自分の小さな「箱」から脱出する方法 の商品レビュー
トムは周りの人を我慢するべき対象だと感じていた、要はモノ扱いしていた。 箱に入っている人は、他人を自分と同じ感情を持つ人間ではなく、モノとみなしている。 この問題を「自己欺瞞」としていることがよく分からん。 「自己欺瞞」の定義としては、『自分で自分の心を欺くこと。自分の良心や本...
トムは周りの人を我慢するべき対象だと感じていた、要はモノ扱いしていた。 箱に入っている人は、他人を自分と同じ感情を持つ人間ではなく、モノとみなしている。 この問題を「自己欺瞞」としていることがよく分からん。 「自己欺瞞」の定義としては、『自分で自分の心を欺くこと。自分の良心や本心に反することを知りながらも正当化してしまうこと。』らしい。 「箱の中に入っている状態」の方がしっくりくるかも、バイアスかけて箱の中から(=自分の視点だけで)見ているという。 知りながらってのは、無意識下も含んでる?本当は知ってるはずなのにとか、考えれば分かるのにとか。 自分の感情に背き自分を正当化するために相手に原因を寄せる、相手の欠点を大きく見る。無意識下で自分を騙してて、そうすることで自分を正当化してるみたいな。 自分を疑い自問自答することで、相手を一人の人として尊重することが大切だということよね? 箱に入り続けていると(自分を欺き続けていると?)、自分を正当化するために他を批判するようになり、これが人間関係(その一つが会社という組織であり仕事である)の不調を招くよという。
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自然と湧き上がる、誰かのために何かをしてあげようという気持ち。この気持ちに反してしまうと、途端にそんな自分を正当化するために、誰かを貶めてしまう。この時すでに私は「箱」の中に入ってしまっていて、自分のことしか見れなくなる。 「箱」の外に居続けるためには、相手に逆らうことをやめること。すると、自分を正当化しようとする感情から解き放たれる。 うまく言えないけど、こんな感じの話。読んでよかった。胸がスーとして、シンプルに生きられる気がする。『嫌われる勇気』と通じるものがあるかも。 私にとって、本書も『嫌われる勇気』も内容の通りに実行し続けるのは難しいと思うので、何度も読み返したい。
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この本は、数年前にも読んだものである。その時は当たり前の内容で、人を人としてちゃんと見よう程度で深く印象には残らなかった。時間がたち、子供たちも成長し、ここでいう箱に入る状況がしばしば感じられるようになり、今回は最後まで考えさせながら読んだ。 前提 他人をあるがままにニーズや望みを持った人間としてみる。人として見ない時、自分は特別で周りと違って特権があるように思いこみ、問題を引き起こす。←世間でもありがち。座席を占有したりして、なんでこの人はこんな自分勝手にふるまうんだろうという時の原因。 箱に入るということ その対応 自分が他人のためにすべきと思った行動を裏切る。裏切るとそれを正当化するために、周りをゆがんだ目で見て悪者化する。←子供を見ていてそういう状況を感じた。自分にも当てはまることがあり、人間の普遍的な特性なのだろう。自分のなすべきことをやるところをサポートしてあげると、モヤモヤが減少し、相手を攻撃する見方が減った気がする。 今後 箱の存在を意識して、自分を裏切らない(箱に入らない)。箱に入った人に合わせて自分も箱に入らない。人の本来持っている他人への貢献や自分がしたいと思う気持ちをかなえる行動をサポートして箱に入るのを防ぐ。また、自分がどのような正しいことをすればその人に手を貸せるか考えやってみる。
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0 どんな本? 対人関係の本。自己欺瞞に堕ちっている自己の状 態を箱の中と表現し、箱の中の状態の不利益と箱の 外の利益を説明する本。画期的な考え方で対人関係 が根本から変わると感じる本。 1 何で読んだの? (1) 自己啓発でレビューが高いから。 ...
0 どんな本? 対人関係の本。自己欺瞞に堕ちっている自己の状 態を箱の中と表現し、箱の中の状態の不利益と箱の 外の利益を説明する本。画期的な考え方で対人関係 が根本から変わると感じる本。 1 何で読んだの? (1) 自己啓発でレビューが高いから。 (2) 自己啓発される何かを学びたかった。 (3) 啓発されて行動が変わった状態になりたかった。 2 構 成 3部20チャプター構成268頁 ザグラム社の教育プログラムを受けるトム視点の構 成。とても理解しやすく、図が分かりやすく親しみ を感じる。 3 著者の問題提起 多くの人々が箱に入っている。 4 命題に至った理由 箱に入っていると大切な事に注力出来ない。 5 著者の解 箱の外に出るべき、箱の外に居続ける事が大事。 その為には自分を裏切らない。人に抵抗する事をや める。 6 重要な語句・文 (1) 自己欺瞞 (2) 自分への裏切り (3) 完璧であろうと思うな。より良くなろうと思え。 (4) 他の人々への抵抗をやめた時箱の外へ出る事が できる。 (5) 自分が知識、能力が充分だと思ったら箱の中だ。 7 感 想 読中はこんなに大事な事を学んだのはいつ依頼 だ?と感じた。1番刺さったのは「チャックスター リ」の様な人物にもどうすれば手を貸せるか考える 事。天地がひっくり返る様な思いだ。深く知りたい 事は箱の外に居続ける方法。どうすんだろ?人に勧 めるなら自己正当化。相手が悪者で居続ける。ホワ イトボードに書いた図がオシャレな感じがして分か りやすく好感が持てる。 タイトルの脱出する方法がイマイチ良くわからない。 誰か教えて下さい。 8 todo (1) 私のチャックスターリに手を貸す事を考える。 (2) 業績(結果)に貢献する事にフォーカスする。 (3) 上記を具体的な行動に落とし込む。 9 問 い 他者とは? 10 答 え 自己の鏡である。
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「嫌われる勇気」の哲学者と若者のやり取りに似た対話形式で読みやすかった。 上手く言語化できないが内容の本質は嫌われる勇気に通づるとこがある気がする。 期間を空けて再読したい。
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この本に出会えてよかった!! 人間関係における問題を相手のせいにしていた人生を卒業できました。 読んで、知ったことを意識しただけで、家族との関係へのストレスが軽減。 この先の人生も、周りの人と心地の良い関係でいられそう。 人生に役立つ本でした。 メモ p18「君は周りの人のこと...
この本に出会えてよかった!! 人間関係における問題を相手のせいにしていた人生を卒業できました。 読んで、知ったことを意識しただけで、家族との関係へのストレスが軽減。 この先の人生も、周りの人と心地の良い関係でいられそう。 人生に役立つ本でした。 メモ p18「君は周りの人のことを、『我慢』しなくてはならない存在だと思っていないだろうか。・・・ 問題を解決するには、自分の抱えている問題に気づく必要がある。 まったく何も見えていない状態=「自己欺瞞」=「箱に入っている」
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自分のためになる本。 説明は理路整然としてしてわかりやすいが、論理に弱い自分からすると、何回か読み直さなければ本当には理解できない感じがした。 しかし、この1冊を読んだことのあるなしでは物事の見方が全く異なるものになると感じた。 読めたことに感謝したい
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こういう題名のものは途中から飛ばして読むことが多いけれど、これは会話になっていて、ストーリーがあり、読みやすかったです。感覚ではわかるものの、つい、「箱」の中に入ってしまいます。これをどうすればいいのか、それはやはり感覚でつかむしかないのでしょうか。言葉にしづらいですね。再読した...
こういう題名のものは途中から飛ばして読むことが多いけれど、これは会話になっていて、ストーリーがあり、読みやすかったです。感覚ではわかるものの、つい、「箱」の中に入ってしまいます。これをどうすればいいのか、それはやはり感覚でつかむしかないのでしょうか。言葉にしづらいですね。再読したいです。
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小さな箱に入ると相手を攻撃してしまう。 自分の裏切りを行うと、自分の行いが正当化されるように自分で仕向けてしまう。 ゆえに他人を攻撃してしまう。 自分が箱に入ると、相手も箱に入れてしまう。 箱の外にどれだけいれれるか。 色んな箱があり、箱に入っている自分が本当の自分と勘...
小さな箱に入ると相手を攻撃してしまう。 自分の裏切りを行うと、自分の行いが正当化されるように自分で仕向けてしまう。 ゆえに他人を攻撃してしまう。 自分が箱に入ると、相手も箱に入れてしまう。 箱の外にどれだけいれれるか。 色んな箱があり、箱に入っている自分が本当の自分と勘違いしてしまうこともある。 面白かった。 なるほどなるほど、わかるわかるとなった。 年齢を重ねていくごとに他人に優しく、他人の為にと考えているつもりだか、自分の利益(出世や人からの見られ方)が裏にあればそれは、箱の外ではなく箱に入った自分である。 箱の外に出ようと考えると中々に難しい気もする。 たまに出ていると感じることもあるが、 たまにすぐに箱に入ってしまうこともあるなと痛感。
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率直な感想ですが、本当に良かった。すごくすごくよかった。 月並みな言葉しか出てこないが、ものすごく今の自分に染みた。 何だろう。今の自分の状況に合っているからなのかもしれないけど、自分を含めた周りの物事に対しての視界が一気に開けた気がした。 あまりネタバレになることは書きたく...
率直な感想ですが、本当に良かった。すごくすごくよかった。 月並みな言葉しか出てこないが、ものすごく今の自分に染みた。 何だろう。今の自分の状況に合っているからなのかもしれないけど、自分を含めた周りの物事に対しての視界が一気に開けた気がした。 あまりネタバレになることは書きたくない(ぜひ気になってくれた方は読んでみてほしい!!!)ので、詳しくは書きませんが、今まで自分が良かれと思ってしてきたこと、学ぶべきだと思っていたこと(テクニックや方法論)、これが正しいと思ってやっていたことが基本すべて「自分のためだけ」にやっていることで合って本質的に自分のためになっていないということに気が付いた。 きっと本誌を手に取る方は多かれ少なかれ「箱」に入っていると思うので、そんな方も自分と同じように晴れやかな気持ちになれることを祈っています。
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