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ウェブ時代をゆく の商品レビュー

4.2

180件のお客様レビュー

  1. 5つ

    73

  2. 4つ

    59

  3. 3つ

    34

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    1

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2020/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

すごく面白い。 高校1年の娘が、高校から進路…大学選択、職業選択の参考にと紹介されていた本の一冊。 「好き」を見つけて育てるための思考法… 「ロールモデル思考法」 「好きなこと」「向いたこと」は何か漠然と自分に向けて問い続けても、すぐに煮詰まってしまう。その答えを外界に求める。 直感を信じて、外界の膨大な情報に身をさらし、「ロールモデル(お手本)」を選び続ける。「ある人の生き方のある部分」「ある仕事に流れるこんな時間」「誰かの時間の使い方」「誰かの生活の場面」など、人生のありとあらゆる局面に関するたくさんの情報から、自分と波長の合うロールモデルを丁寧に収集するのである。 自分の内から湧き出てくる何かが具体的に見えずとも、「ある対象に惹かれた」という直感にこだわり、なぜ自分がその対象に惹かれたのかを考え続ける。たくさんのロールモデルを発見することで、自分の志向性について外側の世界からはっきりとした形で顕われてくる。     ↓ 「生きるために水を飲むような読書」 「読書」は、「自分の志向性の発見」のための道具 「ブログ」を書く 「ネット上で面白かったサイトにリンクを張りつつ感想を書く」 人や本やニュースなどの情報との出会いの中で感じる「面白かった」という直感 「自分と波長の合う信号を探す」 ブログで記録し続けることは、ロールモデルの引き出しを増やしていく。 「人を褒める能力」=「ある対象の良いところを探す能力」 批判ばかりをすると、思考回路がネガティブになり、自己評価も低くなる。けなす対象は自分にとっての雑音。それにかかわり粗探ししている時間はもったいない。 上記に部分に、すごく共感した。 最近、読書本を読むと、一度の読書で内容を頭に入れるために、ラインを引いたり、メモしたりという方法の本を何冊か読んだが、ピンとこなかった。同じ本を読んでも、人それぞれ、引っかかるところが違う。自分発見のために読書している。本で読んで、「そうそう、そうだよね~」と思うと嬉しくなる。まさに、「生きるために水を飲むような読書」を私はしているのだと思った。

Posted byブクログ

2013/08/11

800字の中でレビューを書くのが難しい本である。 なので、思いつく事を箇条書きにすると・・・ �本書は、良書である。20代後半から30代で出会うといい。きっと何らかの人生や仕事に対する示唆を与えてくれる。(現代におけるスペシャリストとゼネラリストの岐路までとその後の生き方に自信...

800字の中でレビューを書くのが難しい本である。 なので、思いつく事を箇条書きにすると・・・ �本書は、良書である。20代後半から30代で出会うといい。きっと何らかの人生や仕事に対する示唆を与えてくれる。(現代におけるスペシャリストとゼネラリストの岐路までとその後の生き方に自信を与えてくれるハズ) �梅田流「知的生産のすすめ」は、「群集の叡智」への参加と関わりは、主体性と開放性を基本としているので他人事とするか自分事とするかにより自分の成長が規定されるという点が極めて明快である。 �これからの社会を情報共有を前提とした社会と規定することでナリッジマネジメントの手法論と決別した。ネット社会の向こう側に情報蓄積することを強く勧めることにより「群集の叡智」の円滑な推進を意図した。 �ヒトの善性にたって、ネット社会を論じている。(ポジティブなのがいい) きっと、まだまだ読み込めばあるハズであるが思いつくままでも以上の如しである。 実は、「古い職業」に属する40代も読むといいと思った。 きっと力が出る。

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2013/06/25

同著者の「ウェブ進化論」の続編だが、内容はどのように働き、生きるかというテーマ。 これから就職を向かえる学生などに読んでもらいたい内容である。 好きなことがあればそこに特化して生きていけるのがウェブ時代とある。 だが、何が好きか分からない人はどうすれば良いのだろうか?

Posted byブクログ

2013/03/06

これを読んでウェブリテラシーの無さを痛感しました。 「知の高速道路」 ネット上にできた学習の高速道路で、現実世界の物理的な壁は取り払われ、対象をどれだけ好きか、どれだけ没頭できるかがという競争原理が生まれた。 これが当たり前になっていくと、教育のあり方が変わり、学歴社会に代わ...

これを読んでウェブリテラシーの無さを痛感しました。 「知の高速道路」 ネット上にできた学習の高速道路で、現実世界の物理的な壁は取り払われ、対象をどれだけ好きか、どれだけ没頭できるかがという競争原理が生まれた。 これが当たり前になっていくと、教育のあり方が変わり、学歴社会に代わる何かが生まれるかもしれない。 江戸時代から明治時代に過渡期と同じような変革の真っただ中にいるのかと認識させられた。 「手ぶらの知的生産」は本紙の中で一番ためになる、現代版知的生産の方法ともいうべき感じです。iTunes U、今までの書籍の電子化など、さらに知の高速道路が整備されることも再認識しました。 情報共有化による小組織と大組織のあり方にはじまる組織論や筆者の仕事論などなど、興味深くよめました。 一部のコード屋からはバッシングを受けている著者ではありますが、この人の主張は好感をもてます。 ウェブ進化論は読んでません。本来ならそれを先に読む必要がありますが。 斉藤孝の「日本を教育した人々」、梅田望夫の「ウェブ時代をゆく」の2冊を読んだので、次は 斉藤孝・梅田望夫 「私塾のすすめ」(これが読みたかった。でもその前に、二人の前作を読む必要があると思ったので)

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2013/04/05

梅田望夫氏は、思いのきりをこの本に注ぎ込んでいる その魂に触れるところが おおくあった。 『中途半端』でない熱をかんじる。 『好きを貫く』ということの 醍醐味を みずからの体験を通して、分析し、より前に進もうとしている。 『ウェブ進化論』の中では、ウェブが如何に進化しているのか...

梅田望夫氏は、思いのきりをこの本に注ぎ込んでいる その魂に触れるところが おおくあった。 『中途半端』でない熱をかんじる。 『好きを貫く』ということの 醍醐味を みずからの体験を通して、分析し、より前に進もうとしている。 『ウェブ進化論』の中では、ウェブが如何に進化しているのかということに 深く、理解できたのであるが・・ 今回は 『梅田望夫進化論』のような激しさがあった。 ウェブ進化論のウェブ上での反響をすべて読み・・・ それに対して、自分なりの考察をして、 より前に進もうとしている 積極性が、なによりも尊い。 若い人のためだけではない 強烈なメッセージ・・・ 私にとって、『好きを貫く』を再度深く考えさせられた。 『たいしたことのない自分だから』書いた という告白は、梅田氏だからできるのだろう。 「新しい職業」と「古い職業」 「高く険しい道」と「けものみち」 が、新しいコンセプト。 新しい職業は 古い職業のように評価ができないが 古い職業の中にあるがんじがらめのルールがない。 それを、『けものみち』を歩く中で、 新しい職業を探していく・・・ その中に、ロールモデル思考法を取り入れていく。 新しいことをやるには・・・ 『やめることを決める』ことから、はじまる。 梅田氏はいう 『無限の情報と対峙するには、直感に頼るしかない。』

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2013/01/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ウェブによって引き起こされる社会環境の変化、この大きな変化の時代(明治維新に当たる節目)に生きる中、この新しい変化をチャンスとして捉えるためにはーーー。ウェブ時代に求められる強さとその心構えを説く、仕事論・人生論。 この変化の潮流にただ飲まれるのではなく、積極性と創造性をもって自らの道を切り拓いていきたいと思った。

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2012/09/30

「ウェブ進化論」の続編的な位置づけかと思いきや、 かなり生き方論というか、啓蒙書に近づいています。 正直、インパクトに関してはウェブ進化論にかなり劣る。 (いっぱい線引くつもりだったけど、そんなに引くとこなかった…) 時間がある人は読んでおけばいい感じ。 結局言いた...

「ウェブ進化論」の続編的な位置づけかと思いきや、 かなり生き方論というか、啓蒙書に近づいています。 正直、インパクトに関してはウェブ進化論にかなり劣る。 (いっぱい線引くつもりだったけど、そんなに引くとこなかった…) 時間がある人は読んでおけばいい感じ。 結局言いたいことは 「好きなことを見つけ、それに没頭すれば成功できる。もちろん好きなことを見つけるのは容易ではない。そのためにはロールモデル(目標になる人物)を見つけよう。そして好きなことを見つけたときにに具現化できるよう、最低限のITリテラシーを身に付けておこう」 とまあ至極真っ当。 ただね、確かにウェブ進化によって 好きなことを見つけてから突き進むスピードは 飛躍的に上がったかもしれないけど、逆に情報が激増した分 好きなことを見つけることは難しくなったんじゃないかなぁ? なんて思ったり。 「ウェブは所詮ツール」的な発想ですが。 あと、「」を多用しすぎて 読みにくい文章になってしまったのが残念。 いやなんだかんだいい本なんですけど、 個人的に熱中できなかったので☆3つで。 ちなみに「ウェブ進化論」はマジ必読なんで 読んでない人は絶対読んだ方がいいと思います。

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2012/09/24

買ったはいいが未だに読む気になれない。この本の前作にあたる本の内容が、段々手放しで賛同できるものではなくなってしまったと感じてしまったからなのかしら。でもこちらは読んでいないので何も言いません。

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2012/09/24

参考になる要素が多かった 今の自分になにができるか 好きなことで食べていける幸せ ウェブにより自由に知識を得られ、だれしもがある一定のラインまでたどりつける。 そこを超えるのか、けものみちを選ぶのかは好きの度合いで決めればいい。 とにかく、好きを見つけて没頭すれば道は開かれる...

参考になる要素が多かった 今の自分になにができるか 好きなことで食べていける幸せ ウェブにより自由に知識を得られ、だれしもがある一定のラインまでたどりつける。 そこを超えるのか、けものみちを選ぶのかは好きの度合いで決めればいい。 とにかく、好きを見つけて没頭すれば道は開かれる時代なのかもしれない。

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2012/09/10

やる気次第で、誰でも何でもウェブ上で学びが可能なんだなと思いました。ウェブ上は、誰でも教えたり、教わったりできる善意の場であると思えてきました。だから、けなしたくなるような人を見付けるよりは、この人すごいと思える人を見付ける方が、ウェブの良い使い方であると思います。

Posted byブクログ