1,800円以上の注文で送料無料

悪意 の商品レビュー

3.9

1201件のお客様レビュー

  1. 5つ

    289

  2. 4つ

    494

  3. 3つ

    299

  4. 2つ

    33

  5. 1つ

    8

レビューを投稿

2024/04/09

久しぶりに再読。自分に読書のおもしろさを教えてくれた一冊。 タイトル「悪意」の真理、そしてこの「悪意」を持つ人間はゼロではないだろうな、もしかしたら行動には移さずとも自分自身も持っていたかもしれないという受け入れ難い残酷な感情に身震い。

Posted byブクログ

2024/04/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

語り手が語る物語が全貌ではない。そのことに気づかされた時に素晴らしいミスリードに感服した。とてもよくまとまった文章ほどそのほかの情報を脳が拒んでいく、、、そんな感覚だった。以前に読んだ本に同じようなストーリー展開があったため、推理はあまり楽しめなかったが、心情の細かい描写は見事だった。

Posted byブクログ

2024/04/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

軽いタッチのミステリーから深く人間性を掘り下げる作品まで幅広いテーマを扱う作者だが、今回の作品は良くも悪くも期待を裏切る展開だった。「悪意」という人間の中に流れる黒い川。落ち度のない人間を貶めることに、人は情熱を燃やせるのだろうか。熱中して一気に読んでしまったが、読み終わった後立ち止まって考え込んでしまう作品でもあった。

Posted byブクログ

2024/04/05

感想 同族を殺す人間の罪。しかしそこには理由がある。物質、精神、快楽のため。犯人と被害者の数だけ物語がある。だけど。殺害は許されない。

Posted byブクログ

2024/04/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

非常におもしろかった。 何度も騙され、真実とは何なのか?を問われるような感覚になる。 ミステリー小説の醍醐味の一つに、ずっと犯人だと思っていた人物が終盤でひっくり返される面白さがあると感じているが、当作品は序盤で犯人が確定してします。 これも終盤でひっくり返されるのかと思いきやひたすらと「殺人をした動機探し」の旅に出発するのでした。 素晴らしい作品です。 感無量

Posted byブクログ

2024/04/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なるほどね〜…。 『動機をつくる』というフレーズがあまり新しく感じられなかったから、典型的な東野圭吾作品なのかな〜?と。具体的に他の作品名挙げられないが。 半分くらいまで非常に退屈で読むのやめようと思ったけど、最後まで読んで良かった。 めちゃくちゃ感動したわけでも、どんでん返しに驚いたわけでも、登場人物に感情移入してたわけでもないのに、それでもズーンと響くのは、東野さんの読ませる文章力の強さにあるんだよな… あと、手記形式ってやっぱ、わたし、大好きなんだな。 何読んでもハズレがないの、シンプルに凄すぎる。

Posted byブクログ

2024/03/31

最終章くらいまで、全て思った通りに話が進みすぎて凄くつまらなかった。 予想通りになるので、読み進める意味もわからず完読まで1ヶ月くらい要してしまった。 最終章に入るとあら不思議、まさかの展開に。 最後は面白かったものの、これまでがつまらなすぎて心が追いつかなかった。

Posted byブクログ

2024/03/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

加賀刑事好きだったけど教師時代の行動にひいてしまった。スクールカースト上位で育った人は最下層の人の気持ちは理解できないんだな。いじめられてる人に加害者に会いに行かせるのきつい。自分の訓練のために学校のロッカーに包丁保管しておくのおかしい。生徒に見られてもやめないのおかしい。自分のことしか考えてない。 加賀刑事が教職ついてたの知らなかった。飛ばして読んだかな。 野々口はいじめられてたのに教師になったの凄い。 終盤の色んな人からの証言は昔数学でやったA:Bは嘘をついている、B:私は嘘をついていない、C:Bは嘘をついている、本当のことを言っているのは誰みたいな問題を思い出した。整理すればちゃんとわかる。この本では関係者が嘘ついてるわけではないんだけどその人の印象って人によって色んなとらわれ方するなと思った。

Posted byブクログ

2024/03/24

さすが、東野圭吾。面白い書き方するし、あっさり終わるのかと思ったら、また違う展開。そういう意味での悪意なのか。殺人事件をまた違う見方から書かれた感じ。面白かった。

Posted byブクログ

2024/03/18

加賀恭一郎シリーズ。 序盤にあっさり犯人がわかってしまったけど動機は語らない。犯人の手記から真の動機を探り追い詰める加賀刑事。 二転三転する流れとどんでん返しに頭が追いつかなくなるところも(笑) 加賀恭一郎の過去がわかるところも良かったなー。

Posted byブクログ