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悪意 の商品レビュー

3.9

1213件のお客様レビュー

  1. 5つ

    293

  2. 4つ

    497

  3. 3つ

    304

  4. 2つ

    33

  5. 1つ

    8

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2009/10/04

夫が買ってきた。直木賞受賞のミステリ作家による壮大な物語だ。なかなか語られない犯行動機を刑事が推理していく過程に引き込まれます。

Posted byブクログ

2009/10/04

事件の犯人は序盤であっけなく分かります。しかし動機が分からない。おなじみ加賀刑事が犯人の動機に迫ります。

Posted byブクログ

2009/10/04

まぁ普通だった。最初のほうに犯人がわかるけれど、殺害に至ったまでの経緯が刑事と犯人の視点から明かされていく。その過程が複雑だけれども読んでいくうちに全貌がみえてきて楽しめる。

Posted byブクログ

2009/10/04

読んでいて、うまいなーと感じました。どんどん覆させられる事実に、裏切られまくりました。東野圭吾の作品を全部読んでいるわけではないけど、一番のお気に入りです。

Posted byブクログ

2009/10/04

う〜ん、最後までドンデンガエシ??でわかりませんでした。 この書き方は珍しい。 でも、犯人にしかわからないというか結果は何でもありじゃんズル〜イ!って思わせる書き方でもあったなぁ〜。 東野圭吾モノにしては、感情移入や感心は出来なかった作品カモ・・・

Posted byブクログ

2009/10/04

「東野圭吾は良い」という噂を頻繁に耳にし、ドラマにもなり評判も良いこの作品を読んだ。文章はクセがなくとても読み易い。内容の方も「動機の為の殺人」という逆転の発想、虚偽と真実が入り混じり二転三転するストーリーには驚嘆した。よくある推理モノとは一味違う。練りに練ったプロット、効果的な...

「東野圭吾は良い」という噂を頻繁に耳にし、ドラマにもなり評判も良いこの作品を読んだ。文章はクセがなくとても読み易い。内容の方も「動機の為の殺人」という逆転の発想、虚偽と真実が入り混じり二転三転するストーリーには驚嘆した。よくある推理モノとは一味違う。練りに練ったプロット、効果的な構成と、完成度が高い。そして、人間の先入観を巧みに利用した心理トリックはお見事。こういう技巧は好きだ。犯人は被害者をどうしたかったのか?事件の底深く息を潜めていた「悪意」が、静かにその歪んだ姿を現すラストは妙に生々しくてゾッとする。この動機はかなりツボ。読んで損はない一冊。しかし、確かに面白いし素晴らしい秀作なのだが、どうも印象が薄い。解り易過ぎて少々物足りないのか。それにしても、「先入観」というのがこれ程強いものとは。読了後も最初の先入観の呪縛から抜け出せないでいる。

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2011/07/18

東野圭吾の悪意を読みました。面白かった。これぞ、ミステリの真髄ですね。記録の中に隠された真の意図とは。記録とは必ずしも正しいことだけが書いてあるとは限らない、ということを前提としているのですが、やはり騙されてしまいます。そして、最後に真相が明かされます。読み終えた後にじんわりと怖...

東野圭吾の悪意を読みました。面白かった。これぞ、ミステリの真髄ですね。記録の中に隠された真の意図とは。記録とは必ずしも正しいことだけが書いてあるとは限らない、ということを前提としているのですが、やはり騙されてしまいます。そして、最後に真相が明かされます。読み終えた後にじんわりと怖くなってくるという小説でした。新しい場所に引っ越して、そこでいじめにあったことが原因で人生が狂ってしまったという設定は他人事とは思えません。

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2009/10/04

■説明 野々口は昔の同級生であり、作家として先輩であり恩人である人気作家日高の家を訪ねた。丁度野々口が帰った直後に日高は殺されてしまう。  何故、誰に日高は殺されたのか。 ■感想 最初から、最後まで、関係者の手記という形で構成されている。少し変わった作品。 面白いの...

■説明 野々口は昔の同級生であり、作家として先輩であり恩人である人気作家日高の家を訪ねた。丁度野々口が帰った直後に日高は殺されてしまう。  何故、誰に日高は殺されたのか。 ■感想 最初から、最後まで、関係者の手記という形で構成されている。少し変わった作品。 面白いのか?と構えて読んだからか、なんとなく中盤で動機や犯人がわかってしまったのが ★★の理由。 犯人がわかってももやもやとした気持ちが増すばかりだということが★が少ないもうひとつの理由かも。

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2009/10/04

一流のミステリーだと思います。 人気作家・日高邦彦が仕事場で殺され、第一発見者は、妻の理恵と被害者の幼なじみである野々口修というところから始まりますが、この始まりが野々口の手記で書き出されています。ここにひとつのトリックがあるのだけど、実は意外に早く犯人は分かります。そして謎だっ...

一流のミステリーだと思います。 人気作家・日高邦彦が仕事場で殺され、第一発見者は、妻の理恵と被害者の幼なじみである野々口修というところから始まりますが、この始まりが野々口の手記で書き出されています。ここにひとつのトリックがあるのだけど、実は意外に早く犯人は分かります。そして謎だった動機も加賀刑事の推理で次第に解明されるのですが・・・ そのあとがあるのです。 この物語は、加賀刑事の教師時代の話もあり、その中でいじめ問題も取り上げられています。しかし、それが、また表題の「悪意」につながり、さらには、本当の殺人動機にまで繋がっています。さすがだと思いました。 猫を毒饅頭?で殺すなど、ちょっと最終的にも疑問に残る点もありましたが、それは些細なことで、小説の話ですから、十分に楽しめたほうが価値が高いです。 人の心に棲む悪意をテーマにして、これが、最近の作品にも繋がっているのかなと思いました。 2004.5.19

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2009/10/07

またまた すっかりやられました。東野マジック。 裏の裏の裏を読むつもりで 自分なりの推理を組み立てながら読むのですが 今回も 見事に何度も裏切られました。 この裏切られ感が強いほど 惹かれてしまうのですが。 裏表紙に書かれたあらすじはこんな風 ――人気作家が仕事場で...

またまた すっかりやられました。東野マジック。 裏の裏の裏を読むつもりで 自分なりの推理を組み立てながら読むのですが 今回も 見事に何度も裏切られました。 この裏切られ感が強いほど 惹かれてしまうのですが。 裏表紙に書かれたあらすじはこんな風 ――人気作家が仕事場で絞殺された。 ――第一発見者はその妻と昔からの友人。 ――逮捕された犯人が決して語らない動機に ――はたして「悪意」は存在するのか。 いやいや あらすじからは計り知れないほど 奥が深い。

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