ポジショニング戦略 の商品レビュー
ずっと積読だったマーケティングの古典。理論書のようなタイトルだが実はエッセイ風で読みやすい。「他社が確立したポジションは迂回せよ」と言うのは、なるほどと言う感じ。
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成功企業例としてマイコン時代のIBMが出てくるのがなんとも時代を感じさせる。MicrosoftもAppleも全く出てこない。そういえば数年前に出た三品さんの本でも成功例がDELLだった。数年後にはAppleも例に挙げられなくなるのかな。 情報過多の時代→シンプルなメッセージにし...
成功企業例としてマイコン時代のIBMが出てくるのがなんとも時代を感じさせる。MicrosoftもAppleも全く出てこない。そういえば数年前に出た三品さんの本でも成功例がDELLだった。数年後にはAppleも例に挙げられなくなるのかな。 情報過多の時代→シンプルなメッセージにしなければ認識されない (大卒レベルの語彙よりも売っているものの種類のほうが多いくらい) ターゲットを絞り込み、細分化すること 万人受けを狙わないこと 消費者の頭の中にすでにあるイメージを操作し、それを商品に結びつけること 車=馬なし馬車
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話はアメリカの事ですが参考になり部分が多い一冊、特に価格設定の高価格、標準価格、低価格は勉強になった。
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おもしろかった。 考え方はシンプル。 自分たちの商品が「消費者の頭の中」の「商品のはしご」のどこ(ポジション)に入るのか?
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STPのうち、最もつかみにくいポジショニングについて書かれた教科書。理論本の中では名著。目から鱗。たぶんあと50回は読み返す。
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ポジショニング戦略は,自社の商品や他社の商品が消費者の頭の中でどのようにイメージされているかを把握し,消費者の頭の中にあるイメージを操作し,自社の商品に良好なイメージを植えつけること. 商品,会社,国などそれぞれがシンプルで確固としたイメージを確立しなければならない.立ち位置...
ポジショニング戦略は,自社の商品や他社の商品が消費者の頭の中でどのようにイメージされているかを把握し,消費者の頭の中にあるイメージを操作し,自社の商品に良好なイメージを植えつけること. 商品,会社,国などそれぞれがシンプルで確固としたイメージを確立しなければならない.立ち位置をハッキリさせなければ. ・ポジショニングとは「消費者の頭の中にあるイメージを操作し,それを商品に結びつけること」 ・ポジショニング戦略は明白な事実をしっかり認識すること.「商品」ではなく「消費者の頭の中」を見つめること. ・ポジショニング戦略とはわかりきったことを探し出すこと. ・ポジショニングの過程では消費者の持っているイメージを把握する必要がある.自社だけでなく,ライバルの商品やサービスが消費者の頭の中でどのようなポジションを気づいている調べる必要がある. ・パワーの源は商品.企業ではない.商品の力は消費者の頭の中の確立したポジションから始まる. ・P&Gはひとつひとつのブランドが消費者の頭の中に確固としたポジションを築いている.
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
価格、性別、サイズ、ヘビーユーザー向けETC 最初にやってみるべきことは(ライバルの商品やサービスに関しても)人々の頭の中にどのようなイメージがあるのか。 「こんだけ素晴らしいんです!!」ではなくて、人々が抱いているイメージを活用して、独自のポジションを築いていく
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ポジショニングってこういうことだったのか!と。 性能とか4Pとかも重要だけどもあくまで購買者の頭の中にわかりやすくポジショニングできないと意味ないよという話。 1970年くらいに提唱されたのに「消費者は情報の波の中で混乱している」とか今よんでも遜色ないのがすごいですね。
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ポジショニングとは? つまり、メーカー側でなく消費者側に立ち、徹底的に考えぬこう、という考え。原理はすごくシンプルなんだけれど、実行に移すのはとても難しい。たくさんの企業がマーケティングを実践していても、ポジショニングを誤ってしまうという。 簡単そうに見えるからこそ、なかなか...
ポジショニングとは? つまり、メーカー側でなく消費者側に立ち、徹底的に考えぬこう、という考え。原理はすごくシンプルなんだけれど、実行に移すのはとても難しい。たくさんの企業がマーケティングを実践していても、ポジショニングを誤ってしまうという。 簡単そうに見えるからこそ、なかなか実践できないってわかるような気がする。原則はいつも、シンプルなんだろうな。
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事例を元にわかりやすく解説していて、頭で咀嚼し易い。 消費者の頭の中でいかに商品(自分であってもよい)をポジショニングさせるか。 消費者の頭の中(外から内)を意識することを最初から最後まで説いている。 -----以下、メモ----- コミュニケーションが重要。 長所を伝えるに...
事例を元にわかりやすく解説していて、頭で咀嚼し易い。 消費者の頭の中でいかに商品(自分であってもよい)をポジショニングさせるか。 消費者の頭の中(外から内)を意識することを最初から最後まで説いている。 -----以下、メモ----- コミュニケーションが重要。 長所を伝えるには、ものごとを「反対から」みる習慣。消費者の頭の中に求める。人々がメッセージを「どう」受け取るか。 消費者の頭の中で最初であること。 後発の場合:「穴を探す」 サイズ、価格、性別、年齢、時間帯etc, 消費者ニーズの大切さ。 「社会が定める」ルールに従う。 ポジショニングは長期計画。 ●ネーミング 頭脳は聴覚に反応する (ラジオ広告のつもりで作れば、印刷されたメッセージはもっとよく「人の耳に届く」) 消費者の頭の中の隙間(ニッチ)に絶妙な位置を占める。 市場のシェアより消費者の頭の中のシェア サベナの事例 うまくポジショニングできても大々的に展開されなかった。 →戦略変更で終了。 「ポジショニング戦略が成功するためには、長期的かつ大規模な尽力が欠かせない。」 毎年同じテーマを繰り返す勇気も大事。
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