アドラー心理学入門 の商品レビュー
勉強しようとしない子どもに あなたはやればできるのに、といったら 決して勉強をしないというのと 同じケースであるわけです。 そのような子どもたちは、 やればできるという可能性を残しておきたいのであって、 実際に勉強してできないという現実に 直面することを恐れるのです...
勉強しようとしない子どもに あなたはやればできるのに、といったら 決して勉強をしないというのと 同じケースであるわけです。 そのような子どもたちは、 やればできるという可能性を残しておきたいのであって、 実際に勉強してできないという現実に 直面することを恐れるのです。 そもそも相手を理解することは不可能である、 とアドラーは考えているのです。 わかり合うことはできないですが、 それを前提としてなお 「他の人の目で見て、他の人の耳で聞き、他の人の心で感じる」 という意味での「共感」の重要性を説くところが アドラーの真骨頂です。
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[ 内容 ] 日本ではフロイトやユングの名前はよく知られていますが、同じ時代に生きたオーストリアの精神科医であるアルフレッド・アドラーの名前はあまり知られていません。 本書ではアドラー心理学の見地から、どうすれば幸福に生きることができるかという古くからの問いにアドラーがどのように...
[ 内容 ] 日本ではフロイトやユングの名前はよく知られていますが、同じ時代に生きたオーストリアの精神科医であるアルフレッド・アドラーの名前はあまり知られていません。 本書ではアドラー心理学の見地から、どうすれば幸福に生きることができるかという古くからの問いにアドラーがどのように答えようとしているかを明らかにし、どのように生きていけばいいのかという指針を示しました。 [ 目次 ] 第1章 アドラーはどんな人だったか 第2章 アドラー心理学の育児と教育 第3章 横の関係と健康なパーソナリティ 第4章 アドラー心理学の基礎理論 第5章 人生の意味を求めて [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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アドラー心理学の根底にあるアドラーの人間観を説明したような内容。 アドラーの理論を体系立てて学びたい人には物足りないというか、期待はずれな内容だろう。 アドラーと言えば「育児」や「教育」というイメージだが、本書でもこれらについてかなりの紙幅が割かれている。 特に対人関係に注目し、...
アドラー心理学の根底にあるアドラーの人間観を説明したような内容。 アドラーの理論を体系立てて学びたい人には物足りないというか、期待はずれな内容だろう。 アドラーと言えば「育児」や「教育」というイメージだが、本書でもこれらについてかなりの紙幅が割かれている。 特に対人関係に注目し、対等な横の関係を築くことが健康なパーソナリティー ひいては自分の人生の責任を終えるのは自分だけであるという主体性を養うことに繋がるとする。 論理療法に強い影響を与えただけあって、なんとも割り切った理論が並び、個人的にはあまり好みではないのだが アドラー心理学を学ぶ前に、本書で彼の基本的姿勢を知っておくことは無駄ではないだろう。
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心の構造について述べるというよりも、 自己啓発本の一種といってよい。 主に不登校や非行青少年の事例を使って説明されているが、 果たしてそんなにうまくいくものだろうかと思った。
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先に別の本を読んだんだけれど、あまりにも理解不能だったため、 Amazonなどでもっと簡単に書いてあるという評価がついていた この本を購入しました。 新書だということもあって、すっきりみじかくまとまっています。 わかりにくい理由というのは この理論自体も曖昧なところが多いからか...
先に別の本を読んだんだけれど、あまりにも理解不能だったため、 Amazonなどでもっと簡単に書いてあるという評価がついていた この本を購入しました。 新書だということもあって、すっきりみじかくまとまっています。 わかりにくい理由というのは この理論自体も曖昧なところが多いからかもしれません。 理論がダメなのではなくて、各個人違うと仮定しているところが多く そりゃ噛み砕くのに時間がかかるというものです。 でも、心理学本色々見てきましたが、 一番納得がいくような気がしています。 もう一冊買ったので、それを読んでから自分の中に落としていこうと思います。
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カウンセラーあんまり信用していないわたしですが(笑)、アドラー心理学については、けっこう信じてきた今日この頃。 カウンセラーといっても、いっぱいジャンルがあるので、どの心理学を学んでるかによって、きっとカウンセリングの方法や、考え方も違うのだと思います。 でも、学校カウンセラーに...
カウンセラーあんまり信用していないわたしですが(笑)、アドラー心理学については、けっこう信じてきた今日この頃。 カウンセラーといっても、いっぱいジャンルがあるので、どの心理学を学んでるかによって、きっとカウンセリングの方法や、考え方も違うのだと思います。 でも、学校カウンセラーには、アドラー心理学が向いているかも。 この本を読んでわかったことは、アドラー心理学は、決して子どものためだけのものではないということです。 ただ、本当に悪い人間は、やっぱりいて、その人たちに対処することはできるかというと、難しい部分はあるなぁと思います。 あと、ふっとねぇさんの本棚を見るとアルフレッド・アドラーの本が1冊。 あ、相変わらず気が合うねぇ。
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著者の岸見さんの体験を交えた、 わかりやすい、温かい入門書。 アドラー心理学に興味を持ったらまずこれ。
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