フレデリック の商品レビュー

レオレオニ【著】

2016/04/22

集団の中にいる忌み嫌われる異端が居なければ、その集団は滅びゆくのみ。
という。
フレデリックかわゆ。

2016/03/24

娘がとても気に入っている話。ちょっと変わったネズミのフレデリック。今を生きるために一生懸命働くことも重要であるけれど、心の豊かさのために、じっと立ち止まることの大切さを教えてくれる。優しくかわいい話。私も気に入っている。

16.3.24

2016/03/07

冬がやって来そうだった
五匹のネズミは　石垣にすんでいた。
そして、冬の準備のために
トウモロコシや木の実などをあつめて
すんでいるところに運んだ。
しかし、フレデリックだけが　何もしないようだった。

みんなは　フレデリックに　何をしているのか？
と聞いた。
フレデリックは言う
おひさまのひかりを集めているのさ。
いろを集めているのさ。
言葉を集めているのさ。
と

冬になり、五匹のネズミは　住処にもどった
そこで、最初は　集めたエサをたべたが
エサが　なくなってしまうころに
フレデリックは　
ひかりをみんなにあげた。ポカポカと暖かくなった
いろをみんなにあげた　いろんないろがイメージできた
言葉をあげた　

フレデリック　君は詩人だねと言った。

パンのみにていきるにあらず
と言うことなんだね。

2025/06/12

レオ＝レオニさんはねずみが主人公の絵本をたくさん書いているのですね。ニコラスを教科書で読んでいただけだったからこんなにたくさん出てるとは。なまけもののように見えるフレデリックだけれど、最後の展開が良い。2015/6/22
フレデリックのパジャマを持っていたので読むが、そこまではまらない感じ。

2015/05/29

図書館にて。
まず子供といった児童館でぱらぱらと読んでみた。
ラストの可愛らしさにハートを掴まれて、図書館で思わず連れて帰ってきた。
この絵本が人気があるということは、子供たちも色や光や季節という概念を言葉て感じることができるということだろうか。
すごく素敵なことだし、子供の可能性を感じる。
ちょうどユニクロで、このフレデリックの子供服が売っている。次に行ったら買ってしまいそう･･･。

2015/03/28

みんなが冬に備えてせっせと働いているときに、フレデリックだけはぼんやりと考え事をしているのです。
みんなは腹を立てながらも、そんな彼をそのままにしておきます。やがて冬になって、蓄えた食べ物もなくなろうというとき、フレデリック夏の間じゅう考えていたことを話して聞かせ、みんなを慰めます。
ひとはパンのみにて生きるにあらず、か？

2014/11/20

子供のころに読んだ、というか教科書に載っていた話。
ラフェリエールhttp://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4894349825みてたら読みたくなった。

役に立たないように見えたものが、実は私がそのものの価値をわかっていなかっただけなんだってことがある。
自分の視野が狭かっただけなんだって気づくときがある。気づけないことはもっとある。
精神だけじゃ生きていけないけれど、ギリギリのときを持ちこたえるために必要なのは精神だったりする。

夢見がちで、はにかんでる表情がかわいい。

2014/05/28

フレデリックだけが芸術家だとするところ。
芸術家だけが労働以外のものに時間を割いてもいいかもしれないとするところ。
凡人はただ肉体労働するのだ！？と思ってしまうところ。

そういうところが嫌いです。

宮沢賢治のように、晴耕雨読。
皆が労働し、皆が芸術に親しむ･･･そういうのがいい。

2014/02/11

言葉で魔法をかけるフレデリック。
彼にしかできない特別なこと。
彼と一緒に暮らしていたら、自分はなんて声をかけるだろう？
「さぼってばかりじゃないか」
「ちゃんとやれよ」
「いいかげんにしろ」

フレデリックみたいな子がいてもいいよね。
彼の良さに気づき、見守っていけるような寛容さを持てるようになりたいな。

2017/03/23

・ほかのねずみたちは、冬になるから小麦やきのみやとうもろこしなどの食べるものをあつめていたけれど、フレデリックだけなにもしないので、冬になるときに楽しくなるように、いろんなけしきや言葉をあつめていたところ。
・ねずみがねていて、しごとをさぼっていて、食べものがすくなくなってしまって、こまっているところがおもしろかったです。
・フレデリックは、みんなが冬にむけてこむぎや木の実をあつめている中、あたたかさと、いろいろな色を頭にイメージしていました。それが、どのようにやくだつか、みてください。