キャッチャー・イン・ザ・ライ の商品レビュー
好きなシーンがたくさんあります。
語り手である主人公の繊細かつ優しさは時に自分のなかで、私もそう感じていたなぁと思い出すものにつながっています。
はならぐ
サリンジャーらしい文…
サリンジャーらしい文章を、春樹らしい訳で作り上げた作品だと感じました。社会が下らなくなってきて、それをどうしていいかわからない少年の葛藤が、文章いっぱいに描かれています。大人になる前は当たり前に持っていた疑問と葛藤を、細部にこだわって再現したすばらしいストーリーではないでしょうか...
サリンジャーらしい文章を、春樹らしい訳で作り上げた作品だと感じました。社会が下らなくなってきて、それをどうしていいかわからない少年の葛藤が、文章いっぱいに描かれています。大人になる前は当たり前に持っていた疑問と葛藤を、細部にこだわって再現したすばらしいストーリーではないでしょうか。この作品のテーマは、愛されたくて、同じくらいに愛したいということだと感じました。
文庫OFF
村上さんの訳は読みや…
村上さんの訳は読みやすくて良いです。前の人の訳のほうが味があるような気がしますが。
文庫OFF
「ライ麦畑でつかまえ…
「ライ麦畑でつかまえて」の、村上春樹さんによる新訳です。訳はなかなかいいと思いますが、私には話自体がいまいち好きになれません。主人公のくどくどした語り口に、途中幻滅してしまいます。しかしその中で、主人公が世の中にうんざりし、おちょくる様は、なかなかに的を射ているようではあります。...
「ライ麦畑でつかまえて」の、村上春樹さんによる新訳です。訳はなかなかいいと思いますが、私には話自体がいまいち好きになれません。主人公のくどくどした語り口に、途中幻滅してしまいます。しかしその中で、主人公が世の中にうんざりし、おちょくる様は、なかなかに的を射ているようではあります。主人公の3日間の放浪を描いた青春小説です。
文庫OFF
ホールデンの漠然とした不安とか孤独感とか、あの頃特有の感情を思い出させられる作品だった。 ホールデンが失いたくなくて守りたい純粋な心は、大人になって無くなるものじゃなく、他の感情や経験が増えた分、隅っこに追いやられて見えにくくなるだけだよ。ちゃんと君の中に残るよ、心配しないで。...
ホールデンの漠然とした不安とか孤独感とか、あの頃特有の感情を思い出させられる作品だった。 ホールデンが失いたくなくて守りたい純粋な心は、大人になって無くなるものじゃなく、他の感情や経験が増えた分、隅っこに追いやられて見えにくくなるだけだよ。ちゃんと君の中に残るよ、心配しないで。って伝えてあげたいな。 君が思うほど純粋な心は強くありつづけるからね、って。
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未成熟なるもののしるしとは、大義のために高貴なる死を求めることだ。その一方で、成熟したもののしるしとは、大義のために卑しく生きることを求めることだ。 ライ麦畑のcatcherになりたいという気持ちはよく分かるけどそう上手くはいかないしこの年代は葛藤するよなあ 村上春樹の文体と少年...
未成熟なるもののしるしとは、大義のために高貴なる死を求めることだ。その一方で、成熟したもののしるしとは、大義のために卑しく生きることを求めることだ。 ライ麦畑のcatcherになりたいという気持ちはよく分かるけどそう上手くはいかないしこの年代は葛藤するよなあ 村上春樹の文体と少年から青年への過渡期の曖昧な感じがマッチしていてよかった
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私はこれまであまり文学作品に触れる機会がなかったので、最初は少し難しい本だと感じた。 でも読んでいくうちに、ホールデンという人物の気持ちが少しずつ分かってきた。 特に印象に残ったのは、彼の帽子の話だ。 私はこの帽子を、ホールデンにとっての「心の防具」だと感じた。 ホールデンはと...
私はこれまであまり文学作品に触れる機会がなかったので、最初は少し難しい本だと感じた。 でも読んでいくうちに、ホールデンという人物の気持ちが少しずつ分かってきた。 特に印象に残ったのは、彼の帽子の話だ。 私はこの帽子を、ホールデンにとっての「心の防具」だと感じた。 ホールデンはとても傷つきやすい性格で、他人に裏切られたり見下されたりすることを恐れている。 そのため、本当は寂しくて人と関わりたい気持ちがあるのに、それを素直に言えない。 代わりに、先に人を皮肉ったりバカにしたりすることで、自分を守っているのだと思った。 また、ホールデンが映画を嫌う理由も印象的だった。 それは映画そのものが嫌いというより、社会が嘘や作られたものを当たり前のように受け入れてしまうことへの反発なのではないかと感じた。 この作品は、反抗的な少年の物語に見えるけれど、実はとても孤独で、誰かに理解してほしいと願っている少年の気持ちが描かれている作品だと思った。
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NYに持っていくのに何読むか迷って決めた一冊。村上春樹訳。 「走ることについて語るときに僕の語ること」を読んだばかりなので、思い出しながらセントラルパークを朝ランした。 行きの機内で見た映画「バードマン、あるいは」で主人公が取り上げたブロードウェイの演目はちょうど、「愛について語...
NYに持っていくのに何読むか迷って決めた一冊。村上春樹訳。 「走ることについて語るときに僕の語ること」を読んだばかりなので、思い出しながらセントラルパークを朝ランした。 行きの機内で見た映画「バードマン、あるいは」で主人公が取り上げたブロードウェイの演目はちょうど、「愛について語るときに僕の語ること」。 サリンジャー、村上春樹、レイモンドカーヴァーとニューヨークがリンクして不思議。 若いときに読んどくべき小説なのかもしれないけど、自意識が強すぎてたぶん若い自分では読んでられなかったと思う。恥ずかしくて。 いまの自分だから、ホールデンは発達に課題があるんだろうなということがわかるし、目の前にいても遮らずつっこまず話を聴いてあげられそう。 「問題はですね、僕はなにしろ誰かの話がわき道にそれるのが好きだってことにあるんです。だってその方が話がずっと面白いんだから」 こういうところは自分にも似ていて、ホールデンに似ているのも昔なら嫌だったろうな。
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自分の思うようにいかない、歯痒さ、気持ち悪さみたいなものが脳内にズルズルと入り込んでくる作品だった。正直言って、好きな作品ではない。怠惰で、社会性のない人間の脳内を覗き込んだだけだ。 ただ、その気持ち悪さをここまで淡々と表現する作品は他にはないと思う。 村上春樹の訳が、よりその思...
自分の思うようにいかない、歯痒さ、気持ち悪さみたいなものが脳内にズルズルと入り込んでくる作品だった。正直言って、好きな作品ではない。怠惰で、社会性のない人間の脳内を覗き込んだだけだ。 ただ、その気持ち悪さをここまで淡々と表現する作品は他にはないと思う。 村上春樹の訳が、よりその思春期特有の脳内だけで話を完結させ、あたかも自分が全て正しいようなああいった雰囲気をより引き出しているように感じる。 人間誰しも、ホールデンのようにドロップアウトはせずとも、自分の取り巻く環境や周囲の人間を憎みながらも、どこか他の場所に行けば、違う世界に飛び立てば、自分の居場所があると信じる、そんなホールデン的思考があるのではないだろうか。 しかし、ホールデン的思考は危うい。この作品は、むしろ反面教師的に、地に足つけて、周囲に感謝しながら努力を積み上げることの重要性をより分からせてくれるようにも感じた。
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アメリカンジョークとかいろんな人を馬鹿にしてるときの言い回しとかが正直ちょっと苦手で読み進めるのがつらかったけど、後半から急にすごい面白かった。 サニーとのデートの場面とか、フィービーと会って以降とか、すごい良かった。 ちょっと太宰治っぽかった。素人意見だけど。 確かに、「ライ麦...
アメリカンジョークとかいろんな人を馬鹿にしてるときの言い回しとかが正直ちょっと苦手で読み進めるのがつらかったけど、後半から急にすごい面白かった。 サニーとのデートの場面とか、フィービーと会って以降とか、すごい良かった。 ちょっと太宰治っぽかった。素人意見だけど。 確かに、「ライ麦畑でつかまえて」よりこの題名の方がいいかも。 P.211 僕はその熱い抱擁を解いたあとで、彼女に向かって君のことを愛しているよとかなんとか、その手のことを言っちゃったわけだ。それはもちろん嘘っぱちだった。でも君にわかってほしいのはさ、それを口にしたときには本気でそう思っていたんだってことだよ。僕は頭がいかれてるんだ。まじめな話、そう思うよ。
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