羊をめぐる冒険 の商品レビュー
「青春三部作」最終作。全二作から一転して冒険タッチになっていますが、どんどん引き込まれていくストーリーが秀逸です。
Posted by
これぐらいストーリーがなくっちゃ!すごい耳・耳の威力という着想はすてき。現実なんだか夢物語なんだかあいまいな線がこの人の世界なのね。登場人物の動かし方にも一つのパターンが。「羊」が羊であるのは何故だろう。きつねつきとかじゃなく、なして羊を選んだん?ブラックシープって奴かしら?...
これぐらいストーリーがなくっちゃ!すごい耳・耳の威力という着想はすてき。現実なんだか夢物語なんだかあいまいな線がこの人の世界なのね。登場人物の動かし方にも一つのパターンが。「羊」が羊であるのは何故だろう。きつねつきとかじゃなく、なして羊を選んだん?ブラックシープって奴かしら?'91
Posted by
▼春樹氏を語るうえで、この作品を外すことは絶対不可能。▼禁欲的で静粛な活劇は、読者の時間の流れを確実に変えてしまいます。 ▼三部作(のちに四部作)の一編という位置づけは、たいした意味を持ちません。とにかく、始まりから終わりまで、完璧な小説。
Posted by
村上春樹の作品の中で自分が一番好きな作品。「僕」と「鼠」の三部作の最終章なのだが、切ない最後とストーリー的に大変面白い冒険劇がとても素敵である。大切な何かを思い出させてくれる作品です。
Posted by
『風の歌〜』『1973年〜』の続編。ここから完全にファンタジー。すごい耳を持つ女性と共に、北海道へ。いるかホテル、羊博物館…。主人公の友人『鼠』を探す旅。
Posted by