「自分」から自由になる沈黙入門 の商品レビュー
我の強さが、時には面白いことを引き起こす場合だってある。それに我の強さがなければ、この世は無味乾燥。 でも人と人との関係上では、我を取り除いた付き合いができれば肩の重みもストレスもなくなるんだろう。 瞑想することは大切だと思った。
Posted by
お坊さんによる易しく今どきの説法。ジブンを語ることはすべからく他人からはどうでもよいことであるから、自分濃度を薄くして他人と上手く関わろうということが記されている。「自分濃度を薄く」という表現の仕方は「自己主張をしない」とよく似た意味合いだが、なぜか新鮮だ。ちょっと声高に話をした...
お坊さんによる易しく今どきの説法。ジブンを語ることはすべからく他人からはどうでもよいことであるから、自分濃度を薄くして他人と上手く関わろうということが記されている。「自分濃度を薄く」という表現の仕方は「自己主張をしない」とよく似た意味合いだが、なぜか新鮮だ。ちょっと声高に話をした自分に「おっ今の話は自分濃度が高かったなと」自分を戒めるのにお手軽に使えそうである。『美味しいお菓子を作るのにジブンなんてうアクの強い成分は小さじ1杯で十分であります』いう一文にひどく共感した。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
仏教の考え方をわかりやすく現代の生活に当てはめて解説してくれている。わかりやすいけど実践するのはほぼ無理だな、と思った。 特に最後の方、感覚を研ぎ澄ます訓練は日常生活にはなかなか落とし込めなさそう。 古文のような文章の書き方には馴染めなかった。ロックオンという表現もいまいちピンとこず。 迷う、ということはどちらでもいいということ、という考え方は納得。「どちらでもいい/どうでもいい」と唱えることは役に立ちそう。
Posted by
ゆるいイラストと絶妙なカタカナ使い(ヨクボーとかイライラとか)、ときどき現れる古文のような文体(候。おきませう。思ふ。など)。これが、この本にスッと入れる要素だった。 元の上司から譲ってもらった本。この上司さんに対するいろんな評価を耳にしているけど、この本を手に取る人だから心根...
ゆるいイラストと絶妙なカタカナ使い(ヨクボーとかイライラとか)、ときどき現れる古文のような文体(候。おきませう。思ふ。など)。これが、この本にスッと入れる要素だった。 元の上司から譲ってもらった本。この上司さんに対するいろんな評価を耳にしているけど、この本を手に取る人だから心根はとても良い人だと思っている。
Posted by
何人かのレビューにあったけど、文語体の文章は最初読みにくかったけど、逆に 「ゆっくりと文章をよむ」 という意味ではこれが正確だと思う。 実践へんもあり、久しぶりに趣味の領域ではない本を買いたくなった
Posted by
坊さんが書いたからか、耳が痛いというか 今の自分と正反対のススメって感じで 斬新だけど、実行するには・・・・・・ ただ、こういった考え方も重要で 反省させられることが多い一冊でした。
Posted by
あ~わかる、わかるわ~! そうそう、為になるんよー! ってふノリでさらりと読める仏教エッセイ(と云うカテゴリでいいのかしら。) 口語体と云うか、独特な語り口調が 非常に読み辛かった…
Posted by
はじめて読んだ小池龍之介氏の著書です。 何かと効率に追われる現代人にとって大変有用な本だと思います。 スローに今を確かめながら生きていく・・・ 良いですね。 天皇陛下の話はゆっくりなので、私を感じさせないというのはなるほどと思いました。
Posted by
ん?これ、読んだ。前にも読んだよな…と思いつつ一気読み。 本棚に登録されてなかったので、今度こそ登録。 ケチつける人、私も嫌~い!! そのメカニズムが解ると、いろいろ納得する。 なんだろ。照れ臭くて、この言葉遣いなのか?? いや。いや。ケチつけちゃいかん!!
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まさか『さよなら絶望先生』の話題が出てくるとは思わなかったが、幅広く何でも読んでる人なんだなと思ってそういうところにも興味がわく。 人に対する「期待感」をどう薄めていくか、という話が一番参考になったかもしれない。
Posted by