家族の言い訳 の商品レビュー
無理やりのハッピーエンドではなくて良かった。現実もそんなもんだよなと共感したり、家族ほど難しい関係はないしどうにかしたくてもどうにも出来ない中でもなんとか前に進もうとする話しは良かった。
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- ネタバレ
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心に残った言葉 あなたは、全部勝とうとするから、棘が、でちゃうの。 人生なんて結局、51勝49敗程度で、いいの。 でもね、その二つの勝ちが、最後には、物を言うんだから。…本当に賢い女は、負けてあげられる余裕をもってるの。それはね、小さくても、幸せに繋がる急所の掴み方を、心得てるってことなのよ。 心に、響いたなあ~。
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それぞれ短編小説となっていて、読みやすく、各家族の抱えている悩みが解決されて言う様子に、ほっこりしました。 親だろうが、子供だろうが、悩みは抱えるもんだよなと再認識しました。
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私もいい大人になって、自分の家族を持って、「家族」というものが分かってきた・・・そんなタイミングでこの本に出会えてよかったって、そう思いました。 ブログにて詳しいレビューしています* https://happybooks.fun/entry/2021/03/04/170000
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家族に悩まされ、家族に助けられている。誰の人生だってたくさんの痛み、苦しみ、そして喜びに溢れている。
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3.6 家族とは・・ とひたすら問いかける短編集 ◯ホタルの熱 商売の失敗から追い詰められた夫が蒸発し生きて行くことに疲れた女。 死への旅立ちに幼い息子を伴い訪れた温泉地で、発熱する我が子に狼狽え、回復を祈る。 そこで巡り合った民宿の女将は・・ ◯乾いた声でも クモ膜下出血...
3.6 家族とは・・ とひたすら問いかける短編集 ◯ホタルの熱 商売の失敗から追い詰められた夫が蒸発し生きて行くことに疲れた女。 死への旅立ちに幼い息子を伴い訪れた温泉地で、発熱する我が子に狼狽え、回復を祈る。 そこで巡り合った民宿の女将は・・ ◯乾いた声でも クモ膜下出血で急逝した夫の供養に訪れた上司・武井とのやり取りがキッカケで、すれ違っていった自分達夫婦の姿を振り返ることに。 絶対的な味方を、 たったひとり持てたなら、世の中全部を敵に回しても闘えます! ◯星空への寄り道 友人と始めたウェブ製作会社が破綻し、後始末を済ませた男が乗り込んだタクシーの運転手は、慇懃すぎる初老の男だった。話好きの運転手の語る過去とは・・ ◯カレーの匂い バリバリのキャリアウーマンで、独身女性の生き方をテーマにした雑誌の副編集長・舞子。友人との食事を終え不倫相手との逢瀬に向かう途中雨宿りに寄ったショップでバッタリ会ったのは・・ 勝ち続ける女の末路は?・・ ◯柿の代わり 女子高の教師である吉村は、ある日、元教え子で12歳年下の妻・文香に離婚を切り出される。 そんな中、やはり元教え子の健司に呼び出され酒を飲むが、文香との不倫を告白される。 ◯お母ちゃんの口紅 長きにわたり無沙汰をしている実家の妹から、母親の精密検査の結果を聞きに行く様強くせがまれ貴志は妻・靖子と共に帰郷する。 田舎育ちで野暮ったい母を疎ましく思っていた貴志だったが、母のガンの告知を受け、戻った病室の外で漏れ聴く幼き日の思い出、そして真実。 妻・靖子の優しさが暖かい ◯今で言うカスハラによって職を失った正洋は、妻・理香子の勧めでイラストレーターを目指す。連れ子のエリカを心から愛し可愛がるが、自身は自らを捨てた母親への複雑な想いに向き合えないでいる。あるクリスマスイブ、理香子のプレゼントを開けると・・ ◯粉雪のキャッチボール 幼い頃、あまり濃い関わりを持つ事が無かった父から届いた手紙は、頼み事があるので会いに来るようにとの要請だった。 北軽井沢のホテル支配人の職を退職する父と再会し、従業員達と父の絆を目の当たりにし、自分の知らない一面を知る。
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悲しく、残念な状況に陥った家族の状況を切り取った短編集。 家族と言うのがキーワードだな、40過ぎてしみじみ分かる悲しさもあり。親が子を思う気持ち等。
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どの作品も最後にはうるっとくる良かったなと思える作品。みんな一生懸命だから何かのきっかけ人生でいい方向に…あったかみのある家族の短編集でした。良かったのでこちらの事情も読んでみたい。
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前評判を聞いて期待しすぎたか、 正直、そんなに心に響かなかった…。 自分は心が荒んでいるようです。 それぞれ涙が止まらなくなる展開を想像していた。 長編だったらもっと感情移入できたかな。。 その中でも一番目に留まったのは 「乾いた声でも」。 恐ろしさで目が覚めたのは 「...
前評判を聞いて期待しすぎたか、 正直、そんなに心に響かなかった…。 自分は心が荒んでいるようです。 それぞれ涙が止まらなくなる展開を想像していた。 長編だったらもっと感情移入できたかな。。 その中でも一番目に留まったのは 「乾いた声でも」。 恐ろしさで目が覚めたのは 「カレーの匂い」。。
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いろいろあって積読になっていたのを、ようやく読みきった。 家族との関係は深いような、希薄なような、自分の家族との関係を考えさせられる話だった。
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