羊をめぐる冒険 の商品レビュー

村上春樹(著者)

2009/10/07

5年ぶりに再読。うーん、いい。
初めて読んだときは見事にストーリーに巻き込まれっぱなしだったけど、
ストーリーを踏まえた上で読むのもなかなかよい、細かいところまで読める。

なんていうか、鼠シリーズ前2作よりも、人間味を感じるというか…

こんなにも 静かで 美しくて 心震える 冒険、自分でできないのなら読むしかない。

2009/10/07

○2008/07/12　
連続羊男…(笑)
戻ってきた、という感じだった。よかった。3部作の中で一番好きだ。
自分でも明言してるように、僕のキザさが格好いいじゃなくて鬱陶しいと感じてしまう部分はあるものの、他人との掛け合いは絶妙。
ほんとに冬の日みたいに静かに進んでいく、特に後半がいい。自分も冒険に行って帰ってきたみたいな読了感。
このなんとも言えない雰囲気が好きなんだ…。読んで良かった。またこの人の本を読むのが楽しみになる。
やれやれ。

2009/10/04

『１９７３年のピンボール』を読んでから読み始めた。『１９７３の〜』の続編らしい。
村上ワールドはまだ全開ではないけれども、その創造性を引き出す文章には脳を刺激される。
とても理論的とはいえないけれども、その展開は妙に納得がいくのが不思議。

巧い表現が多彩に散らばっているので、読むと文章を書く能力が上がりそう。

2009/10/04

わたしの村上春樹歴はここから始まった！
高校生の時、何のイメージも持たず、カバーとタイトルにひかれて読んだら、すべてが衝撃でした。
その後、ほとんどの作品を読みましたが、ノルウェイでかなり変わってしまったのが個人的にはダメで…未だにこれが一番好きですね。続編の「ダンス・ダンス・ダンス」も合わせて読んで欲しい。

2009/10/04

羊かわいい･･･!!とのんびり思ってしまいました。時間がゆっくりながれるような穏やかな話だと思いました。主人公とか羊とかねこのいわしとかみんなのんびりしてて良い。

2009/10/04

青春の終り。村上春樹の話の根底には不条理という言葉が見え隠れするように私は思うけれどこれからも強く感じた。

2009/10/04

『ダンス・ダンス・ダンス』のキキの正体がわかりました。
なつみさんが前に教えてくれていたように、『ダンス・ダンス・ダンス』であやふやになっているところがかなりはっきりしてきた一方で、
これ単独としても楽しめました。
このシリーズの主人公は(・∀・)ｲｲ!!

2009/10/04

主人公のあのなんともいえない、ふわふわしてる感じが好き。羊が出てくるからといって決してファンタジーな物語とは限らない。

2009/10/04

最初は羊とか恐ろしくファンタジー！って想っていたけれども恐ろしく上手に羊との関連性を描き出していて吃驚した。非凡庸な主人公が非凡庸な出来事に巻き込まれて凡庸な生活に焦がれるところだとか好きだなーって想いました。あと世界の終りとハードボイルドワンダーランドでも想ったけれども主人公はタイムリミットなどが決められても決して急ごうとしなかったりだとかそういうところが好きです。非人間的。

2009/10/04

3部作のラストだそう。3部作ってなんだ？
知らずに一番先に読んでしまった。
しかし、すごい。
登場人物、みんないい。味がある。
耳のきれいな女とか、ジェイとか。
ストーリーもすごくいいよ。
ありえないような設定。でもありうるかも。羊にまつわる謎を解いていくワクワク感と、読後の喪失感のどんでん返し感がよかった。
あたしの好きなワールドだ！！