フレデリック の商品レビュー
冬を超すために一生懸命働いている時に お日さまを集めたり色をあつめたり。 みんなには働いてないと思われていたが。。 「さむくて くらい ふゆの ひの ために、 ぼくは おひさまの ひかりを あつめてるんだ。」 「いろを あつめてるのさ。ふゆは はいいろだからね。」 ...
冬を超すために一生懸命働いている時に お日さまを集めたり色をあつめたり。 みんなには働いてないと思われていたが。。 「さむくて くらい ふゆの ひの ために、 ぼくは おひさまの ひかりを あつめてるんだ。」 「いろを あつめてるのさ。ふゆは はいいろだからね。」 大切なものは目に見えるものだけではないんだよ。 大人たちが忘れてしまっている事。 最後の決めセリフがとてもいい。 「そう いう わけさ」
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フレデリックの最後のセリフに至るまでの他の鼠とのやりとりの躍動感があった。人間の大人も結果を出すまで耐えなくちゃ!と思わせる。
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芸術は、ご飯を食べるのと同じくらいに大切な事。 フレデリックを見ていたら、きっとそう思えるはず?
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これから訪れる冬に向けて、ねずみたちは食べ物を集めたり、すみかを整えたりと大忙し。 ところが、フレデリックはどうにも働いているようには見えません。 「ありときりぎりす」のお話を彷彿とさせる冒頭部ですが、しかし、フレデリックは実は怠け者というわけではありませんでした…… ...
これから訪れる冬に向けて、ねずみたちは食べ物を集めたり、すみかを整えたりと大忙し。 ところが、フレデリックはどうにも働いているようには見えません。 「ありときりぎりす」のお話を彷彿とさせる冒頭部ですが、しかし、フレデリックは実は怠け者というわけではありませんでした…… 厳しい冬の中、食糧も尽き、疲れ果てていく仲間のねずみたちに、フレデリックが”正体”を明かす場面は、はっとさせられます。 ”働く”ことって難しいですね。
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――確か小学生の時。 「人権」についての道徳の授業で、なぜだかALTのスティーブンも一緒に参加していた。 私たちは配られた何十枚もの「○○できる自由」のカードの中から「なくてはならないもの」「なくても大丈夫なもの」を分けるように言われた。外を散歩できる自由とか、人に悪口を言...
――確か小学生の時。 「人権」についての道徳の授業で、なぜだかALTのスティーブンも一緒に参加していた。 私たちは配られた何十枚もの「○○できる自由」のカードの中から「なくてはならないもの」「なくても大丈夫なもの」を分けるように言われた。外を散歩できる自由とか、人に悪口を言える自由とか、そういうのはすぐに「なくても大丈夫」に分類された。残ったのは、空気を吸う自由、食べる自由、水を飲める自由だった。 「たったこれだけしかないの?」 先生が尋ねた。 私たちはそうだ、と頷く。本当に必要なものって言われたら、どれも「絶対」とは思えなかった。その時、スティーブンが口を開いた。 「確かに、体にとっては十分だろうけど」確かこれは英語で言っていた。それを先生が、私たちにかいつまんで訳したのだ。 「これじゃ、心は満たされないよね」 気付けば、床の上にばらまかれた全ての自由が、本当に必要なものに思えてきた。たとえば、お風呂に入る自由とか、嘘をつく自由とか、そういうものも、なくては困ってしまう権利だ。 フレデリックは働かない。 生きるに必要な食料をみんながせっせと溜めこんでいる間、彼は「光」や「色」や「言葉」を集めていた。 それらはきっと、《生きていくだけ》には要らないものだ。けれど、《本当の意味で生きていく》のなら、それはきっと、とてもとても大事なことなのだ。 私は、この照れ屋でちょっと生意気な野ねずみが、大好きだ。
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ねぼけまなこのフレデリックなにを考えているのかな。 フレデリックも素敵だけれど。 フレデリックの周りのねずみたちも素敵だな スイミー的なものとフレデリック的なもの両方そろってうまくいくんだね。 想像力が人間に残された最後の資源といったのはバラードだったっけ・・。この絵本を開くたび...
ねぼけまなこのフレデリックなにを考えているのかな。 フレデリックも素敵だけれど。 フレデリックの周りのねずみたちも素敵だな スイミー的なものとフレデリック的なもの両方そろってうまくいくんだね。 想像力が人間に残された最後の資源といったのはバラードだったっけ・・。この絵本を開くたび思い出すのはその言葉。
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レオレオニーの作品はスイミー(教科書)筆頭にいくつか読んでいて、その中からひとつだけ選べと言われると、あおくんときいろちゃんとこの作品のどちらかですごく悩むことだろう。 あおくんときいろちゃんも捨てがたい、でもやっぱこっちかな・・・レオレオニの作品の中で一番好き。 太陽のあたたか...
レオレオニーの作品はスイミー(教科書)筆頭にいくつか読んでいて、その中からひとつだけ選べと言われると、あおくんときいろちゃんとこの作品のどちらかですごく悩むことだろう。 あおくんときいろちゃんも捨てがたい、でもやっぱこっちかな・・・レオレオニの作品の中で一番好き。 太陽のあたたかさを集めて思い出す、とか、フレデリックの最後の詩だとかがすごく好き。 イマジネーションはパワー、というメッセージがオノヨーコのようだ。素敵。
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レオ=レオニ大好き。 これのポーチが欲しい今日この頃… PLAZAに買いに行こうかしら…(´・ω・`)
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この表紙絵が好き☆ というかフレデリックが好き☆ 目に見えるものばかりを蓄えようとしてませんか?
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どんな話か知らなかったけど 面白いですね 常に眠そうな顔して イケメンすぎる心を持つ フレデリック!笑 仲間にどう見られても 自分の役割を認識して それをきちんと実行するって 難しいよなぁ 安易に周りに迎合しない強さと賢さ 最後のセリフが粋すぎる かわいすぎる
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