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超バカの壁 の商品レビュー

3.6

159件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    60

  3. 3つ

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  4. 2つ

    7

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2019/01/14

「バカの壁」シリーズ第3弾。 だいぶこの著者である養老孟司氏の考え方が分かってきた。大多数の事例で共感。 表現が少し過激と感じる人もいるかもしれないが、1つの『人間に関する考え方』として、みんな読んでも良いんじゃないかと思う。 矛盾もないし、一貫している。一言では言い表しにくいが...

「バカの壁」シリーズ第3弾。 だいぶこの著者である養老孟司氏の考え方が分かってきた。大多数の事例で共感。 表現が少し過激と感じる人もいるかもしれないが、1つの『人間に関する考え方』として、みんな読んでも良いんじゃないかと思う。 矛盾もないし、一貫している。一言では言い表しにくいが。

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2018/07/14

読みやすく、私は好きである。 自分に合う仕事などない。これにつきる。行き着いた先で全力を尽くすと、その先が開けることは同感である。 偉そうに「自分に合う仕事がない」だの言わず働けということである。

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2017/09/09

抽象的であまり響かなかった。著者の本は初めてだが、保守的で攻撃的な印象が強かったと思う。 しかし、全てにおいて否定しているわけではなく、著者に共感したところも多々あったのは確かである。例えば、最後の章で、自分に戻ってくるような仕事をすること(学べる仕事)と記載されているのはまった...

抽象的であまり響かなかった。著者の本は初めてだが、保守的で攻撃的な印象が強かったと思う。 しかし、全てにおいて否定しているわけではなく、著者に共感したところも多々あったのは確かである。例えば、最後の章で、自分に戻ってくるような仕事をすること(学べる仕事)と記載されているのはまったくの同感。20代前半のころは自分に合った仕事があるはずといろいろな仕事を経験もしてみたが、やっぱりそういうものはないのかもしれない。 学べる仕事を見つけるために今は、仕事をしつつ学業に励むのみ。それを、確信しただけでも大きな収穫となった本。

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2017/05/19

バカの壁に続く、著書。 それぞれの時事ネタに養老先生の考えを混ぜ込み、それぞれ本質とも言えるくらい、バシバシと切っていく面白い本だと感じた。 中でも、予防と対策という話が印象に残っている。 物事のうまくいっているときは、振り返らないのに、うまくいかないときはすぐに振り返る。一見普...

バカの壁に続く、著書。 それぞれの時事ネタに養老先生の考えを混ぜ込み、それぞれ本質とも言えるくらい、バシバシと切っていく面白い本だと感じた。 中でも、予防と対策という話が印象に残っている。 物事のうまくいっているときは、振り返らないのに、うまくいかないときはすぐに振り返る。一見普通の考えではあるが、日常的な仕事では、うまくいっているときの振り返りは少ないように感じる。 そのため、対策で仕事をし、予防には、あまり触れない印象。うまくいっているときも振り返り(予防し、)、問題が起きてから対策する回数を減らす。 その意識を持って仕事をすべきだと感じた著書だった

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2016/06/28

・6/12 読了.さすがに言われればその通りという話が多かった.様々な知識に裏打ちされた判断による話なだけに、ごもっともで頷ける.どうすればまともに考えられるかがわかるような気がする.さすが養老先生だと思うけど、ベースの知識そのものが間違っていたとしたら判断も狂うよなとちょっと思...

・6/12 読了.さすがに言われればその通りという話が多かった.様々な知識に裏打ちされた判断による話なだけに、ごもっともで頷ける.どうすればまともに考えられるかがわかるような気がする.さすが養老先生だと思うけど、ベースの知識そのものが間違っていたとしたら判断も狂うよなとちょっと思った.そんなことすら養老先生にはとっくにお見通しだと思うけど.

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2016/05/02

バカの壁と買い間違えて読んだ。 養老さんの本を読むのは初めてで、講演とかの何かにお世話になった、というわけでもない。 優しい言葉でガツンと殴られるような感じ。ハッとして頭が冴える、もやもやが吹っ飛ぶ爽快がある。 本書の流れは12の問題の落とし処をはっきりさせるような短くシンプ...

バカの壁と買い間違えて読んだ。 養老さんの本を読むのは初めてで、講演とかの何かにお世話になった、というわけでもない。 優しい言葉でガツンと殴られるような感じ。ハッとして頭が冴える、もやもやが吹っ飛ぶ爽快がある。 本書の流れは12の問題の落とし処をはっきりさせるような短くシンプルな討論の問題集のようなところ。凄く読みやすい。 職業のことから、教育のこと、政治・人間社会のこと。 読んで良かった

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2016/04/24

なんだかんだといっても「バカの壁」には影響を受けている。養老さんは人間の特性イコール脳の特性と考えているようだ。もちろん我々には「身体的」な部分もあるし「自然」の部分もあるわけだが、我々が論議をする場合はその対象はほとんど「人間的」な部分だ。意識化というのはどうも人間の脳の特性で...

なんだかんだといっても「バカの壁」には影響を受けている。養老さんは人間の特性イコール脳の特性と考えているようだ。もちろん我々には「身体的」な部分もあるし「自然」の部分もあるわけだが、我々が論議をする場合はその対象はほとんど「人間的」な部分だ。意識化というのはどうも人間の脳の特性であるようだ。 超バカの壁ではそういう考えを捕捉するものがあるかも知れないと思って買って読んだ。内容は軽量なのですぐに読み終わる。しかし私に取っていくつかの示唆が「超バカの壁」にも含まれていた。中でも「人間、自分の前の穴を埋めていればなんとかなる」という表現にはなんだかホッとさせられた。「穴を埋める」というどこか間抜けな表現がまたいい。(養老さんは思想界の「(ビート)タケシ」だ。)そこには「あんたら、そんなに世の中全部ひとりで背負ってる気になってるが、それは脳が暴走してるだけでしょ」というたしなめも含まれている。 養老さんは少子化の現象を、本来「自然」であるはずの子供を「都市化」してしまったからだと言う。本来の子供の価値が下がったという。とにかく今人々は「自然」に目を向けなくなってきている。これが養老さんの大警句だ。 何の脈絡でだか忘れたが、この本のなかで韓国と北朝鮮はいっしょになればいいといっている。私も同感だ。二つ混ざれ合えばちょうどいい一つの国になるように思う。

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2015/12/23

大ベストセラーエッセイの「バカの壁」の第2弾。東京大学医学部出身の医師である著者は、一見ひねくれた偏屈オヤジだが、言っていることは案外やわらかい。 彼の主張は一貫していて、物事を一元的に見たり判断すると損をするよ、ということ。違う角度から、もしくはファジー(死語)にとらえることに...

大ベストセラーエッセイの「バカの壁」の第2弾。東京大学医学部出身の医師である著者は、一見ひねくれた偏屈オヤジだが、言っていることは案外やわらかい。 彼の主張は一貫していて、物事を一元的に見たり判断すると損をするよ、ということ。違う角度から、もしくはファジー(死語)にとらえることによって、様々なストレスを回避することができる。また、都市化が諸悪の根源である。 たとえば、ニートを非難する声があるが、ニートになれるのはごく一部の特権階級であり、進んで落ちこぼれてくれているのだから感謝すべきである、など。目からうろことまでは言わないが、なるほどね、と思わせる議論がある。 とても平易な文章で書かれているので、読みやすい。

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2015/12/02

少子化問題、テロ問題など、様々なテーマについて、養老先生の考え方が紹介されている本。 基本的には『バカの壁』と同じ主張です。

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2015/11/01

「バカの壁」に引き続き読了。前作で書かれていた内容に関して、現代の日本に内在する諸問題をテーマに、養老氏の独白を文章にした体でまとめられている。子どもの存在に重きを置かない社会である以上、いくら種々の政策を講じたところで、少子化の諸問題が解決されることはないという主張は、その通り...

「バカの壁」に引き続き読了。前作で書かれていた内容に関して、現代の日本に内在する諸問題をテーマに、養老氏の独白を文章にした体でまとめられている。子どもの存在に重きを置かない社会である以上、いくら種々の政策を講じたところで、少子化の諸問題が解決されることはないという主張は、その通りだと思う。現代人が抱える諸問題が「都市化」に起因するという考えも都市に住む自分としては、同意できる点が多かった。

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