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勝間式「利益の方程式」 の商品レビュー

3.8

105件のお客様レビュー

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    24

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2010/04/16

08095 すごく良かった。 実際に利益を考えている人や、これから新規ビジネスを立ち上げようとしている人にとってはわかりやすく、使える1冊となるだろう。 これからは、売上よりも利益を重視する時代が来るだろうという前提で書かれている。 経済が右肩上がりの時代であれば、売上の...

08095 すごく良かった。 実際に利益を考えている人や、これから新規ビジネスを立ち上げようとしている人にとってはわかりやすく、使える1冊となるだろう。 これからは、売上よりも利益を重視する時代が来るだろうという前提で書かれている。 経済が右肩上がりの時代であれば、売上の増加=利益の増加となっていた。 しかし、今は売上増加=利益の増加とはなっていない。 そうなってからずいぶんと時間が経っているのだが、これまでの考え方に引きずられていたこと、利益重視のオペレーション方法や評価方法などが確立されておらず、実践されていなかった。 また、固変分析(固定費と変動費を用いての分析)は、立場によって固定費、変動費は変わってしまうことから、恣意が入ること、分かりにくいことから使いにくい。 そこで、著者は新しい利益の方程式を編み出した。 「利益=(顧客当たり単価-顧客当たり獲得コスト-顧客当たり原価)×顧客数」 当たり前っちゃ当たり前だけど、この当たり前を考え出すのが難しかったりする。 単価-コストではなく、顧客獲得コストが入っているのもいい。 当然、単価は上げて、獲得コストと原価は下げる。最後に顧客数を出来るだけ伸ばせば利益は増える。 それぞれの方法についてじっくりと解説してある上に、「仮説→実行→検証」の方法まで書かれている。 ・顧客単価が利益に最も影響する ・顧客単価と潜在顧客数は相反する ・顧客が増えるほど、平均顧客単価は下がっていく ・顧客の持つニーズ、とくにコンプレックスの大きさに応じて顧客単価は決まる ・プライシングとは、顧客が気持ちよくお金を支払ってしまう仕組みのことである 細かいことは、ぜひ本を読んで欲しい。

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2010/04/12

小売業をやっている者の頭の中を、文章で整理してくれた本。大変わかりやすい本。 目次に目を通した後、第8章から読むのがおススメ。8章に本書の概要が書かれているから。不明点があったら前に戻って読みなおすと良いと思います。

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2010/04/02

最近の勝間さんの自己啓発本とは一味違う、経営書。 内容は、マーケティング×管理会計、といった感じで、読者のターゲット層は経営者やこれから起業しようとしている人?? なかなか一般の社員では、この本を読んで実践できることは少ないだろうと思いました。 「決算書の暗号を解け!」が...

最近の勝間さんの自己啓発本とは一味違う、経営書。 内容は、マーケティング×管理会計、といった感じで、読者のターゲット層は経営者やこれから起業しようとしている人?? なかなか一般の社員では、この本を読んで実践できることは少ないだろうと思いました。 「決算書の暗号を解け!」が会計士目線+アナリスト目線だとしたら、この本は、コンサルタント目線。 マーケティングをきちんと勉強したことがなかったので、どの論点も非常に新鮮でした。 将来起業するときのためにもう一度読み直そうと思います。

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2010/03/24

だいぶ前に読んだのでうろ覚えになりかけている。利益を出すためにとにかく値引きはしてはいけないことを強く認識した記憶。

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2009/12/26

売上げよりも利益を意識してビジネスをする必要がある、と前置きした上で、勝間式「万能利益の方程式」 利益=(顧客当単価-顧客当獲得コスト-顧客当原価)×顧客数 を掲げて、方程式中の各要素ごとにどうやって改善していくのか、ということを説明しています。その構成はMECEのお手本...

売上げよりも利益を意識してビジネスをする必要がある、と前置きした上で、勝間式「万能利益の方程式」 利益=(顧客当単価-顧客当獲得コスト-顧客当原価)×顧客数 を掲げて、方程式中の各要素ごとにどうやって改善していくのか、ということを説明しています。その構成はMECEのお手本です。 さすがベストセラー作家、わかりやすいです。

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2009/12/15

酒井 穣さんの「 あたらしい戦略の教科書」 で、この本が紹介されていたので読んでみた。 売上至上主義の日本人。 しかし、これからの経済環境下では、売上ではなく利益を出すことを意識していく必要に迫られる。 では、どうやって利益を「意識」して、実際に利益をあげていくのか? 典型的...

酒井 穣さんの「 あたらしい戦略の教科書」 で、この本が紹介されていたので読んでみた。 売上至上主義の日本人。 しかし、これからの経済環境下では、売上ではなく利益を出すことを意識していく必要に迫られる。 では、どうやって利益を「意識」して、実際に利益をあげていくのか? 典型的なのは、固定費と変動費を分解して損益分岐点を出す方法があるけど、実際には使いにくい部分がある。 ・・・そこで登場するのが、勝間式「万能利益の方程式」。 これは、利益を下記の4要素に分解して、各要素間のバランスを取りながら最終的な利益を高めていく方法だ。 利益= (顧客あたり単価ー顧客あたり獲得コストー顧客あたり原価)×顧客数 式だけ見ると、著者お得意の会計系のお話かと思うけど、実際には、本著は、販売(セールス)・マーケティングにカテゴリされる本だ。 会計から派生しているんだろうけど、著者はこういうエリアも得意だったのか、とちょっと意外だった。 こういう内容を高校生か大学生あたりで教えてくれるといいんだけどなぁ。 (私も習いたかった) 今後はそういう塾や学校も出てくるも。 【読書メモ:本文から引用させていただいています】 ・ 多くの企業が利益をだせているのは、「他社が追いつくまでの時間の余裕を生かしているだけ」 ・ 新興企業の中で、伸びる企業を見極めるには、その会社がどのくらい原価に気を遣っているのかをチェックしていた。原価管理をしっかりと行うことができている会社は業績の当たりはずれが少ない。 ・ コンプレックス市場:ここには、顧客が高い価値を感じ、場合によっては全財産を投げ出しても構わないという予算枠を用意するため、高い単価を得ることができる。薄毛、肥満、英語、出世、恋人探し、金儲け、子どもへの教育など。 ・ 本来、ロイヤリティが低く、顧客単価の高い顧客を大事にしなくてはならないが、ロイヤリティが高く、顧客単価が低い顧客を大事にしてしまいがち。 ・ 食べ物やさんの食材コストは通常、廃棄込みで、売価の35-45%の範囲に設定されることが多い。それ以上に安くすると、顧客が味の違いを感じ取って他店に流れてしまうから。 ・ とくにベンチャー企業に多いが、ちょっとした経費についてはすごくケチなのに、事業拡大に伴って意外と適当な面接で新しい社員をどんどん雇う経営者がいる。その費用は、アウトソースやITなど、本当に変動費化できないのか、少なくともビジネスモデルが固まるまでは慎重に対応すべき。(→ あるある・・・ )

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2009/12/13

抜群に面白いです。 今年(今年度)いろいろな本を読んで、たぶん100冊以上は読みましたが、 5本の指に入るくらい面白い本です。 内容は経済的な話で、企業が利益をあげるためには どうしたらいいのかということが書いてあります。 自分も別に経営者でもマネージャーでもありませんが、 ...

抜群に面白いです。 今年(今年度)いろいろな本を読んで、たぶん100冊以上は読みましたが、 5本の指に入るくらい面白い本です。 内容は経済的な話で、企業が利益をあげるためには どうしたらいいのかということが書いてあります。 自分も別に経営者でもマネージャーでもありませんが、 こうやって自分の会社も儲けているのか、と知るだけでも とてもためになると思います。 実際に企業で働いていない人には実感わきにくいかもしれませんが それでも読んでみると発見があると思います。 最後の内容は何も書かない予定でしたが、 今不況で会社はこういうことをしているのかと知ることができ、 同時に確かにこういう人が多いな、と感じた一文を 書いておきたいと思います。 【内容】 ~人を雇って余剰人員が出たりするとやっかいなことに、多くの人は暇だと耐えられないので、顧客の価値にならない仕事を勝手に自己増殖的に作っていってしまうのです。 ~したがって、原価管理の中で最もきくものを1つだけあげろと言われたら、 『なるべく人を少なくすること』 に尽きると思います。 ~人はやや少なめくらいの方が、一人ひとりがストレッチするし、 能力も伸びやすいのです。

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2009/10/10

勝間さんの本の中で最高傑作の部類に入ると思う。 分かりやすい。腹に落ちる。 商品開発をしている人は読むべき。

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2009/10/09

タイトルの方程式は 利益=(顧客当たり単価-顧客当たり獲得コスト-顧客当たり原価)*顧客数 利益を因数分解して解説していてわかりやすかった。

Posted byブクログ

2009/10/04

会計とマーケティングについて身近な例を挙げて説明してくれています。 この本だけで利益を得る為のノウハウが詰まっている訳ではないですが 利益やマーケティングについて考えたり、情報収集するためのきっかけになる本です。 読みやすくてなかなかよいですよ。

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