裁判官の爆笑お言葉集 の商品レビュー

長嶺超輝【著】

2009/10/04

気楽に読める本。裁判官の人柄がわかって微笑ましいものが多かった。それは言っちゃあかんだろう、というのもちょっとだけあったけど。タイトルの爆笑は内容と合っていないような気がする。

2009/10/04

”爆笑”とありますが、笑えるものだけではなく、
裁判官がその職務の範囲を超えて出てしまったと思われる発言を集めた本。

裁判官達の言葉もそうですが、それを紹介する筆者の感情や意見が書かれていて、そちらの方も興味深かったです。
その紹介文に同意したり疑問を感じたりしながら、悶々と考えてしましました。

ただ筆者が、基本的に裁判官の言葉に同意する形で紹介されていたのが、ちょっと残念です。
裁判の傍聴経験が豊富ならば、異を唱えたくなるような言葉もあったと思うので。
もうしかしたら、重い責任を背負って言葉を搾り出しているであろう裁判官の方々に対する配慮なのかもしれませんが。

2009/10/04

面白い本です。はい。

裁判官ってなんか遠くにいる、自分にはあまり縁のない人って感じですが、やっぱり人間なんだぁ、と感じさせる本です。
裁判員制度の執行が目前に迫っている中、法曹界に興味を持つきっかけとなる本としては、素晴らしいと思います。
また、単なる読み物としても、ひとつのチャプターがコンパクトなので、空き時間などを利用して読める本です。

2009/10/04

新書にはすこし抵抗あったのですが、全然するする読めました。
内容も参考にしたくなるような名、迷言ばかりで面白かったです^^
新書導入としてもおすすめ。軽い気持ちで新書が読めます。

2009/10/04

暇だったのでカフェでの暇つぶしに買った本。
んー爆笑ではありませんでした。
でも裁判官も人間なんだもんなあって感じました

2009/10/04

ときにまじめに、ときに肯定し否定して、ときにブラックユーモアを交えて。裁判官を身近に感じられます。裁判官だって私たちと同じ一人の人間で、裁判――判決を出すとゆうことの大変さを考えさせられました。裁判員、わたしにはできないかもしれない。

2009/10/07

これは面白かったです。
爆笑というよりも、興味深いという面白さ。
読んでて目が潤んでくるエピソードも。
いろんな人間ドラマがありますね。

一年以内にいよいよ裁判員制度が始まることだし、
これを機に一度裁判を傍聴しに行ってみる？
と思いつつも、個人的には
裁判所にお世話にならない平凡な一生を送りたいです。

2009/10/04

有名人の公判記録や裁判官の名台詞を収録したDVDのような本でした。
こういう本は傍聴を極めた方が書いてらっしゃるので、解説も本当に面白い。
前から考えていたにせよ、被告人にそんなことが法廷でいえるんだ、ということが非常に多いので脱帽でした。
ちなみにタイトルに書いてあるほど爆笑なお言葉はありません。（笑）

2009/10/04

無味乾燥に判決を読み上げるだけではなく、時に法廷の場で優しい言葉で諭したり、厭味や皮肉を並べる裁判官。法廷を身近に感じた。

2009/10/07

「死刑はやむを得ないが、私としては、君に出来るだけ長く生きてもらいたい」裁判官は無味乾燥な判決文を読み上げるだけ、と思っていたら大間違い。法廷での個性あふれる肉声を集めた本邦初の語録集。