天と地の守り人(第三部) の商品レビュー
国とはなんなのか、国が繁栄していく何をしなければ行かないのか、それを底辺で語っている気がしました。 あ~終わっちゃったな~。
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バルサとチャグムはこの物語の発端となったチャグムの祖国、新ヨゴ皇国へむかう。新ヨゴ皇国は南のタルシュ帝国に攻めこまれ、一方、ナユグの四季も変化の時をむかえていた… 『天と地の守り人』三部作ここに完結。
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ついに守人シリーズが完結。 長い長いバルサとチャグムの旅が終わった。 この天と地の守人を読み進むうちにチャグムはなんて素敵な若者に成長したことか・・・・・ と何度も思った。 きっとチャグムが治めて行く新ヨゴ皇国は素敵な国へとなって行くと思う。 そしてバルサとチャグムにタンダも、...
ついに守人シリーズが完結。 長い長いバルサとチャグムの旅が終わった。 この天と地の守人を読み進むうちにチャグムはなんて素敵な若者に成長したことか・・・・・ と何度も思った。 きっとチャグムが治めて行く新ヨゴ皇国は素敵な国へとなって行くと思う。 そしてバルサとチャグムにタンダも、いつかきっとまた出会える日が必ず来ると思う。
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2010.10.25 (99) 北九州出張に持っていって読了。まさしく王の帰還、風格ある物語。チャムグが思わず闘いに参加するP140は電車の中で密かに涙した。感動。
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守り人シリーズ最終巻。 壮絶な物語でした。 かつての我らが世界が重なって見えます。きっと「本当の戦争」はこの比ではないでしょう。 苦しみ死んでゆくのはいつでも民。タンダやヒュウゴの言葉は、上橋さんの叫びだったと思います。 幾万人もの命を踏みしめて生きる痛みを感じるチャグムが、...
守り人シリーズ最終巻。 壮絶な物語でした。 かつての我らが世界が重なって見えます。きっと「本当の戦争」はこの比ではないでしょう。 苦しみ死んでゆくのはいつでも民。タンダやヒュウゴの言葉は、上橋さんの叫びだったと思います。 幾万人もの命を踏みしめて生きる痛みを感じるチャグムが、地獄の淵に立ったタンダが、前を向いていることが何よりも救いでした。 きっとこれからもみんなは精一杯生きていくのでしょう。 <魂にふれる金の糸>のようなささやかな声に耳を傾けていける世でありますように。
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ついに読み終えてしまった。 読み進めるのがもったいなくて、一行一行を大事に、なるべくゆっくりと読んできたけど、ついに全10巻を読み終えてしまった。 こんなふうに、物語を書けたら、どんなにかいいだろう。 もともとは、たしか本の雑誌の書評だったと思うけど、 「日本語で書かれたファ...
ついに読み終えてしまった。 読み進めるのがもったいなくて、一行一行を大事に、なるべくゆっくりと読んできたけど、ついに全10巻を読み終えてしまった。 こんなふうに、物語を書けたら、どんなにかいいだろう。 もともとは、たしか本の雑誌の書評だったと思うけど、 「日本語で書かれたファンタジーを読める幸せ」 みたいなうたい文句に惹かれて。 この書評はまことに適切だった。 しかし、それだけではない。ほかにも上橋さんのこのシリーズにはやまほど魅力がある。 世界観がおもしろい。あの世とこの世が重なるその世界観は、東洋で生まれた物語ならではか。 プロットがおもしろい。登場人物たちが歴史のなかを各自の考えで動いていくから、物語は川の流れのように複雑ながらもあるひとつのまとまりを見せていく。 戦いの描写がしっかりしている。時代小説なんかでも、戦闘シーンが粗く描かれているとなんだか急にテンションが下がってしまうがこのシリーズでは主人公バルサが短槍をふるうシーンは丁寧に迫力ある描写になっている。シリーズの完結となる『天と地の守り人』では軍団による合戦シーンもあるが、これもよくできている。 平和と勇気について正面から描いている。妥協なく、現実的に、しかしながら、揺るがない価値観にもとづいて、平和と勇気を描いている。 本当にすばらしい物語だった。 たぶん、もう一回最初から読むと思う。
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遂に!読み終わってしまいました。。。バルサとチャグムの冒険が終わってしまうのは寂しいけれど、エンディングはかなり満足でした。精霊の時から比べるとチャグムの成長に驚かされます。そして、バルサはいつまでたっても強くて憧れます。
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終わっちゃったー。 後書き読むと、どうもこのシリーズもこれで一段落のようで…えーそんなのイヤだ! チャグムも帝になったしバルサも新婚家庭だしで仕方ないんだろうけど寂しいなあ。 今までタンダの出るシーンてどんな深刻でも読んでてホッとできるというか、どうにも牧歌的な空気が漂ってシリア...
終わっちゃったー。 後書き読むと、どうもこのシリーズもこれで一段落のようで…えーそんなのイヤだ! チャグムも帝になったしバルサも新婚家庭だしで仕方ないんだろうけど寂しいなあ。 今までタンダの出るシーンてどんな深刻でも読んでてホッとできるというか、どうにも牧歌的な空気が漂ってシリアスに読めなくて困ったものでした(笑)。これもひとえにタンダの人柄のなせる業でしょうけども。 なので今度の戦争シーンもあんまり気負って読んでなかったのですが、なんだかすごいことになってしまってある意味一番衝撃的でした。 チャグムは無事に帰ってきて帝になりましたけど…今後の道行きは暗澹たるものですよね。 帝派はあからさまに反抗するでしょうけど今までチャグム派だった人たちだってどうなることやら。 チャグムは為政者として立つことは決意してやり遂げる気でいますけど、チャグム派の大半はきっと神としての存在を期待してるわけですからこちらもいずれは反チャグム派になることは目に見えてますし… これで「めでたしめでたし」ではないのが何とも切ないです。 5歳の弟の最初の方のあの態度が悲しいですよね。今までどういう言い草を聞かされてきたのかが如実に分かって。 待ちに待った二ノ妃が出ていらっしゃいました。それも以前のような毅然とした態度で。 心労でよもや、と思ったりもしてたので、泣いてるとこばっかりでしたけどうれしいですよー(T.T)。
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『天と地の守り人』第3部では、新ヨゴ皇国へと舞台が移ります。 チャグムは故国を救うため自ら軍を従えて新ヨゴ皇国に。バルサはタンダが徴兵されたことを知り、一人戦の最前線へ向かう。そして異世界ナユグの春が起こす天変地異から人々を救うため、呪術師トロガイは人生をかけた大呪術に臨む。 1...
『天と地の守り人』第3部では、新ヨゴ皇国へと舞台が移ります。 チャグムは故国を救うため自ら軍を従えて新ヨゴ皇国に。バルサはタンダが徴兵されたことを知り、一人戦の最前線へ向かう。そして異世界ナユグの春が起こす天変地異から人々を救うため、呪術師トロガイは人生をかけた大呪術に臨む。 10年に渡って綴られてきた「守り人シリーズ」がついに完結です!
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終わってしまうのが嫌でいやで仕方がない反面、読み始めると止まれなかった最終話です。 ヒュウゴとラウル王子の駆け引きが鳥肌立ちっぱなし。 もう・・・ みんな大好き^^
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