二十四の瞳 の商品レビュー
○2010/04/09 授業で使うので中古屋で購入。近現代ということでまた読みにくいかと構えていたけど、そんなことは全くなかったので驚いた。ちょっと流し読みに近い形になってしまったけど、戦争前後の話だけどやわらかくてあったかかった。話も文も人物も。 女の人が書いているっていうの...
○2010/04/09 授業で使うので中古屋で購入。近現代ということでまた読みにくいかと構えていたけど、そんなことは全くなかったので驚いた。ちょっと流し読みに近い形になってしまったけど、戦争前後の話だけどやわらかくてあったかかった。話も文も人物も。 女の人が書いているっていうのもあるんだろうけど、穏やかにやさしい文で、おなご先生のあったかさまで伝わってきた。 映画として名前を聞いたことがあったけど、まったく想像してたないようと違ったな。というかまず戦争時代のものというのを知らなかったから何も言えないけど。 締めですっと終わっていて、なんだかすがすがしかった。
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この本は読んで心に訴えかける作品だったと思う。子どもの純粋無垢な姿うをありのままに書いてあった。また最近ボランティアに行ったためか、そのボランティアの子どもたちの顔が浮かびながら、考えながら読めた。そのために、ますますためにもなったし、感動を覚えもした。 改めて、教育学部に入って...
この本は読んで心に訴えかける作品だったと思う。子どもの純粋無垢な姿うをありのままに書いてあった。また最近ボランティアに行ったためか、そのボランティアの子どもたちの顔が浮かびながら、考えながら読めた。そのために、ますますためにもなったし、感動を覚えもした。 改めて、教育学部に入って良かったと思った。
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うをー!!! こんな話やったんか。 めちゃめちゃいいじゃん! 中学校のときに一回よんどったはずやけどなw でも絶対今じゃないとおもしろさがわからんとことかあるんだろうな。 戦争とプロレタリアート、赤…… そんな、日常には何の関係もない大きな枠組みが田舎の社会まで変えていく。 ...
うをー!!! こんな話やったんか。 めちゃめちゃいいじゃん! 中学校のときに一回よんどったはずやけどなw でも絶対今じゃないとおもしろさがわからんとことかあるんだろうな。 戦争とプロレタリアート、赤…… そんな、日常には何の関係もない大きな枠組みが田舎の社会まで変えていく。 けれども過度に陰鬱な印象は与えない。 壺井さんってすげぇ。今になってそのすごさを知った。 小豆島。 いいよな。 行ったからわかる、っていうのあるかも。 昨年小豆島を約一周した思い出がありありとよみがえりました。 文学のレポート課題でこんなに感動するとは。 あー戦争文学も勉強しなくちゃ。
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戦争は色んなものを奪い、人の人生を変えていく。 思っていたほど暗い話ではなかったので一気に読めました。
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戦争が、どれだけ国民の自由を犠牲にして成り立っていたのかを、考えさせられた。 これから、初心にかえりたい時に、読み返そうと思いました。
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有名な日本文学だからと、古本屋さんで見つけたので読んでみた本。なんだかあまり印象に残らなかった。。 昭和3年のお話なので、時期は戦前。田舎の分教場にハイカラな女性の先生が赴任してくる話。 十二人の子どもとふれあうことで物語が進んでいくけれど、タイトルは二十四の瞳。先生から見た情景...
有名な日本文学だからと、古本屋さんで見つけたので読んでみた本。なんだかあまり印象に残らなかった。。 昭和3年のお話なので、時期は戦前。田舎の分教場にハイカラな女性の先生が赴任してくる話。 十二人の子どもとふれあうことで物語が進んでいくけれど、タイトルは二十四の瞳。先生から見た情景からタイトルがつけられていることがすてきだと思いました。 まったりとしていて読んでいて和んでしまうような話でした。
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教育小説の代表。 しかしながら、昔の作品なので結構難しいところも多い。 でも、感動できる作品。戦時中で、統制されることが多かった時代に、一田舎の教師がどのような教育をしたのか。 200ページちょっとで、価格も安いので読んでみてください。
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お話は、いつも完全なハッピーエンドじゃないんだな、と思わされた一冊。 こんな先生に、私もなりたい。
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大学生の頃、毎年夏と冬にサークルの合宿で小豆島に訪れていた。よく、船を降り立った時、「ようこそ二十四の瞳の小豆島へ」みたいな看板が掲げてあって気になっていた。それで、この本を読むきっかけになった。
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適応的選好形成っていう言葉がぴったりだ。 大学の授業も捨てたもんじゃない。 自分はこうにしかなれないのだと、さまざまな社会背景が子どもの将来を奪っていく。 戦争という時代を語る資格は自分にはないと思っている。歴史の1ページでしかなく、そのリアリティを実感することは絶対にできない...
適応的選好形成っていう言葉がぴったりだ。 大学の授業も捨てたもんじゃない。 自分はこうにしかなれないのだと、さまざまな社会背景が子どもの将来を奪っていく。 戦争という時代を語る資格は自分にはないと思っている。歴史の1ページでしかなく、そのリアリティを実感することは絶対にできないからだ。だけどその時代にどんな生活があったのか、どんな価値観が一般的だったのか、人々は何を生きがいに生きていたのか、そういった世間の断片を切り取って知ることはできる。そしてそれを伝えていく使命は当然担わなくてはいけない。 いつの時代も子どもにはいきいきとした夢を語っていてほしいな。
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