十角館の殺人 の商品レビュー
大分の近海にある小さな無人島、そこはかつて大量殺人が行われた島。 大学ミステリ部のメンバーが、そこで合宿をはる。 そこに巻き起こる、新たな連続殺人。 無人島、密室、そして幾重にも重なる殺人事件。 最後に訪れるタネ明かしまで、話は一気に突き進み、さらに最後にダメ押しの....は、読...
大分の近海にある小さな無人島、そこはかつて大量殺人が行われた島。 大学ミステリ部のメンバーが、そこで合宿をはる。 そこに巻き起こる、新たな連続殺人。 無人島、密室、そして幾重にも重なる殺人事件。 最後に訪れるタネ明かしまで、話は一気に突き進み、さらに最後にダメ押しの....は、読んでみてからのお楽しみ。 面白かった。
Posted by
ミステリはあまり読まないんだけど、実写化するとのことで超有名作に今更挑戦。 皆さんが言ってること(実写化難しい)がよく分かったし、普通にミスリードしてた〜
Posted by
この本を読んでわかったことがある。 私はミステリと相性が悪い。 きっとミステリは自分で推理したり、どんな展開やタネを明かされても「ほっほ~、そうきたか」と言える人じゃないと面白がれないんだろう。 私は「そんなのアリ?」「なんでわざわざ……」と白けてしまうタチだったようだ。 なん...
この本を読んでわかったことがある。 私はミステリと相性が悪い。 きっとミステリは自分で推理したり、どんな展開やタネを明かされても「ほっほ~、そうきたか」と言える人じゃないと面白がれないんだろう。 私は「そんなのアリ?」「なんでわざわざ……」と白けてしまうタチだったようだ。 なんとなく「こいつだよな」とわかってたものの、タネ明かしされた後はそのタネと動機がつまらなく感じてしまった。 映画上映が決まったと知って読んだけど、めちゃくちゃ白けそうだというのが正直なところ。 緊迫感や不可思議さは楽しめるだろうけど、登場人物たちが「エラリイ」だの「ポウ」だのの名前なのがまず最初に白けると思った。 聞きなれないからキャラクターを覚えられないし、結びつきが浅いうちにどんどん殺されそうだ。 小説上では女性キャラクターの口調や言動もなかなかひっかかった。 「~なのよ」「~だわ」「いやっ、いやよ!」といった、“古典的”なセリフ回しであることに時代を感じた。 ヒステリックに錯乱するのは美人の役目、地味でさえない容姿の女性は美人をうらやみつつ“きょときょと、おどおど”するもの……。 ミステリ部分に思考を割いているから仕方ないのかもしれないが、キャラクター設定はテンプレ通りで非常に偏りの強いものだった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なるほどー 久しぶりにミステリーを読みましたが、読み応えもあるし驚かされることもある物語でした。 犯人は犯人たる理由があったけど、ご都合主義的なところも多く白ける場面もあったかな。 自分の推理が合ってるか知りたくて最後まで読んだって感じでした。 んー他の作品も読むか悩むところ
Posted by
最後の一文で、めちゃくちゃ鳥肌たった(笑) これは小説でなければ表現できない、騙せないトリック! 1番最後に種明かしを全部ストーリーの中に入れながら書いてくれているので、スッキリして終わります!
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
以前から、いつかは読みたいと思い続けてようやく。 結果、1日で一気に、かなりの夜更かしをして読んでしまった。 小説じゃなきゃ表現出来ないトリック、というのは結構好き。 というか、好きな『小説じゃなきゃ表現出来ないトリック』はこの本の影響を受けてるものもかなりあるのかもしれない。
Posted by
文庫版持ってるし、愛蔵版も読んだし 当然、犯人も知っているわけですが。 『硝子の塔の殺人』読んだら再読したくなり 児童書(YA)にもなってたと知って そっちで読んでみることにしました。 一字一句比べたわけじゃないけれど 別にルビが少し多いくらいで どこも内容変えてないんですねぇ...
文庫版持ってるし、愛蔵版も読んだし 当然、犯人も知っているわけですが。 『硝子の塔の殺人』読んだら再読したくなり 児童書(YA)にもなってたと知って そっちで読んでみることにしました。 一字一句比べたわけじゃないけれど 別にルビが少し多いくらいで どこも内容変えてないんですねぇ。 もっかい中学生くらいに戻って 初めてこの小説を読んで驚きたい! ちなみに…犯人知ってると 倒叙モノとして読む楽しみもあります。
Posted by
おもしろかったー!!!!!めっちゃくちゃ読みやすくて、どんどんページをめくってしまう。本土と島が交互に描かれるんやけど、なるほど、本土の方もめっちゃ大事ですね。無駄な描写がひとつもない、全てが伏線、そして最後にすべて回収。 大学生7人が無人島のいわくつきの館にやってきて、からくり...
おもしろかったー!!!!!めっちゃくちゃ読みやすくて、どんどんページをめくってしまう。本土と島が交互に描かれるんやけど、なるほど、本土の方もめっちゃ大事ですね。無駄な描写がひとつもない、全てが伏線、そして最後にすべて回収。 大学生7人が無人島のいわくつきの館にやってきて、からくり、殺人予告、探偵役、などなど、ミステリー要素てんこもりのストーリー。読みながら、めっちゃ金田一少年っぽいな〜って思った。そして自分なりに推理しながら読むんやけど、本当にいちばん疑ってなかった人、そしてえええええええ〜ってなるトリック。拍手喝采。おもしろかった!!!そして終わり方もオシャレ!!!
Posted by
作家さんの名前は昔から知ってたけど何故だか今ごろ読むことに笑 きっと平均点以上のミステリーだろうと思いつつ読み始めたけど良い仕上がりだ! 大分県の小さな平たい無人島に某大学のミステリーサークルの面々七人がお泊まり合宿することから陰惨な連続殺人が起きる。しかも孤島には七人以外は誰も...
作家さんの名前は昔から知ってたけど何故だか今ごろ読むことに笑 きっと平均点以上のミステリーだろうと思いつつ読み始めたけど良い仕上がりだ! 大分県の小さな平たい無人島に某大学のミステリーサークルの面々七人がお泊まり合宿することから陰惨な連続殺人が起きる。しかも孤島には七人以外は誰も居ない状況なのだ!名だたる欧米ミステリー作家名で呼び合う設定が馴染んでしまい本名が出てきても通称の方がイメージし易いのは何としたこと笑 大分や別府や臼杵や安心院などなど馴染みの地名で連想しやすくて一気に読了。事件の動機が今一の感想だけど良く出来たミステリーでした。まだ二十代の頃の作品、さすが賢い作家さんですね♪
Posted by
ミステリー 【館シリーズ】 孤島の廃屋「十角館」に宿泊するミステリ研のメンバーたち。 初日の朝、中央テーブルに殺人予告プレートが置かれていた。 ただの悪戯か、それとも…? 極限の緊張感と疲労のなか、ひとり、またひとりと消されてゆく。 孤島と本土、二箇所の演出に揺さぶられるク...
ミステリー 【館シリーズ】 孤島の廃屋「十角館」に宿泊するミステリ研のメンバーたち。 初日の朝、中央テーブルに殺人予告プレートが置かれていた。 ただの悪戯か、それとも…? 極限の緊張感と疲労のなか、ひとり、またひとりと消されてゆく。 孤島と本土、二箇所の演出に揺さぶられるクローズドサークルの名作品。
Posted by