裁判官の爆笑お言葉集 の商品レビュー
おもしろい・・・さすがです。最近(2006)の裁判のことも載っていて、なつかしいやら人間が人間を裁くっていうのは感情なしに語れない部分があるから、この発言か!と。
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「さだまさしさんの『償い』という曲を知っていますか?」 5年位前の裁判で、罪を犯した少年に対して裁判官が言った言葉だ。 この曲は、交通事故で人を死なせてしまった人が、必死に働いて遺族に対して償いをするというもの。 犯した罪をしっかりと少年たちに受け止めさせるために、裁判官は...
「さだまさしさんの『償い』という曲を知っていますか?」 5年位前の裁判で、罪を犯した少年に対して裁判官が言った言葉だ。 この曲は、交通事故で人を死なせてしまった人が、必死に働いて遺族に対して償いをするというもの。 犯した罪をしっかりと少年たちに受け止めさせるために、裁判官は引き合いに出したようだ。 裁判というものは、最終的に裁判官が判決を読み上げて終わる。 しかし、裁判官も人間なのだ。 受け持ちの事件が多ければサラリーマン的になる裁判官もいるだろう。 この本を読むと、そんな厳粛な裁判という場所においても、裁判官の人間性が垣間見れるようなこともあるのかと少々ビックリ。 多少脱線する人、詩人のように愛を語る人、懇々と思いを訴える人・・裁判官にもそれぞれ個性があるようだ。 しかし今後、もしも実際の裁判を傍聴する機会があったとしたら・・ 淡々と判決文を読み上げるだけの裁判官には「なーんだ、それだけ。」なんて感じになるかも(笑)
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裁判官が公判などで実際に語った言葉を集めてある。法律で縛られた状況下で、一人間としての心情をどのように盛り込んだか、軽く読めるものの結構考えさせられる一冊。
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「爆笑」ってのはちょっと違う気がする...。裁判官にも人の血が通っていて、それがポロッと出てしまうところに興味がそそられた。事件を深く見つめて深く考えて出てきた言葉は深くてユニーク。
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この本も売れてるみたいですね〜。今日も本屋で結構積まれてました。 右ページで裁判官の言葉とその言葉がでた事件の概要が。左ページでその判決に触れて著者の諧謔を弄した、時には皮肉まじりの解説が書かれています。 『爆笑お言葉集』とは言うものの、実際に発せられた裁判官の言葉自体が笑い...
この本も売れてるみたいですね〜。今日も本屋で結構積まれてました。 右ページで裁判官の言葉とその言葉がでた事件の概要が。左ページでその判決に触れて著者の諧謔を弄した、時には皮肉まじりの解説が書かれています。 『爆笑お言葉集』とは言うものの、実際に発せられた裁判官の言葉自体が笑いを誘うというよりも、それについて解説する著者の言葉がおもしろかったりします(*´ー`) 軽くてさくさくっと読める。休日に午睡をまどろみながら読むのにもいいかもしれません
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「爆笑」というタイトルには疑問。どちらかというと「グッと」くる言葉が多い。日常生活であればタダのお説教であったとしても、何を感じているか、どうあって欲しいか、なぜそう言うのか。また、感情とは別に、ルールのなか判断しなければならないところへ滲み出る感情。結果だけを語るのではなく「ひ...
「爆笑」というタイトルには疑問。どちらかというと「グッと」くる言葉が多い。日常生活であればタダのお説教であったとしても、何を感じているか、どうあって欲しいか、なぜそう言うのか。また、感情とは別に、ルールのなか判断しなければならないところへ滲み出る感情。結果だけを語るのではなく「ひとこと」が加わると伝わり方が変わるだろう。少なくともこの本を読んだ限り。
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特に爆笑はしなかったけどw、裁判官も人間なんだよなあとすごく思った。全然知らなかった事件のこととかものってておもしろかった。
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族を抜けようとした少年をリンチで殺した暴走族に対して「犬のうんこですら肥料になるのに、君たちは何の役にも立たない産業廃棄物以下じゃないか。」と言ったり、巨額の脱税をした被告人に「少ない額でも、きちんと納税している人をバカにした行為だ」と発言したり。 裁判官の人としての一面が垣間見...
族を抜けようとした少年をリンチで殺した暴走族に対して「犬のうんこですら肥料になるのに、君たちは何の役にも立たない産業廃棄物以下じゃないか。」と言ったり、巨額の脱税をした被告人に「少ない額でも、きちんと納税している人をバカにした行為だ」と発言したり。 裁判官の人としての一面が垣間見えて面白かったです。 裁判の傍聴に通い、これだけのものをまとめた著者には好感をもちましたが、裁判以外のウンチクはあまり信用しない方が良いかも!? たとえば、名古屋地裁の佐藤學裁判長が「野球も人なり」ということばを説諭で用いたときの裁判の解説で、このことばは「彼も人なり、われも人なり」から派生した「文も人なり」「芸も人なり」のバリエーションだと書いています。 「彼も人なり〜」からの派生の真偽はわかりませんが、少なくとも「野球も人なり」は学生野球の父、飛田穂洲のことばだとわかっていますし、裁判長もそのつもりで引用しています。裁判長ご本人がwebでそうおっしゃってるので、ちょっと調べればわかるのになぁ・・・ということで、評価は★3つにしました。
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白か黒かの裁判判決・・・ 結果はそうなのかもしれないけど気の利いた一言。。。 裁判官も人間ですね。
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