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ひなた の商品レビュー

3.4

121件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    44

  3. 3つ

    48

  4. 2つ

    10

  5. 1つ

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2013/09/19

何気ない日常の生活のなかで人それぞれが内に秘めたものを活字にする様が流石です!誰しもが人には言えない秘密を持ち、悩みながら生活をしているのかと思いました。んーっ、何とも言えない心の揺さぶりを受けた一作でした。

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2013/05/11

兄弟とその妻、彼女の4人の話。 関係は近いけど、互いに言えない思いを抱いて日々は積み重なっていく。それぞれの視点での描写や会話は面白かった。 最後ふわっと終わった感じ。 タイトルはどこから来たの?

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2013/03/20

ずっとあたりまえだと思っていたことに疑問を感じた瞬間の不安。四人の主人公たちの人生にふりかかる転機と心の動き。 もうすこし、四人のストーリーがどこかで何かつながると期待していたが、そうではなかった。

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2013/03/09

みんな自分のポジションを家庭や仕事に求めて行動していると気づかされる。オチはないけど、他人のわからない部分を読み解かれたようでスッとするような話。

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2013/02/27

男女4人のそれぞれの目からみた”生活”。たんたんと日常を切り取る吉田修一はすごいなあと思う。この人の本は大体があまり”救い”とかないのだけど、いつも圧倒的にリアルに書かれていて、胸に残る。たんたんと生活が続いていくんかなぁ。

Posted byブクログ

2013/01/27

曖昧、微妙。本当にそれで良いのかという人間の弱さやズルさが色々な部分で噴出している物語。読み終わっても、すっきりはしません。

Posted byブクログ

2013/01/17

一見、幸せそうな家族がほんまは色々あるんやでて実感させられる。 身内でも表面的には円滑に見えるけど、水下では足をばたつかせるおもう。

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2013/01/16

吉田修一さんが描く4人視点の物語は、 ラストに向かって何か起きそうな雰囲気が とてもドキドキ感をそそるのです。

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2012/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み終わってもぱっと感想が書けなかったので他の人のレビューを読みました。 その方々の言葉を借りながらの感想です。 一般的なごく普通の幸せ家族の中にあるねじれ。 例え家族でもパートナーでも、知らせきれない過去があり今がある。 暗い裏の部分もあるけれど、矛盾していない人間こそ矛盾しているという気がしてくる。人間の心のとても深い、自分でも意識していないところを突いてくるのが吉田修一の作品だなぁと思う。

Posted byブクログ

2012/09/29

兄夫婦と弟カップル四人の春夏秋冬。それぞれが自分の居場所を探し迷いながら生きてます。両親二人のエピソードもあったらもっと視点が広がって面白かった気もするなぁ。 女性は女性で、仕事と家庭の両立に悩んだり、誰かの妻/誰かの母でしかないことの空虚さに苦しんだり。その一方で男性も、会...

兄夫婦と弟カップル四人の春夏秋冬。それぞれが自分の居場所を探し迷いながら生きてます。両親二人のエピソードもあったらもっと視点が広がって面白かった気もするなぁ。 女性は女性で、仕事と家庭の両立に悩んだり、誰かの妻/誰かの母でしかないことの空虚さに苦しんだり。その一方で男性も、会社という肩書がなくなった時点で自分の居場所やそれまでの人間関係を失ってしまう孤独と戦う。 ありのままの自分を好きでいてくれる存在を、何のしがらみも損得もなく続く友情を、なんの理由も必要とせず認めてくれる家族を大切にしようと思う。

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