キャッチャー・イン・ザ・ライ の商品レビュー
J.DSalinger「ライ麦畑でつかまえて」を村上春樹が翻訳。どーしても「ライ麦…」が読みたくて図書館で探したら唯一あったのが村上春樹訳。うちの大学良い趣味しすぎだよ。 他の訳本を読んだことがないから、比べてないけど、よく言われる村上春樹の歪曲さが、非常にあってるんじゃない...
J.DSalinger「ライ麦畑でつかまえて」を村上春樹が翻訳。どーしても「ライ麦…」が読みたくて図書館で探したら唯一あったのが村上春樹訳。うちの大学良い趣味しすぎだよ。 他の訳本を読んだことがないから、比べてないけど、よく言われる村上春樹の歪曲さが、非常にあってるんじゃないかと!うちの中で、江國香織さんがJ.DSalingerについて書いてる文を読んだことがあって、その印象が強くて、今回でJ.DSalinger=江國=春樹 とゆうクレイジーな方程式ができあがってしまいました。 ホールデンの大袈裟すぎる数量表現が好きすぎる!100万人もこないし、20回もあったわけないし、お前はどうしてこんなにバカでネガティブで素敵なんだ!と叫びたいですね。 I'd just be the catcher in the rye and all. アドレスにしたい笑 「いいんだ。おやすみ。ハンサムな坊や」 ゾゾゾ!クレイジー!
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読む前の期待が大きすぎたのか、正直言えば、あまりぴんときませんでした。大学生の頃に読めば、もう少し共感できたのかも。 40。歳をとりすぎました。
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[配架場所]2F展示 [請求記号]933.7/Sa53 [資料番号]2003104358、2007100906
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ライ麦畑で後先考えずに走りまわり崖から落ちそうになった子供をキャッチする人になりたい、とホールデンは言う。衝動的で批判的で、社会に馴染めないホールデンこそ、今にも崖から落ちそうに見えるのに。 物語は、学校を退学したホールデンが、家に戻るまでの数週間を描いている。ホールデンは散...
ライ麦畑で後先考えずに走りまわり崖から落ちそうになった子供をキャッチする人になりたい、とホールデンは言う。衝動的で批判的で、社会に馴染めないホールデンこそ、今にも崖から落ちそうに見えるのに。 物語は、学校を退学したホールデンが、家に戻るまでの数週間を描いている。ホールデンは散財し、ホテル暮らしをしながらふらふらと面白くない放浪期間を過ごす。ホールデンは少しでもインチキ臭いと感じると、すぐに嫌になってしまう。クラスメイトや先生、バーの店員や居合わせた客まで何から何まで気にいらない。少しでも知的でマシな会話が出来る相手を探している。それは死んだ弟だったり、まだ幼い妹だったりする。 物語の終盤、学校に行かないで家出すると言い出した妹にホールデンは学校に戻るよう説得する。思い止まった妹が回転木馬で遊ぶ姿を見ながら涙を流すところで物語は幕を閉じる。妹をキャッチしたことで、ホールデン自身も崖から落ちずに済んだのか。ホールデンの心情は読み取れない。けれどわたしもいつか、似たような涙を流した気がする。毎日をこなせるようになった今、わたしが忘れてしまった苦痛や憤りをホールデンは持っていた。
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兄弟の中ではあまり出来のよろしくないホールデンが、妹のフィービーに説得されて家出を断念する当たりが印象に残る。ホールデンは間違いなくシスコンである。登場するフィービーはとても可愛らしく愛らしい。人生に影響を与える本として有名な本なので期待して読んでみたが、感想はどうだろう?期待...
兄弟の中ではあまり出来のよろしくないホールデンが、妹のフィービーに説得されて家出を断念する当たりが印象に残る。ホールデンは間違いなくシスコンである。登場するフィービーはとても可愛らしく愛らしい。人生に影響を与える本として有名な本なので期待して読んでみたが、感想はどうだろう?期待道半ばである(笑
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青春文学「ライ麦畑で捕まえて」は何とも暗い、ひねくれた青年の独り言ですね。現代の青年と変わらないいつの時代の青年も大人への反抗精神があります。そしてアンバランスなナイーブさ。ホールデンとフィービーの兄妹は「インストール」の2人を思い出します。しかしその昔、読んだときもどこまで面白...
青春文学「ライ麦畑で捕まえて」は何とも暗い、ひねくれた青年の独り言ですね。現代の青年と変わらないいつの時代の青年も大人への反抗精神があります。そしてアンバランスなナイーブさ。ホールデンとフィービーの兄妹は「インストール」の2人を思い出します。しかしその昔、読んだときもどこまで面白いと自分でも思っていたのか、正直なところくどさなどに少し辟易です。村上春樹の新訳で読み、新鮮な現代語訳になっているとはいえ、やはり翻訳物という違和感はあります。文章が短く、リズム感があることも綿矢りさとの共通点を感じました。
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「ライ麦畑で捕まえて」でお馴染みの「The Catcher In The Rye」 最初は変な恋愛ものだと思ってたけど、タイトル損だね。 ちなみにこのタイトルは日本の詩で「故郷」としても有名 「う~さ~ぎ~お~いし~♪」ってやつね。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^...
「ライ麦畑で捕まえて」でお馴染みの「The Catcher In The Rye」 最初は変な恋愛ものだと思ってたけど、タイトル損だね。 ちなみにこのタイトルは日本の詩で「故郷」としても有名 「う~さ~ぎ~お~いし~♪」ってやつね。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 16歳のホールデンが3つ目の高校を退学になって、実家に退学通知が届くままでの3日間を描いた作品。 50年以上前のアメリカ文学なんだけれど、今時風に訳されてるし、文章が口語調だからよみやすい。 中二病ってこの時代からいたんだなーってのもちょっと面白い。 JFケネディを暗殺した人とか ジョンレノンを暗殺したマーク・チャップマンの愛読書でもあるらしい。 少し、納得。 色んな人に影響を与えた本って、なんだかパワーかんじるよなー
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不安や不満が蓄積しつつある現代だとはいうけれど、なかなかどうして、与えられた環境のなかで自己充足感を得られている人々も少なくないようである。そんななかこの小説を読むと、この主人公に対しては、やはりこうも言いたくなるというもので。 「けっきょく、世の中すべてが気に入らないのよ」(...
不安や不満が蓄積しつつある現代だとはいうけれど、なかなかどうして、与えられた環境のなかで自己充足感を得られている人々も少なくないようである。そんななかこの小説を読むと、この主人公に対しては、やはりこうも言いたくなるというもので。 「けっきょく、世の中すべてが気に入らないのよ」(本書、280頁) まったく、妹・フィービーのこの言葉どおりなのだ、このホールデン・コーフィールドという人物は。物語は最初から最後まで一人称語りで進むのだけど、彼のこの「他己」不全感は異様にすら、映る。 けれど、ホールデンはかたくなにその言葉を拒み、そして、唯一心を許している妹のその言葉に、とことん落ち込んでしまうのだ。なぜなら、彼が本当に「クソうんざりしちまっている」のは、「世の中すべて」に対してなんかではない。むしろその反対で、「どんなことにも意味があるってことを、みんなぜんぜんよくわかってない」(284頁)ということ、つまり「世の中すべて」のことに意味があるんだってことを誰もわかっちゃいない、そのことに対してなのだから。 以前読んだ『ライ麦畑でつかまえて』は、結局途中で放り投げてしまった。旧訳が悪かったというわけではおそらくないと思う。それはきっと、ホールデンのこの「苛立ち」の源泉が、そのときの私にはまったく理解できなかったから。彼の「苛立ち」は私のボーダーラインの向こう側にあった。 だけど、果してボーダーの向こうにいるのは、私なんだろうか。ホールデンなんだろうか。はじめて、最後まで読み終えたいま、そう思う。 終盤近くに展開される、妹やかつての師との夜中の対話はそのまま、「私」とホールデンとの対話となっていった。こういう本に出会うと、うれしいものだ。もう一度ゆっくりと読み直してみたい。
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最近村上春樹にはまっていたので、村上春樹訳である本書を読んでみた。何気にアメリカ文学は初めて読んだかもしれない。 村上春樹訳だから、こういった言い回しなのか気になったが、アメリカっぽいなって思った(笑) すごい読みやすかったし、主人公が高校を退学してしまうのだが、その心情が一時大...
最近村上春樹にはまっていたので、村上春樹訳である本書を読んでみた。何気にアメリカ文学は初めて読んだかもしれない。 村上春樹訳だから、こういった言い回しなのか気になったが、アメリカっぽいなって思った(笑) すごい読みやすかったし、主人公が高校を退学してしまうのだが、その心情が一時大学をやめそうになった自分に少しだけ重なった。むしろ自分よりも、事実大学をやめて家を飛び出した友達と重なって、そいつのことを思い出して、少し感慨深くなった。 ホールデン・コールフィールドのような心情は、若い時代にはよくあるかもしれないが、今の自分の歳から見ると、ひねくれ者だなぁと思ってしまったり。それよりも妹のフィービーが何かやたらかわいく見えてしまった(笑) 中々おもしろかったので、アメリカ文学について、他の本も読んでみることにしよう。 『未成熟なるもののしるしとは、大義のために高貴なる死を求めることだ。その一方で、成熟したもののしるしとは、大義のために卑しく生きることを求めることだ。』
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こんなの学生の頃に読んどくものかもしれないが アメリカの田舎の麦畑で たいして不幸でもない若者が「不幸だ!」って嘆きながら 上手くいかない恋愛を嘆いて死ぬ話だと思っていたので まったく読む気がしなかった 読み始めるまでそんな話だと思っていたのに 105円+村上春樹訳につられて ...
こんなの学生の頃に読んどくものかもしれないが アメリカの田舎の麦畑で たいして不幸でもない若者が「不幸だ!」って嘆きながら 上手くいかない恋愛を嘆いて死ぬ話だと思っていたので まったく読む気がしなかった 読み始めるまでそんな話だと思っていたのに 105円+村上春樹訳につられて 読んでやってもいいか・・・と買ってきた本 おもしろかった もうまったくの的外れと言われるかもしれないが 太宰治作品に似ているなーと感じた これは村上春樹訳だからおもしろかったのか どうなのか おもしろかったし他のも読んでみよーって買ってみたら なんじゃこりゃってなった場合、そうなんだろう 星は4つにしようか迷ったけど ギリギリ届かない感じの星3つ
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