超バカの壁 の商品レビュー
2003年の『バカの壁』、そして続編の『死の壁』(2004)に続く養老孟司の第三弾。前2作の反響で多くの読者から寄せられた「身の上相談」に対する回答をまとめたもの。「自分に合った仕事とは?」「なぜ女の方が強いのか?」「お金で買えないものはあるか?」などの素朴かつ稚拙な質問に対して...
2003年の『バカの壁』、そして続編の『死の壁』(2004)に続く養老孟司の第三弾。前2作の反響で多くの読者から寄せられた「身の上相談」に対する回答をまとめたもの。「自分に合った仕事とは?」「なぜ女の方が強いのか?」「お金で買えないものはあるか?」などの素朴かつ稚拙な質問に対して、ストレートに回答するのではなく変化球を投げつけ、質問者が自ら考えるように仕向ける手法にはついハマってしまう。今の日本社会は「ものの見方・考え方がどこか変」という思いを念頭に、フリーターやニート・自分探し・男と女・さらには少子化・靖国参拝などなど、日本人が抱える様々な問題の根源を明らかにしていく。
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思考を固定化し、ラクをすると壁(『バカの壁』)の外が見えなくなる。 自分は変わらない、というのは、一見楽なこと(一元論)。でも、壁の向こう側は見えてこない。自分が変わることができれば、自分と違う立場のことは見えてくる。 自分の思い込みを捨てることが学びにつながる。
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自分がバカなのかだろうか、ところどころ解釈が難しい一文あり。ある種の壁を作り分かったつもりになってはいけない。特にスマホなど便利なものを使い始めてから、考えることが自然と面倒になり、頭を使わないことが多くなった気がする。著者の分析する賢い脳にならずとも良いが、頭を使っているなとい...
自分がバカなのかだろうか、ところどころ解釈が難しい一文あり。ある種の壁を作り分かったつもりになってはいけない。特にスマホなど便利なものを使い始めてから、考えることが自然と面倒になり、頭を使わないことが多くなった気がする。著者の分析する賢い脳にならずとも良いが、頭を使っているなという感覚を忘れないように生きていきたい。そして人間のあるべきを追い続けたい。
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いつもながらの語り口。読むひとに多くの気づきをもたらしてくれる。「本気の問題」が印象的。”こちらが本気でやれば自然に良い方向に行く”、”自分に原則があれば困らない”。 ホリエモン、山口周、島田紳助、みんな結局は同じことを違う切り口で言っている。もうほんとそれ。
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「バカの壁」「死の壁」に続く3作目。 私個人で言うと、養老さんの本はこれで4冊目になります。 あとがきで著者本人が述べているように、この本は前2作と同じテーマを例題を変えて述べています。「あ、この話聞いたな」ということが何回かありましたが、それでも飽きないというか、考えさせられ...
「バカの壁」「死の壁」に続く3作目。 私個人で言うと、養老さんの本はこれで4冊目になります。 あとがきで著者本人が述べているように、この本は前2作と同じテーマを例題を変えて述べています。「あ、この話聞いたな」ということが何回かありましたが、それでも飽きないというか、考えさせられるなと感じてしまうところが著者の手腕なのだろうと感じました。 とある知り合いと話している際、「世間の犯罪は男性が多いんだ」ということが話題にのぼり、聞いた当初は(ええっ……そうなのかなぁ?)という感じだったのですが、この本を読んで驚嘆。彼女の言っていたことはある意味正しかったようです。 男性と女性についての話もそうですが、個人的には「イライラする匂い」のところが興味深く、もう少し調べてみたくなりました。 「楽になった」「安心した」と言ってくれる人がいたらうれしい、と著者は言っていますが、私にとっては「面白い」「もっと調べたいことができてくる」1冊でした。
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4-10-610149-1 190p 2006.1.20 ? ○シリーズ化されていると本書に書かれています。私はこの本書がシリーズの中で初めて読みます。この本から読んでも話の内容はわかります。 物事についていろんな考え方や視点があるのだと改めて思いました。
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現代で問題視されている問題 実は昔の方がひどかったのに、なぜか問題視されていない。 そんな疑問に触れた本 ステレオタイプの考えを脱却するのが大切だなと感じました。
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世界の中の疑問に対しての著者の考えをストレートに表現していて、新たな考え方を得た部分は多かった。論理の展開に強引な所もあるが、そこは議論する場所として、筆者があえて残しているような気がする。
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この人の本は正直さに惹かれる部分がある。嫌な感じもしない。文章が心に入るのは自分自身も似たような意識をどこかで持っているからか。戦争を経験している人の言葉は、大事にしたい。
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これでこの人の本はぶっつづけて三冊読みきったことになる。 バカの壁と死の壁が面白かった。 この本はバカの壁の続きという感じ。 やはり専門分野の医学の話がきけると面白い。
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