天と地の守り人(第三部) の商品レビュー
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2018/1/8 シリーズ全10冊、読了。10冊通じて、息もつかせぬ展開。こんな世界観を作り上げてしまうなんてすごい。シュガがいい。 あとは番外編。
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最後に帝がチャグムを認めたのがよかった。最期も彼なりのけじめのつけ方だったと思う。チャグムが独り立ちする前に、ちゃんと両親や兄弟との絆をつないでいくところが作者の優しさなのかな。バルサとタンダのシーンもよかった。完結してしまってさみしいけど、こんなに素晴らしい作品に出会えて幸せで...
最後に帝がチャグムを認めたのがよかった。最期も彼なりのけじめのつけ方だったと思う。チャグムが独り立ちする前に、ちゃんと両親や兄弟との絆をつないでいくところが作者の優しさなのかな。バルサとタンダのシーンもよかった。完結してしまってさみしいけど、こんなに素晴らしい作品に出会えて幸せです。
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第二部を読み終えた時には、この物語がどんな形で終結するのか想像が付かなかったが、この第3部でそれぞれの物語がきれいにまとまっていった。チャグムと帝の対決、バルサはタンダに会えるのか、シュガの駆け引き、トロガイの偉業は成功するのか、敵であるタルシュの王兄弟の選択など、主要な登場人物...
第二部を読み終えた時には、この物語がどんな形で終結するのか想像が付かなかったが、この第3部でそれぞれの物語がきれいにまとまっていった。チャグムと帝の対決、バルサはタンダに会えるのか、シュガの駆け引き、トロガイの偉業は成功するのか、敵であるタルシュの王兄弟の選択など、主要な登場人物の様々な選択、決意が重なり物語が終わりに近づいていく。
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番外編は残ってるけど、遂に完結。制覇したって喜びと、これで終わりという淋しさ。しかし、戦いはすごくハード。今の世の中にもあるんだけど、本当にイヤですね。ほんと読み応えありました。来年のドラマ再開が楽しみです。
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物語は大円団に向かう!読んで損なし!守り人シリーズ本編の最終話。番外編も他にあり! ワクワクするストーリーはファンタジーでありながら、リアリティがあるのは、細部まで納得のいく描写ゆえ、文化人類学教授なればこそ!
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ロタとカンバルの軍勢を率いて故郷に戻ったチャグム。 川の氾濫によって流されるかもしれない新ヨゴの都。 戦場に連れていかれたタンダの安否。 都から見捨てられ、追い焼き払われた町の人々や、氾濫に備えて逃げる人々。 進軍してくるタルシュ。 タンダの元へ向かうバルサ。 戦場のシーンも残酷...
ロタとカンバルの軍勢を率いて故郷に戻ったチャグム。 川の氾濫によって流されるかもしれない新ヨゴの都。 戦場に連れていかれたタンダの安否。 都から見捨てられ、追い焼き払われた町の人々や、氾濫に備えて逃げる人々。 進軍してくるタルシュ。 タンダの元へ向かうバルサ。 戦場のシーンも残酷な描写も結構あるのに、目が離せず、児童書と言えど手抜きのない物語だと思います。 それぞれが苦しい中でも向き合って生きていこうとする物語が、とても心に沁みました。
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いやーまさか今まででてきた国全部が関わってくるとは思ってなかった。国同士の立場や関係がよくわかった。最後までヒュウゴは謎だった。番外編が楽しみ!トロガイは、死んだのか死んでないのかわかんなかったから最後で安心した。タンダとバルサ…やっとって感じだな…。長かったwあの2人だからこの...
いやーまさか今まででてきた国全部が関わってくるとは思ってなかった。国同士の立場や関係がよくわかった。最後までヒュウゴは謎だった。番外編が楽しみ!トロガイは、死んだのか死んでないのかわかんなかったから最後で安心した。タンダとバルサ…やっとって感じだな…。長かったwあの2人だからこのくらいでいいのかなって気もする。チャグムが帝になったあとの新ヨゴも知りたい!本当に穢れがなかったり、帝をなくすことはできたのかな?都の前に街を作るっていう考えがチャグムらしくて良いなと思った。やっぱりチャグム好き!かっこいいというか、たくましいし、生命力がある。コチャ?が死んじゃったのはショックだった…。あと、タンダの腕を切り落とすところ!びっくりだった。とりあえず生きてて良かった…。他の巻とは違う感じの守り人だった気がする。天と地の関係?ナユグとサグ?みたいな感じで、その守り人自体がいるわけではないみたいな。ナユグとサグが混ざり合ってことが進んでいくのがすごかった!
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全部が全部解決したわけじゃないハッピーエンドだからこそ、いいんだろうな…と思います 穏やかな時間が流れ始めたこの世界でみんな生きていくことが、ほんとうに良かったと思える物語の終幕です
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守りシリーズ完結 第三部新ヨゴ皇国編 新ヨゴへ戻り、タンダを探して戦場へと向かうバルサ。 ロタとカンバルの援軍を引き連れ、タルシュ帝国との戦に臨むチャグム。 北の大陸の国々が手を取り合ったことで、情勢はどんどんと変わっていく。 一方でナユグの春がもたらす天災の日も刻々と近づ...
守りシリーズ完結 第三部新ヨゴ皇国編 新ヨゴへ戻り、タンダを探して戦場へと向かうバルサ。 ロタとカンバルの援軍を引き連れ、タルシュ帝国との戦に臨むチャグム。 北の大陸の国々が手を取り合ったことで、情勢はどんどんと変わっていく。 一方でナユグの春がもたらす天災の日も刻々と近づいてきていた。 そして、再び相見える帝とチャグム。 血の汚れや死のにおいを隠さず現れたチャグムを嫌悪する帝。 そんな態度にこの人はここまで来ても変わらないのか…と悲しい気持ちになった。 でも、ナユグの話しを真剣に聞いていたのは意外だった。一番に否定する立場かと思っていたから。 「そなたは、そなたの道をいくがいい。」と、言い残し、自分は数少ない従者と宮に残る帝。 最初はなんて卑怯な…と思ってしまった。外で何が起こっているのかも知ろうとせす、自分は穢れていないと思っている。そして、自分と違う道を選んだチャグムを否定したまま、一度もチャグムの側に降りてこないまま、天子として逝こうとするのかと。 でも、そうではないのだと今は思う。宮の中だけで、穢れない天子として生きることこそが彼の最大の役割だったのだ。神の子として誤りを認めるわけにはいかない帝がかけられる最大の言葉だったのかもしれない。 そして、帝となったチャグムが一番最初にしたことは、タルサンとの約束を思い出してなんだかうれしかった。
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守り人シリーズのなかでは天と地の守り人が一番ややこしい。国もたくさん出てきて、国の中でも派閥があって、誰が誰かさっぱり。 でも大好きなチャグムもバルサもタンダも出てきたから良かった。
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