アドラー心理学入門 の商品レビュー
嫌われない勇気で一躍有名になったアドラー心理学の本。 第二章の子供を対等に扱わないと問題をこじれさせるエピソードや、「目的論」「原因論」の話が面白かった。 自分は自分のために生きているとはいえ、他の人との関わりなしには生きていけないのだから、よりよい人間関係を築いていく必要があり...
嫌われない勇気で一躍有名になったアドラー心理学の本。 第二章の子供を対等に扱わないと問題をこじれさせるエピソードや、「目的論」「原因論」の話が面白かった。 自分は自分のために生きているとはいえ、他の人との関わりなしには生きていけないのだから、よりよい人間関係を築いていく必要がありますが、そのヒントを与えてくれる本なのかも知れません。
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これは教養 もっと早く読んでいればと後悔した そしたらもっと熱くならずに、冷静に客観的に伝えて相手と接する事が出来たかも
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嫌われる勇気を読みアドラーを知ったので、もう少し掘り下げて知りたいなと思って手に取った。 しかし内容は難しく、特に後半の基礎理論は残念ながら理解出来たとは思えなかった。 子育てに関して、罰しない、褒めないは現代社会において非常に難しく思える。巷には褒める教育で溢れている。かくいう...
嫌われる勇気を読みアドラーを知ったので、もう少し掘り下げて知りたいなと思って手に取った。 しかし内容は難しく、特に後半の基礎理論は残念ながら理解出来たとは思えなかった。 子育てに関して、罰しない、褒めないは現代社会において非常に難しく思える。巷には褒める教育で溢れている。かくいう自分も嫌われる勇気で衝撃を受けた。縦関係ではなく横関係、これは非常に難しい…。やはりアドラー心理学について理解を深めるには嫌われる勇気の再読が一番な気がした。 序盤の生い立ちについては前知識なしだったので興味深く読めた。
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本題のアドラー心理学と、著者の元々の専攻である哲学を結びつけたことでよりわかりやすくなっている。面白い
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「嫌われる勇気」既読で、よりアドラー心理学について知りたいと思い、読んだ。 アドラー心理学入門書を謳う本は何冊か読んだが、はじめにあったアドラーの経歴については初めて読むことができたので、面白かった。 ただ、アドラーは教育についての著書を残しているし、アドラー心理学=教育に生かす...
「嫌われる勇気」既読で、よりアドラー心理学について知りたいと思い、読んだ。 アドラー心理学入門書を謳う本は何冊か読んだが、はじめにあったアドラーの経歴については初めて読むことができたので、面白かった。 ただ、アドラーは教育についての著書を残しているし、アドラー心理学=教育に生かすことのできるもの、というイメージとは裏腹に、アドラー本人は育児を妻に主に任せていたことは(働きづめで余暇も外で過ごしていたことから想像するに、乳幼児期はほとんど育児に関わっていないのでは?)意外なことだった。 また、娘の失踪に関してひどく憔悴したということも、驚きだった。てっきり、鉄の心を持つような屈強な精神性を獲得した人物なのかと思っていたからだ。 これらのことは、アドラーすら出来ないこと、やっていないことがあるのか、ならば私のような未熟な者はどうしていけばよいのだと不安に感じた気持ちもあるが、同時にアドラーを神聖視することはできないのだ、と地に足のついた見方を促してくれた。 アドラーの理論については、「嫌われる勇気」の方が読みやすく、また実践もしやすい構成で書かれている。こちらは話があっちこっちに行ったり、「後述します」が多すぎて一読しただけでは全貌を掴みにくい。例え話や誰かのエピソードを紹介してすぐ「(その意味は)もうおわかりでしょう」と解説をせず終わらせてしまうことも何度かあり、著者の「わかって当然」という姿勢が透けて見えた。あいにく、私にはわからないことが多かった。読解力のないせいだが、欲を言えば、解説がほしかった。 よって、入門書としては、難しい。しかし専門的に詳しくあるかと言えば、そこまででもない。その中間くらいか、「入門書の次に読む準入門書」というような位置づけであると感じた。 全体を通して、アドラーの考えにプラスして著者の考えや解釈、個人的なエピソードが多く挿入されている。 こういった指向のものは合わないときはとことん合わないのだが、私にとってこの本はとても良かった。あくまで自分の考え・解釈だということや、ほかの文献からの引用がそのつど丁寧に注されているし、なにより納得感があった。引用される言葉も、岸見一郎氏自身の言葉も、「これだ」と思うものがたくさんあった。 前説において「アドラー心理学は宝の山のようなもので、皆がどんどん持っていった」と記述があるが、この本もまた、私にとって宝のように輝く言葉や考えがちりばめられていた。
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嫌われる勇気でアドラーを知って、もう少し深く勉強してみようかと思い、読む。嫌われる勇気に書かれてる事がほとんどなので、新たに知見を得るために読むよりは、嫌われる勇気の補足的な意味合いで読んだ方が良いかな。少し話題に古さを感じた。
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9年前に初めてこの本に出会ったけれど、当時心理学を学んでいた学生の私にとっては、アドラーの存在が衝撃的だった。 大学の講義では、フロイトとユングしか教えてくれなかったから。 アドラーは確かに心理学というよりは哲学に寄る内容なので大学の学問としてアドラーを取り扱うことがなかったのは...
9年前に初めてこの本に出会ったけれど、当時心理学を学んでいた学生の私にとっては、アドラーの存在が衝撃的だった。 大学の講義では、フロイトとユングしか教えてくれなかったから。 アドラーは確かに心理学というよりは哲学に寄る内容なので大学の学問としてアドラーを取り扱うことがなかったのはわかるが、だからこそこの本に出会ったときはなんだか宝物を見つけたような気分だった。 その頃は、まだ「嫌われる勇気」が刊行する前だった。 するすると導かれるように読み進められ、読了後の心の晴れやかさと言ったら、忘れられない。 当時は劣等感に苛まれて自分の心の悩みやもやもやに押しつぶされそうだったので、この考え方を会得して生きれたらと強く感じたものだった。 先日、久しぶりに再度手に取ったが、改めて読んでもやはり吸い寄せられるような感覚は変わらなかった。 一気に読破してしまうくらいだったので、やはり好きなんだと思う。岸見一郎先生の綴るアドラーが。 「嫌われる勇気」は本書の物語版と言えるだろうが、個人的には本書のほうが、まどろっこしくなくて私は好きだ。
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噛み砕いて書かれていたのでとても読みやすかった。哲学や心理学といった方面にも勉強を進めたいと思えるものだった。
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嫌われる勇気を読んでからこの本を読みました。 物語ではなく、入門書という切り口からアドラーの考えをもう一度整理することができてよかったです。 ほめず、しからず、横の意識で人と接する。 この価値観を私は大切にしていきたい。
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読後の感覚を表現するならば「たしかにそうだ!」と言うよりは、「言われてみればそうかもしれない」という感覚だ。なぜなら、アドラー心理学のような考え方で生きた経験が少ないからだ。 アドラー心理学を本当に理解するには、アドラー心理学を「実践」し、考え方を「矯正」してみる必要がありそう...
読後の感覚を表現するならば「たしかにそうだ!」と言うよりは、「言われてみればそうかもしれない」という感覚だ。なぜなら、アドラー心理学のような考え方で生きた経験が少ないからだ。 アドラー心理学を本当に理解するには、アドラー心理学を「実践」し、考え方を「矯正」してみる必要がありそうだ。そうしてこそ、自分の中から「たしかにそうだ!」という感覚が湧き上がるだろう。生活する中で、「なぜ自分はこの行動を選んでいるのか」吟味し続けたい。
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