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裁判官の爆笑お言葉集 幻冬舎新書
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裁判官の爆笑お言葉集 幻冬舎新書

長嶺超輝【著】

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裁判官の爆笑お言葉集 幻冬舎新書

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商品詳細

内容紹介 痴漢の罪に問われた被告人に対して、一審の有罪を破棄し、無罪判決を言い渡した上で「電車の中では、女性と離れて立つのがマナーです!」。一件でも多く判決を出すことが評価される世界で、神妙な面持ちで、珍妙な説教を始める裁判官がいる!本書は法廷での肉声を集めた本邦初の語録集。30万部突破!話題のベストセラー。
販売会社/発売会社 幻冬舎/幻冬舎
発売年月日 2007/03/30
JAN 9784344980303

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裁判官の爆笑お言葉集

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商品レビュー

3.4

279件のお客様レビュー

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2009/12/10

マジで笑えます

裁判官が発した、数々の名言。笑ってしまうものも、しみじみするものもあるが、裁判官もまた人であるということが良くわかる。普段は足を運ぶことのない裁判所に、ちょっと行ってみたくなる。好奇心を刺激される本。

かみかみ

2025/08/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

裁判の、判決とかを言うときに、裁判官が言ったあらゆる意味で印象に残った語録、という本でしょうか。 タイトル通り笑えるのもありますが、笑えないものもあります。 「しっかり起きてなさい。また机のところで頭打つぞ。」 オウム真理教元教祖、松本知津夫に向けて。 真面目に裁判を受けていないとニュースで言っていましたが、まさか居眠りして裁判官から注意を受けていたとは! 「刑務所に入りたいのなら、放火のような重大な犯罪じゃなくて、窃盗とか他にも…。」 社会復帰できずに、衣食住揃っている刑務所に戻りたくて、再犯する人は珍しくないそうです。 だからといって人死が出るかもしれない放火を何で選ぶかな…という、思わず本音が出たんでしょうね。気持ちは分かる(笑)。 「私があなたに判決するのは3回目です。」 まーじーかー。というめぐり合わせです。 裁判官は移動が頻繁にあるので、2回というのは無いわけじゃ無いらしいんですが、移動先にまで出現、というのは相当強力な縁がある事に。 裁判官の方としては、二度と会わないことを願ってるでしょうに、がっくりきたでしょう、きっと。 重々しいのもあります。こちらは事件そのものが重いので、こういう所で軽口言うのははばかられますが、一つ上げると。 「家族らの信頼を裏切ったが、多くの人たちが更生を期待していることは、じゅうぶんわかっていると思う。」 覚醒剤取締法違反で捕まった、世界で一つだけの花の槇原敬之に向けて。 裁判も色々あるんだな、という感じです。

Posted by ブクログ

2025/07/22

. 違法行為やもめ事があった際に、人を裁くために設けられている、法曹の世界。 できれば、関わらずに過ごしたいですが、人生、何があるかはわからないもの。 法曹関係の書籍で、気になったものは、読むようにしています。 『特捜検察の正体』 https://booklog.jp/user...

. 違法行為やもめ事があった際に、人を裁くために設けられている、法曹の世界。 できれば、関わらずに過ごしたいですが、人生、何があるかはわからないもの。 法曹関係の書籍で、気になったものは、読むようにしています。 『特捜検察の正体』 https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/B0CBJXLNB5 この本は、”お堅い”イメージがある裁判官が、裁判等の場で発した言葉を集めた名(迷?)言集。 発売当初から話題になり、ロングセラーになっていることも知っていたのですが、読まないままになっていました。 最近になってAudibleにラインアップされていることを知り、聴くことにしました。 本書が出版された2007年以前に、裁判官が発した言葉が、発言の趣旨ごとに章分けされて紹介されています。 聴き進めてまず感じたのは、「裁判官も、人間臭いことを言うのだな」ということ。 被告人は何をしたのか? 現行の法律と過去の判例と照らし合わせて、被告人にどのような罰を負わせるべきか? そのようなことを調査、判断し、その結果を淡々と伝えるのが、裁判官の役目だと思ってました。 しかしそれだけではなく、(罪を犯した)被告人が少しでも早く更生できるように促すこと、同様の犯罪が起こらないようにすることも、裁判官の仕事なのだと、認識を改めさせてもらえました。 被告人を叱ったり励ましたりする言葉が多いのも、その背景があってのことだと理解しました。 現行の法律では、(裁判官当人が思う基準では)公平な判決を下せない場合もある。 その無念さや、法制度の問題点を指摘するような発言があるのも、印象に残りました。 全体を通じて、冗談を交えた、読みやすい文書だと感じました。 2020年代の感覚からすると、不謹慎に感じる表現もありましたが、これも、裁判官や裁判という場を身近に感じて欲しいという意図かと、受け取りました。 自分では経験できないことを、疑似体験させてもらえる。 読書の楽しみを味わわせてもらえた、一冊でした。  .

Posted by ブクログ