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自分の小さな「箱」から脱出する方法 の商品レビュー

4.3

832件のお客様レビュー

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2022/05/15

人が「〜しなければ」と思う時、自分の感情に背くとそれは自分への裏切りとなる。そして、その相手に対してイライラしたり批判したりして、自分の選択が対して正しかったと「正当化」しようと始める。 自分が箱の中に入っている限り、相手を見下してしまうし、すると相手も箱に入って人間関係は悪化す...

人が「〜しなければ」と思う時、自分の感情に背くとそれは自分への裏切りとなる。そして、その相手に対してイライラしたり批判したりして、自分の選択が対して正しかったと「正当化」しようと始める。 自分が箱の中に入っている限り、相手を見下してしまうし、すると相手も箱に入って人間関係は悪化する。 組織に必要なのは、威圧でまわりに言うことを聞かせるリーダーではなく、相手の立場を尊重して共に成長していくリーダー。身の回りのあらゆる人間関係のヒントになる一冊だった。

Posted byブクログ

2022/05/12

人は何か事情が起こった時に自分を正当化するように自分の箱に入る。すると相手や周りを悪者にして自分をさらに自己正当化しようとする。相手が嫌な奴だった時はなおさら。相手が従業員の心が分からないから仕事を生かしきれていない、株主のことばかり考えている、のような形で批難ばかりして自分が相...

人は何か事情が起こった時に自分を正当化するように自分の箱に入る。すると相手や周りを悪者にして自分をさらに自己正当化しようとする。相手が嫌な奴だった時はなおさら。相手が従業員の心が分からないから仕事を生かしきれていない、株主のことばかり考えている、のような形で批難ばかりして自分が相手に対して何が出来るかという気持ちを忘れてしまっている。それが本当の意味で相手を理解することを邪魔させている。箱の中にいる時は業績向上に集中できない、他の人々に抵抗することんやめた時に初めて箱の外に出て、相手を心から思うことができる。Listen to seek to understandと同じ心構えのことなのかもしれない。

Posted byブクログ

2022/05/05

最初の方は、少し退屈さを感じて読んでいたが、読み進める内に、納得する部分が多くなって同感した。まずは自分が箱の中に入っているかも知れないと疑ってみる必要があるかもしれない。そして今後は箱から出て人を人として考えてあげる事を自分自身が実践してみようと思った。

Posted byブクログ

2022/05/17

人間だれしも、自分のことが一番かわいかったとしても... ”箱”という考え方をするだけで自分のことを客観的に見られるのだ!と大きな発見でした。 この本を読んだら、イライラしたり、うまくいかないことがあっても、まずは”箱だ!”と心のなかで唱えてみるだけで冷静になれると思います。 ...

人間だれしも、自分のことが一番かわいかったとしても... ”箱”という考え方をするだけで自分のことを客観的に見られるのだ!と大きな発見でした。 この本を読んだら、イライラしたり、うまくいかないことがあっても、まずは”箱だ!”と心のなかで唱えてみるだけで冷静になれると思います。 ただ翻訳本なので少し日本語に違和感があるのが唯一気になるところです...

Posted byブクログ

2022/08/10

自分が箱の外にいることで人とのコミュニケーション、関係性を改善することができる。自分が箱の中に入ってしまっていないか、相手のためになって考えられているか、自分を疑い、相手と接することが重要である。 問題がある人自身には、自分に問題があるというこが見えなくなってしまっている。 外...

自分が箱の外にいることで人とのコミュニケーション、関係性を改善することができる。自分が箱の中に入ってしまっていないか、相手のためになって考えられているか、自分を疑い、相手と接することが重要である。 問題がある人自身には、自分に問題があるというこが見えなくなってしまっている。 外見上同じ行動であっても、箱の中にいるか外にいるかで相手への影響は全く異なる。 自分の状態は相手を人間と見ているだろうか?単なるものとして見ていないだろうか? 自分への裏切りをすることで、箱の中に入って自分を正当化し、相手の感情に背いて歪んだ感情を持ってしまう。お互いにはこの中にいる状態では生産的な活動は一切生まれない。 箱から出る方法は目の前にある、相手に逆らうことをやめる、相手のために何かをしたいと思えるようになっている瞬間に箱の外に出られている。 リーダーとしての成功は、自分への裏切りからどれだけ自由でいられるか、そうなってはじめて、他の人々から信頼され、期待に応えようという気持ちを起こさせ、一緒に働きたいと思われる同僚になれる。 こういったことは日常でもよくあることで、今まで自分が箱に入っていることが原因でうまくいっていないことが多かったのだろうと反省する。 相手の心理状況、ニーズをよく考えて接するように注意して日々意識する。

Posted byブクログ

2022/04/27

自分日常の中で、箱の中に入って人のことを物とか景色のように見ているというのがすごくしっくりきた。 人には人格があって、自分と同じように日々考え何かを感じて生きているって、当たり前のことだけど改めてそれを認識しながら人と接していたかといわれると完全にいいえ、だと思った。 自分の心を...

自分日常の中で、箱の中に入って人のことを物とか景色のように見ているというのがすごくしっくりきた。 人には人格があって、自分と同じように日々考え何かを感じて生きているって、当たり前のことだけど改めてそれを認識しながら人と接していたかといわれると完全にいいえ、だと思った。 自分の心を開いて会話しようとしていたけど、結局自分が箱の中に入っていたから変わらなかったんだなと思った。 自分を正当化したいがために相手を責めたりそうできる理由を探したり状況を作り出したりするというのも納得。

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2022/04/24

私自身、人間関係において悩んでいる時期にこの本に出会った。 この本を通じて、その人間関係の拗れは私自身が「箱」の中にいたことによるということに気がつくことが出来た。 【箱の中】 自分や他の人たちを歪んだ目で見ている。 他の人はいわば物にすぎない。 【箱の外】 他の人や自分を...

私自身、人間関係において悩んでいる時期にこの本に出会った。 この本を通じて、その人間関係の拗れは私自身が「箱」の中にいたことによるということに気がつくことが出来た。 【箱の中】 自分や他の人たちを歪んだ目で見ている。 他の人はいわば物にすぎない。 【箱の外】 他の人や自分をあるがままの人間として見ている。 ・周りの世界を、自分への裏切りを正当化する視点から見るようになる。 →自分の感情に背いた時に「箱」に入る。 →自分の長所を過大評価し、相手に非があると考える。 →自己欺瞞を正当化する。物の価値を過大に評価する。 ・自分が箱の中にいることによって他の人を箱の中に入れてしまう。そして、箱に入った人々はお互いを責め合う。 →互いに相手を手ひどく扱い、互いに自分を正当化する。共謀して、互いに箱の中にいる口実を与え合う。 箱の中にいたら相手を変えようとしても、全力で張り合っても自分の行動を変えようとしてもムリ。 →相手を尊重すべき1人の人間とひて見始めた時、箱の外に出る。 他の人が間違ったことをしているという点に注目するのではなく、どのような正しいことをすればその人に手を貸せるかをよく考える。

Posted byブクログ

2022/04/15

ひとのせいにしたり、人に対して怒りを感じている人に向けた内容かなという感想。 他人からの評価が気になる、嫌われたくない、自己肯定感が低い、そういった悩みを抱えている人にはあまり直接的な内容ではないかもしれない。 他人を尊重する、自分への裏切り(自分を正当化すること)が他者を見る目...

ひとのせいにしたり、人に対して怒りを感じている人に向けた内容かなという感想。 他人からの評価が気になる、嫌われたくない、自己肯定感が低い、そういった悩みを抱えている人にはあまり直接的な内容ではないかもしれない。 他人を尊重する、自分への裏切り(自分を正当化すること)が他者を見る目を歪める、など確かにと納得できる内容もあります。

Posted byブクログ

2022/04/09

名著!心当たりのあることがたくさん書かれている。人との関わり方に困っている方は、ぜひ読んでほしい。 納得感に満たされるはずだ。理論ではなく体験的な理解を好む人には特に合うだろう。その体験を、考え方として整理してくれる本だ。

Posted byブクログ

2022/04/08

「自分への裏切り」「自己欺瞞」「自分への裏切りを正当化する視点から見るようになる」など、とても鋭い指摘で納得することができました。

Posted byブクログ