「自分」から自由になる沈黙入門 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
事実と著者の感想の切り分けをこころがけて読んだ。 P12 ケチつけ裏メッセージ。 身内に話しの最後にケチをつける人がいる。 なんで話を台無しにするんだろうと思っていて、話が残念い感じられる。本人にそれを指摘しても改善しない。私を不快にさせ、貶めようとしているのかと穿った考えを持つこともある。 ここでは「最後に本人が意識るとせざるとにかかわらず周りが興ざめする、周りに嫌がられる、のは自然な成り行きと申せませう」と書かれてあった。 なぜケチをつけるのかも書かれており、私にはない視点だったので、へーそんな考えもあるのかと。 ケチをつけたくなる心理を仏教的に見ていると、「これにケチをつけられる私のセンスは、すぐれているのヨ」という裏メッセージになる。直接自慢するのではなく、他のものにケチをつけてこっそり自慢している。イヤラシイ。とあった。 ケチをつけるのは、つける対象にどっぷり依存している。悪口を言うことで精神的に優位に立とうとする。矮小なプライドを守ろうとする。周りの人からはチンケな人間として印象づけ人から敬遠される。 ケチをつけたくなった時は、怒りと欲の毒をはッしている自分の見にくい姿を思い浮かべる。結果として、自らの雰囲気が穏やかで気品のようなものが漂う。
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感想 我を薄める。普通にしなくちゃ。人に合わせなきゃ。そんな思いもない。あるがままを受け入れる。欲望も不安も心が動くから。静かにする。
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自分を客観視して、辛いことを細かく細分化して見ることで、大丈夫と思えるようになる。 自分を薄める生き方!なんと粋で格好いい生き方なんでしょう。
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現代の様に自己が尊重され出した時代に読むべき一書。 自己の誇示は不徳であり、御することの美徳を仏教の観点から書かれている。 ただ、それが全てではないと言うことも教えてくれる。「来るもの拒まず去るもの追わず」精神ですべてを肯定する姿勢も見られる。 我々が思っているより世界は私...
現代の様に自己が尊重され出した時代に読むべき一書。 自己の誇示は不徳であり、御することの美徳を仏教の観点から書かれている。 ただ、それが全てではないと言うことも教えてくれる。「来るもの拒まず去るもの追わず」精神ですべてを肯定する姿勢も見られる。 我々が思っているより世界は私達に適応している。それを感じるための方法が書かれており、雑念を省き、本質の見方を教えてくれる一書です。ぜひ。
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⚪︎呼吸瞑想(出入息念) 呼吸に意識を集中する。 ⚪︎身随念(身体感覚の観察) カラダの感覚へ意識を集中する。 ⚪︎受随念(キモチの観察) 感情(キモチ)に意識を集中する。 静かに、上品に、優美なる沈黙を
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「しゃべること=自意識過剰=欲」という図式が成り立つことがわかった。現代風にアレンジしたお釈迦様の教えをわかりやすく解説することへの照れがこの本の文体になっているのかなぁ。わたしはあまり気になりませんでしたが、抵抗のある人もいるかもしれません。
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妙な言葉遣いと文体とで「自分は他の人とは違うことを書いてるんだよ!」という「自分」をアピールしようとする醜悪さが強すぎて、内容が頭に入ってこない。 「自分、自分」は周りからはどう見えるかということを実践している点ではよいと思うが、とにかく僕には合わない。気持ち悪い。
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いまここに。 表現方法が昔風でよみづらく少し理解に苦しんだ。というじぶん。 なかなか自分の感覚に集中、マインドフルネスにと同じだけどとてもためになった。
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ヨクボー、イライラ、マヨイの三つの毒を取り除き、ジブンジブンと言いたくなる自分濃度を薄めることで、フシアワセから解放されるための心の練習の方法。著者は東大卒の僧侶。古語めいたおどけた語り口とほのぼのとしたイラストで、構えずに読める。成程と思うことばかり。例えば、酷い仕打ちをしてき...
ヨクボー、イライラ、マヨイの三つの毒を取り除き、ジブンジブンと言いたくなる自分濃度を薄めることで、フシアワセから解放されるための心の練習の方法。著者は東大卒の僧侶。古語めいたおどけた語り口とほのぼのとしたイラストで、構えずに読める。成程と思うことばかり。例えば、酷い仕打ちをしてきた相手を心から許す方法、不快な感情から解放されるための方法など、こういう考え方をすればよいのかと目から鱗。すごい。「毒」が侵食してくる都度、読み返して実践すれば、よい解毒剤になりそう。
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