1,800円以上の注文で送料無料

超バカの壁 の商品レビュー

3.6

154件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    58

  3. 3つ

    54

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2013/11/29

この世界には、様々な問題が溢れている。 キレやすい若者、テロ、戦争、人間関係のストレス・・・・。今、この社会のあちこちにはびこる問題について考えたことがある人もない人も是非この一冊を読んでみてほしい。 本書は、著者 養老孟司氏によって多くの社会問題が彼独自の視点で論じられている。...

この世界には、様々な問題が溢れている。 キレやすい若者、テロ、戦争、人間関係のストレス・・・・。今、この社会のあちこちにはびこる問題について考えたことがある人もない人も是非この一冊を読んでみてほしい。 本書は、著者 養老孟司氏によって多くの社会問題が彼独自の視点で論じられている。その独特の見方はある時は、新しい見方を、そしてまたある時は、生きるということのヒントを与えてくれる。さぁ、君もこの本の世界へ―。(文学部:3年生)

Posted byブクログ

2013/08/31

社会の進歩とは、変化を無抵抗に受け入れ、その結果に不安を感じることではない。変化する原因を考え、日々平穏になっていくこと、深刻な問題を起こさないよう予防を進めることと、保守的立場から社会の進歩を定義している。確かにニュースや新聞報道は結果や映像を一方的に流しているばかりで、問題を...

社会の進歩とは、変化を無抵抗に受け入れ、その結果に不安を感じることではない。変化する原因を考え、日々平穏になっていくこと、深刻な問題を起こさないよう予防を進めることと、保守的立場から社会の進歩を定義している。確かにニュースや新聞報道は結果や映像を一方的に流しているばかりで、問題を起こさないための事象に対してはあまりフォーカスしない。このまま社会変化に無関心なまま、一方方向で受け入れることは過去の歴史からみてもあまりに危険だ。こうした危険を防ぐには、我々自らが予防する方法を積極的に考える姿勢を持たなければならない。カラスが増え、邪魔だから駆除する的な考え方では、問題が一層深刻なものへと発展しかねない。力でしか物事を抑えられない大国に対する日本に必要な姿勢を暗示しているかもしれない。

Posted byブクログ

2013/05/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今の日本社会が抱える様々な問題について述べている。 1.若者の問題:ニート問題 2.自分の問題:自分とは何か?(脳?身体?塊?) 3.テロ問題 4.男女問題:女の方が安定している、男より極端(生物学的に) 5.子どもの問題:いじめ(いじめられる方にも問題があるのは事実) 6.戦争の問題:隣国(朝鮮、韓国、中国、アメリカ)の関係を勉強する必要がある 7.靖国問題 8.金の問題:金で買えるもの、買えないもの 9.心の問題 10.人間関係の問題 11.システムの問題 12.本気の問題

Posted byブクログ

2013/04/29

私は外国人の観点からある程度この本についての理解を話しています。バカの壁とは自分の立場だけで物事を理解することです。物事に対して色々できれば色々な観点から見方する方がいいと思います。人生に係る問題に対しては誰も絶対正解を出すことではないです。 作者は経済、政治、文化等の色々領域の...

私は外国人の観点からある程度この本についての理解を話しています。バカの壁とは自分の立場だけで物事を理解することです。物事に対して色々できれば色々な観点から見方する方がいいと思います。人生に係る問題に対しては誰も絶対正解を出すことではないです。 作者は経済、政治、文化等の色々領域の知識として「バカの壁」を議論して説明していただきました。それでバカの壁を作らないために自分が色々常識の知識を持って物事を見なくてはいけないです。バカの壁を作るのは自分の発展や知識等の超えない壁を作ると思います。

Posted byブクログ

2013/04/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本文より・・・仕事というのは、社会に空いた穴です。道に穴が空いていた。そのまま放っておくとみんなが転んで困るから、そこを埋めてみる。ともかく目も前の穴を埋める。それが仕事というものであって、自分に合った穴が空いているはずなんて、ふざけたことを考えるんじゃない、と言いたくなります。仕事は自分に合っていなくて当たり前です。 この本は、最後の12章「本気の問題」が素晴らしいです。この章で、養老孟司は、仕事に対する考え方を話されています。私たちに指針を与えてくれるのは、「自分に戻ってくるような仕事をするべきです。戻ってくるというのは学べるということです。」という言葉でしょうか。 生意気ですが、この言葉を私なりに言い変えたいと思います。「自分に戻ってくるように仕事をしましょう。戻ってくるというのは学べるということです。どんな仕事の中にも学びはあります。どんな仕事からも学ぼうとする人が、責任を持って仕事ができる人、仕事を通じて成長ができる人、人や組織の役に立つ成果が出せる人になれるのです。」と・・・

Posted byブクログ

2013/03/19

基本的には、「バカの壁」と「死の壁」について受けた相談に対して応える形で構成されている。 ですが相談の主旨も記載されているので、この一冊でも充分に読書を楽しめる様になっている。 他人との壁は、考え方の些細な違いから積み重なって生まれる。 物差しが、違えば結論が異なる通り。 そ...

基本的には、「バカの壁」と「死の壁」について受けた相談に対して応える形で構成されている。 ですが相談の主旨も記載されているので、この一冊でも充分に読書を楽しめる様になっている。 他人との壁は、考え方の些細な違いから積み重なって生まれる。 物差しが、違えば結論が異なる通り。 それは世間が間違っていると思っても、もしかしたら間違っているのは自分かも知れない。 そう思うだけで、壁は無くなるかもしれない。 そんなことを養老先生は、一元論的に考えるのは宜しくないよと言っている。 自分に置き換えて読むには、とても良い一冊。

Posted byブクログ

2013/03/09

原則を持つ。分からないことの価値。雑用のすすめ。この3つの項目が特に参考になった。私はこうありたいという理想が高すぎると、かえって物事の本質が見えなくなることがある。夢を持つのは大事かも知れないが、それが夢を持たないと駄目人間になることには繋がらない。繰り返し読んで、自分の頭で『...

原則を持つ。分からないことの価値。雑用のすすめ。この3つの項目が特に参考になった。私はこうありたいという理想が高すぎると、かえって物事の本質が見えなくなることがある。夢を持つのは大事かも知れないが、それが夢を持たないと駄目人間になることには繋がらない。繰り返し読んで、自分の頭で『バカの壁』についてよく考えようと思う。

Posted byブクログ

2013/03/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「自分に合った仕事」なんかない P18 仕事というのは、社会に空いた穴です。  P20 合うとか合わないとかいうよりも大切なのは、いったん引き受けたら半端仕事をしてはいけないということです。一から十までやらなくてはいけません。それをやっていくうちに自分の考え方が変わっていく。自分自身が育っていく。そういうふうに仕事をやりなさいよということが結論です。 P21 仕事はおまえのためにあるわけじゃなくて、社会の側にあるんだろということです。

Posted byブクログ

2013/02/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

◯大切なのは『先見性』より『普遍性』 ◯オンリーワンを主張しない。 ◯『女は実体だが、男は現象である。』→女性X。男性X+Y。本来Xのみで生きていける所に+Yなので、男性は”出来損ない”が多い。生物学的には女性の方がバランスが良いが、一方で個体としての安定性が仇となり、社会性が欠如していると判断される事も。 ◯原則を持つ事。原則がないのはプロではない。 ◯職業倫理を持つ事。

Posted byブクログ

2013/01/03

バカの壁はシリーズみたいになっていますが、どれも独立しているのでこちらだけでもお読みいただけます。 「今回は社会に対しての自分をどう捉えるか」という話が多かったように思いました。 例えば、自分にあう仕事ではなく、社会側から見て必要な仕事を探すべき、という主張や人間の信仰の話など...

バカの壁はシリーズみたいになっていますが、どれも独立しているのでこちらだけでもお読みいただけます。 「今回は社会に対しての自分をどう捉えるか」という話が多かったように思いました。 例えば、自分にあう仕事ではなく、社会側から見て必要な仕事を探すべき、という主張や人間の信仰の話など。 特に前半の仕事探しの話などは、就活生の僕にとっては自分に語りかけられているようで養老先生には頭が上がりませんでした。

Posted byブクログ