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羊をめぐる冒険 の商品レビュー

4.2

145件のお客様レビュー

  1. 5つ

    57

  2. 4つ

    48

  3. 3つ

    22

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2009/10/04

『1973年のピンボール』を読んでから読み始めた。『1973の〜』の続編らしい。 村上ワールドはまだ全開ではないけれども、その創造性を引き出す文章には脳を刺激される。 とても理論的とはいえないけれども、その展開は妙に納得がいくのが不思議。 巧い表現が多彩に散らばっているので、読...

『1973年のピンボール』を読んでから読み始めた。『1973の〜』の続編らしい。 村上ワールドはまだ全開ではないけれども、その創造性を引き出す文章には脳を刺激される。 とても理論的とはいえないけれども、その展開は妙に納得がいくのが不思議。 巧い表現が多彩に散らばっているので、読むと文章を書く能力が上がりそう。

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2009/10/04

これはヤバイ。「二時間泣いた」でこっちも泣いた。とにかく読んで絶対損は無いと思います。普通に冒険物として読んでも面白いし、切り替わる場面場面のテンションが一定で読みやすく、やっぱり仄かな鬱蒼を味わえる。ノルウェイとかスプートニクとかより好きかもしれない。鼠も僕も、ほんとかっこいい...

これはヤバイ。「二時間泣いた」でこっちも泣いた。とにかく読んで絶対損は無いと思います。普通に冒険物として読んでも面白いし、切り替わる場面場面のテンションが一定で読みやすく、やっぱり仄かな鬱蒼を味わえる。ノルウェイとかスプートニクとかより好きかもしれない。鼠も僕も、ほんとかっこいいよ!

Posted byブクログ

2009/10/04

初めて読んだ春樹さん。 コレを読んで次の日には他の本を読み、半年で全部読む羽目に; 実は『風の歌を聞け』『1973年のピンボール』の続編なのですが、これだけ単体でも読めないことは無い。 心地よい静けさ・暗さに導いてくれる。 或る意味その後に続く春樹ワールドの原点というか、前...

初めて読んだ春樹さん。 コレを読んで次の日には他の本を読み、半年で全部読む羽目に; 実は『風の歌を聞け』『1973年のピンボール』の続編なのですが、これだけ単体でも読めないことは無い。 心地よい静けさ・暗さに導いてくれる。 或る意味その後に続く春樹ワールドの原点というか、前二つとは違って小説になっている。 何時読んでも何度読んでも身震いします。 My best of ハルキ。

Posted byブクログ

2009/10/04

で耳の美しい不思議な能力をもった彼女はどうなった? ラストで種明かしがされお話の全貌を知るが、一番思ったのはちょっとそれ無理あるわー、だった。 ハルキの妄想についてけへんって、 多くの人は。

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2009/10/04

「古き良き時代の村上春樹」というとなんだか語弊がありそうだけれど、現在とはまた違う村上春樹の魅力の詰まった長編小説。持ち味とも言える構成の巧みさには感服するばかりで、特に第一章の穏やかな描写は何度見ても素晴らしい。三部作(四部作)の三作目にあたる作品ではあるが、単体でも十分に楽し...

「古き良き時代の村上春樹」というとなんだか語弊がありそうだけれど、現在とはまた違う村上春樹の魅力の詰まった長編小説。持ち味とも言える構成の巧みさには感服するばかりで、特に第一章の穏やかな描写は何度見ても素晴らしい。三部作(四部作)の三作目にあたる作品ではあるが、単体でも十分に楽しめる。

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2009/10/04

三部作第三段です。カッコつけ具合がちょうどいいぐらいかなと思いました。相変わらず文章の雰囲気はよいね。一応、「僕」と「鼠」の話に決着がつくわけですが、俺の実力じゃ理解が及ばず…言ってしまえばわかりづらいのよね。しかも長い。必要から長くしてるんだろうけど、俺は長さだけを感じてしまっ...

三部作第三段です。カッコつけ具合がちょうどいいぐらいかなと思いました。相変わらず文章の雰囲気はよいね。一応、「僕」と「鼠」の話に決着がつくわけですが、俺の実力じゃ理解が及ばず…言ってしまえばわかりづらいのよね。しかも長い。必要から長くしてるんだろうけど、俺は長さだけを感じてしまって。まあムラカミさんの話は大体そんな感じですがね。「細長いプラットフォームはそびえ立つ巨大な波にまさにつっこんでいこうとする貧弱なボートだった。」という比喩は、日本だけでなく共感を得た、みたいなことが「日経エンタ!」に書いてありました。

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2010/07/26

初めて読んだ村上春樹の本。 「羊三部作」の最終です。 主人公、鼠、素敵な耳のガールフレンド、羊男… 登場人物がみんな魅力的で、悲しい。 透き通るような寂しさで溢れてます。

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2009/10/04

おもしろかった。 そして最後にちょっと泣いてしまった。 僕と鼠の友情の深さに そしてジェイズバーという場所がまたそれをひきたてていた。

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2009/10/04

村上さんの独特な世界、さすがだなぁという感じ。 村上さんの書く本を読んでいるといつも、その本の書いている場所に行きたくなったり、食べ物を食べたくなったり、飲み物を飲みたくなったりする。 読んでくうちにだんだんと本の中に入り込んでいった。

Posted byブクログ

2009/10/04

村上作品の中でも名作の1つ。鼠、秘書、羊男と僕のやり取りは小説にぐいぐいと引き込まれる。最後の山の上の爆発は、何とも言えない寂しさを覚えた。魅力的な耳を持つ女(キキ)は最も魅力的な登場人物の一人。村上作品には本当に素敵な女性が多い。?

Posted byブクログ