という何ともいえない「言い訳」と生きていくことになる。 おかあちゃんの口紅・・・・これは泣ける。
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誰にでもどれかは刺さるくらい、ありふれた、家族だからこその葛藤。 最後にほどけていく様は、ベタかもしれないが、だからこそ心地よい。
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本屋で「おかあちゃんの口紅」を立ち読みしていたらちょっとぐっときて泣きそうになったので購入。 移動した先のマックで「ホタルの熱」を読んでいたらこれまたちょっと泣きそうになって耐える21歳。 でもよかったのはその二つかな。 家族。一番言い訳が必要なのは、たぶん家族。 答えを探して...
本屋で「おかあちゃんの口紅」を立ち読みしていたらちょっとぐっときて泣きそうになったので購入。 移動した先のマックで「ホタルの熱」を読んでいたらこれまたちょっと泣きそうになって耐える21歳。 でもよかったのはその二つかな。 家族。一番言い訳が必要なのは、たぶん家族。 答えを探して読んだら答えは書いてなかった、という感じなので☆三つ。 あ、「乾いた声でも」はなかなか考えさせられました。 絶対的な味方でいてあげてほしかった。家族になるということは、味方でいるっていうことなのかもしれないね。 そんな家族のもとから離れて、また家族を作る。すごいことだ。うん。
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様々な人生があって、様々に辛さや寂しさを抱えて生きている人がいる。 それをリアルに感じさせてくれました。 作詞家でもある著者だからなのか、文章にリズム感を感じ、読みやすかったです。
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作詞家、森浩美さんのはじめての小説。 さくさく読めます。とっても売れているようです。 器用で上手。私には、すべての短編が「一杯のかけそば」みたいで(笑)、上手すぎるのも難じゃねえ、と思い読み終わりました。すません、ひねくれもので。
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文字が大きめなので、すぐ読める。様々な家族の様子を描いた短編集。 ラジオドラマや入試問題に使われてるらしいけど、ちょっと物足りないような・・・。 けど、日々見逃してしまいがちなことに目を向ける機会をくれる本だと思う。
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あえて言えば、コドモには分からない部分。 そんな場面を切り取ってみたかった。 コドモからオトナになることで見えてくるもの。 僕もようやく少し見えるようになったのかな。 作詞家の方が書かれているだけあって。 言葉の選び方が一つ一つ丁寧できれいでした。 離れたり失ったりする...
あえて言えば、コドモには分からない部分。 そんな場面を切り取ってみたかった。 コドモからオトナになることで見えてくるもの。 僕もようやく少し見えるようになったのかな。 作詞家の方が書かれているだけあって。 言葉の選び方が一つ一つ丁寧できれいでした。 離れたり失ったりすることで気づかされる。 家族という存在の大きさと強さ。 少し哀しいお伽話のようにも感じましたが。 最後には希望も見えるような話ばかりでした。
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