フレデリック の商品レビュー

レオレオニ【著】

2013/04/10

それぞれに役割がある。詩人とは、芸術家とは、いかなるもの？辛いとき、悲しいとき、音楽や詩や美しいものが、腹の足しにもならないというにも関らず、人々をどんなに慰め、勇気付けるだろう。しかし、誰にでも出来ることではない。その能力を与えられたものにしかできない。そう　いう　ことなんだ。

2013/02/28

私のバイブルともいえる絵本。
みんなとちょっと違っても、それでいいよな～と思える。
それぞれの役割があって、世の中って成り立っているんだな、と。

なんか周りと違うとか、みんなのようにうまくできないとか、
そういう気持ちになるときにフレデリックのことを思います。
自分の子どもにも読んであげたい1冊です。

2013/02/24

哲学的な絵本です。読み聞かせは高学年向きでしょうか。大人も楽しめる絵本です。２年生のスイミーの時に読むなら、「アレクサンダとぜんまいねずみ」の方がいいです。

2013/02/05

｢フレデリック、どうして君は働かないの？｣

｢ぼくは、おひさまのひかりを集めているんだ｣

***
愛らしいねずみのお話。
ゆっくりと磨かれた感性が、いつかみんなを優しく包んで幸せにする。
気ままに見えるフレデリックも彼をそのままに受け入れる４匹のねずみたちも、このお話自体もすごく好き。

2012/12/22

私の中でレオレオニブームがきてます（笑）
フレデリックは、レオレオニの代表作と言えるのではないでしょうか?

風変わりなフレデリック。
だけど、集団の中では、それぞれの役割があって、個性の大切さを感じさせ
られました(o^^o)

2012/11/11

震災があって助け合ってる姿に、ふと私が被災者の中にいたら、何が出来るんだろうと思った。ちょこっと絵が描ける事って、空腹を満たすことも、怪我を治すことも、寒さや暑さをしのぐことも出来ないんだよなぁって。
けれど、ミュージシャンが歌って、憧れの選手や有名人が訪問して元気をもらってるのを見て、心を満たすことの大切さを改めて感じた。
そんな今なら、この絵本読んでフレデリックのことを「弁の立つ怠け者」と思わないかなぁって再読してみた。
最初はアリとキリギリス的な流れだったけど、ようやくフレデリックの集めたものはあの訪問者たちの効力に等しいんだって感じれたよ。

2015/07/16

スイミーかいてる人の絵本。スイミー小学校２年生の時習ったでしょ？
フレデリックも心があったかくなる絵本。感性豊かなねずみフレデリックのお話。ニートだなんて言わないで
ちなみに昔飼ってたハムスターにフレデリックってつけたくらい好きな絵本。

2012/08/23

物質的なものだけでなく、感覚的なものや芸術的なものも人を幸せにするよね、という話。ボンヤリしてサボってるように見えたフレデリックが、みんなに認められ褒められて赤くなってる姿がいい。

2012/05/22

冬の食料をせっせと集めている仲間のねずみをよそに、フレデリックはのんびりとしています。
冬に備えてお日様と、ことばを集めていたのです。
生活を豊かにしてくれるものは、食べ物だけではないことをフレデリックは知っています。

2012/04/15

詩人で哲学的なフレデリック．
みんなと違っていてもいいんだよというメッセージ．
｢そういうことさ｣という終わり方もシンプルでいいですね．
谷川俊太郎の訳はやっぱりいいなあ．