佐藤可士和の超整理術 の商品レビュー
整理を語りつつ、筆者はマーケテイングを語ってますが、実は、経営資源の配分を語っているような気がします、つまり、整理術を語ることは、経営を語ること、ではないかという気付きをくれる一冊。
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「空間」「情報」「思考」の整理法について書かれている。 整理するとは基本的に、絶対的な量を減らし、その後に優先順位をつけることなのだろう。使えるものを使える状態にしておくために、要らないものを捨てる勇気が必要なのだ。また、優先順位については、下位の下位までしっかり順序づけるのが大...
「空間」「情報」「思考」の整理法について書かれている。 整理するとは基本的に、絶対的な量を減らし、その後に優先順位をつけることなのだろう。使えるものを使える状態にしておくために、要らないものを捨てる勇気が必要なのだ。また、優先順位については、下位の下位までしっかり順序づけるのが大切である。失敗しながらでも、しっかりと判断する習慣はつけたいと思った。
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佐藤可士和さんは、今、最も注目されているアートディレクターでしょう。 博報堂在籍時代に手がけたステップワゴンのコミュニケーションプランは、車そのものの性能をアピールするのではなく、ステップワゴンという車があるライフスタイルを提案しました。ビートルズのオブラディ オブラダの後に流れるコピー「こどもといっしょにどこいこう♪」というコピーを覚えていらっしゃる方も多いと思います。 そんな可士和さんが「佐藤可士和の超整理術」を執筆されました。でも、内容は整理のことではなく、やっぱりデザインのことです。 可士和さんは「アートディレクターは、企業のお医者さんだ」と仰います。お医者さんが患者さんを診察し、病気を発見し治療していくように、アートディレクターは、企業や経営者を問診し、問題を発見し、解決していく人だそうです。 そんな可士和さんの整理術は、ビジネスに携わる全ての人にはもちろん、家庭を守る主婦の皆さんにとっても指針になることでしょう^^
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佐藤可士和流の「空間」と「情報」と「思考」の整理術。当たり前の内容であるが、応用方法など実践を踏まえて記述されている。 【備忘録】 「空間」の整理術 ・カバンの中から整理する ・捨てる勇気を身につける。プライオリティをつける。 ・デスク周り:モノの位置固定する。フリースペースをつくる。 「情報」の整理術 ・視点の導入:ビジョンを導きだす ・引いて見る:思い込みを捨てる ・他人事を時分毎で考える 「思考」の整理術 ・考えを言語化する ・整理する事は問題解決。(しかし、整理している行為自体が何も生み出していなのでやった気にならないように注意)
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仕事部屋をリニューアルするにあたってとても参考になった一冊。さらに「クリエイティブ」と「整理」の関係についても。すべては頭の中の整理から始まるんだな。
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佐藤可士和さんはユニクロや国立新美術館のロゴを作ったり、 実際に企業に頼まれて商品開発を行ったりと手広くいろいろなことをしている方ですが、 そのアイディアは全て相手の中にあるものを形にしただけだ、とおっしゃっています。 自分はただ相手の思考を理解した上で最適な形を見つける手伝いを...
佐藤可士和さんはユニクロや国立新美術館のロゴを作ったり、 実際に企業に頼まれて商品開発を行ったりと手広くいろいろなことをしている方ですが、 そのアイディアは全て相手の中にあるものを形にしただけだ、とおっしゃっています。 自分はただ相手の思考を理解した上で最適な形を見つける手伝いをしただけだ、と。 佐藤さんはその重要な手法が整理だと述べています。 身の回りの整理整頓が大事である、というところから始まって、 情報の整理整頓によって効率が上がり、 さらに思考を整理整頓することによって方向性が見えてくる、 という論理を展開しています。 思考を整理整頓する、という部分は対象を自分から他者へと移せば、それは整理術からコミュニケーション術へと変わります。 今、なんでもごちゃごちゃごちゃとしたものが多くなってきていて、それもかわいくていいと思うのだけど、その中で何がメインなのかというのはよく伝わらない。 やっぱり物事が一番伝わるのは、 整理されて過剰になっている部分がなくなったシンプルなものなんだと思います。
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「捨てる」ということの考え方に共感する部分が多くあった。そんなこと言われても簡単にはできないと思う人が多いだろうけど、身の回りからって考えると実践出来ることも多い。モノが少なければ整理はしやすい。
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ある対象の本質を見極めるにはたくさんの情報を集め、その中からプライオリティをつけていく。 そして自分なりの視点を加えながら情報を取捨選択し、なにが一番言いたい事なのか、なにが一番大事なのかを明確にしていく。この作業が整理にあたり、ここからアイデアは動き出す。 しかし闇雲にやって...
ある対象の本質を見極めるにはたくさんの情報を集め、その中からプライオリティをつけていく。 そして自分なりの視点を加えながら情報を取捨選択し、なにが一番言いたい事なのか、なにが一番大事なのかを明確にしていく。この作業が整理にあたり、ここからアイデアは動き出す。 しかし闇雲にやっても意味がない。 あるべき姿を見据えて考えること。 コピーの考え方と同じである。
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空間の整理、情報の整理、思考の整理、同じ理屈で片付けられる。 デザインと整理術が繋がってるなんて考えたことなかったけど、無駄なモノを排除して本質を捉えるってところが同じなんだね。 実践したい良書。
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2007年の本なので少し古いがKindleストアで安かったので購入してみた。 もっと自慢話的に鼻につくかと思ったが、 空間・情報・思考の整理というように章立てが整理され、 自身の代表的な仕事を例にとってそれぞれの整理術を説明しており、わかりやすく、読んで損な気はしない本だった。 ユニクロのブランディングについてページが割かれていたが、 柳井氏とどのようなやりとりをしたかがわかって興味深かった。
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