フレデリック の商品レビュー

レオレオニ【著】

2013/11/15

みんなが忙しく働いている間に、ただただ日の光を集めたり、牧場を眺め色を集めたり、じっとして言葉を集めていたフレデリック。そんなことしてていいのかしら。でも、冬になり、食べ物やわらが尽き果てたとき、フレデリックの集めたものがみんなの心を満たしていく。最後のうれし恥ずかしのフレデリックの表情がとてもかわいらしい。

2013/10/23

【図書館本】絵が可愛い。フレデリックが集めたものが役に立ってて（？）驚いた。アリとキリギリス的な話だと思ってたので。なんか腑に落ちないのは大人気ない？

2013/10/23

娘4歳4ヶ月、息子1歳8ヶ月時、図書館にて借り。

大好きなレオレオニの代表作。
そろそろ楽しく読めるかな？と借りてみた。
特に何も言わないけど、何度も読んで欲しがるから面白かったのかな？
息子はねずみのイラストが気に入ったみたい。

2013/07/29

Bunkamuraの「レオ・レオニ　絵本のしごと」展の予習のために、図書館で予約した
実際によんだのは、美術館から帰ってからだった

来たる冬に備えて、食べ物を用意するのねずみたちに対して、フレデリックが用意していたものとは？
冬を老年期と捉えてしまい、私は何を蓄えるんだろう？と考えてしまう
少しずつ年を重ねるにつれて、私も考え方が変わってきた
私も、今が楽しければ、それはかけがえのない記憶や事実という財産になると思う
備蓄の必要性や適材適所などの問題もあるけれど、私もフレデリックのように生きていけたらいいな、と思う
終わり方が、またかわいい

2013/07/25

もしかしたら、頭の固い大人には、
フレデリックのような存在はうとましく思われるかもしれません…
みんながまじめに働いているのに、いっしょに、
動こうとはしないのです。

「ひかりをあつめてるんだ」「いろをあつめてるんだ」
「ことばをあつめてるんだ」…きっと、多くの大人は、
「なにをねぼけたことをいってるんだ！」と
憤慨するでしょう…社会的秩序を乱す者だ！…って…

でも…冬ごもりしているうち…だんだんと、
つまらなくなってくる…心が凍えてくるんです…
秩序が自らを確立し、維持するために
排除したものの大切さに気づいてゆく…

まさに、現代社会の縮図を見るようです…
金だ、権力だ…そうしたものだけに執着するさもしさ…
やがて社会には、トリックスターとしての
両義的な存在が不可欠だと知るのです。

秩序を脅かすものとして排除したものは、
一方では秩序の活性化をはかるために必要だって…
一見役にたたないことが、なんて豊かな世界を
あわせもっているか！　…って…まさに芸術が、そう！

訳者である谷川俊太郎は、レオ・レオニの
一連の作品の底に、ポエジーが流れていると
感じます…いいなぁ！　いいなぁ！
ボク…やっぱ、フレデリックみたいな奴、好きだなぁ！

2013/07/03

のねずみたちはみんな素直。ひとりひとりに役割があって、得意なことがある。それを認め合おう。子どもに教えるように、自分の心にも言い聞かせる。

2013/06/29

持っていました。

レオ・レオニの本の中でも特に好きだったように思います。
フレデリックや仲間のねずみくんたちがかわいいです。

大人になってからだと、「うーん、でもフレデリックは実際のところ形あるものをもたらしてはくれないからなあ」と思ってしまいますね（笑）
けれどフレデリックのような人がいなければ、世界はきっとつまらないものになってしまいますね。
中にはそんな人がいてもいい。フレデリックばかりでは困るけれど。

2013/04/16

子どもの小学校の教科書で、レオ・レオニを知った。［スイミー］。迷わず本屋でこの人の本を探しました。自分のために、血眼になって…永久保存するつもり。

2013/04/09

子どもに「詩人」の説明をするのが大変だった。そもそも「詩」というものを知らないのでは。日本では詩人という職業はあまりポピュラーではない。

2013/04/02

だいすきフレデリック！

一見、ぐでーんとしているフレデリック
なまけもの？

でも、味のあるやつ
フレデリックのように、周りをぽーっと明るく照らせる人になりたい