ひなた の商品レビュー
吉田さんの本は【横道世之介】に続いて2冊目。 【横道世之介】がとっても面白くて(ちなみに☆5つつけてます)、他の本も読んでみたいと思っていました。 4人の男女の四季を描いているのですが、この本、じんわりと良い感じです。 迷ったり、傷ついたりしつつ、しあわせって手を伸ばせばそこにあ...
吉田さんの本は【横道世之介】に続いて2冊目。 【横道世之介】がとっても面白くて(ちなみに☆5つつけてます)、他の本も読んでみたいと思っていました。 4人の男女の四季を描いているのですが、この本、じんわりと良い感じです。 迷ったり、傷ついたりしつつ、しあわせって手を伸ばせばそこにあるのよね…
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本当は自分に自信が無いし、今の生活に、将来に、漠然とした不安を抱えている。でも誰だってそうだし、それでいいんだよ。 ということだと思う。 静かで、眈々としていて、読んでいて妙に落ち着く本だった。
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人物の描き方に特徴があり、すぐに引き込まれて楽しんだが、一週間ぐらいたつと何の話だったっけ?と、すっかり忘れている始末…そういう点であまり人にはオススメできない。 人にはそれぞれ秘密?影?…言葉にすると軽いけど、何らかの苦しみがあり、それを他者と共有することは決してできない。 ...
人物の描き方に特徴があり、すぐに引き込まれて楽しんだが、一週間ぐらいたつと何の話だったっけ?と、すっかり忘れている始末…そういう点であまり人にはオススメできない。 人にはそれぞれ秘密?影?…言葉にすると軽いけど、何らかの苦しみがあり、それを他者と共有することは決してできない。 でもくさらず、絶望せず、淡々と生きていく。ひなたに向かって。
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平平凡凡な日常かもしれないけれど、それぞれに事情を抱えて生きている4人の話。面白かった。特に長男のお嫁さんと心情が被った気がする。
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祝日の昼に読了。 前半では予想していなかった後半の展開にびっくり。 『幸せ』ってなんだろう。 考えると不安になるけれどそれを探しながら生きることこそ人生であると、丸くおさめてみる。 この作品は後からじわじわ来そう。
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人の心って不思議なもので、みんなそれぞれ何かを抱えて生きている。それは、倫理的に間違ったものだとしても、なかなか捨てられないのが人間なのだ。そんな弱さを目の前にして、不安になりながら、その不安に気付かないように生きていく。自分だけじゃなくて、みんなそうなんじゃないだろうか。何かを...
人の心って不思議なもので、みんなそれぞれ何かを抱えて生きている。それは、倫理的に間違ったものだとしても、なかなか捨てられないのが人間なのだ。そんな弱さを目の前にして、不安になりながら、その不安に気付かないように生きていく。自分だけじゃなくて、みんなそうなんじゃないだろうか。何かを抱えて生きることは辛いし、苦しいけど、人生ってそんなもんじゃないだろうか。
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この何でもない日常の描写と、特に結論を押し付けるわけでもない緩い終わり方が、読んでいて心地よい。 好みです。
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男女4人のそれぞれの視点からの春夏秋冬。それぞれが秘密やジレンマなど様々な問題を抱えながら生きる。最後もあっけなく終わり、それでも人は生きて行くとい物語。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読了感はそんなに悪くはないのだが、 だから結局どうなったの?という気持ちにもなった。 結末、というものはないのかな(´ ` ) 読みやすさは良かったと思う。
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著者が悪いわけではないけど帯の感想が中身と合ってない気がする。ありふれた話ではないと思う。恵まれたってのはまあ合ってるかなー。5年くらい前に書かれてるけどもっと前の時代設定な気がする、今これ読むとちょっといらっとする。
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