アドラー心理学入門 の商品レビュー
岸見先生のアドラー心理学の本は 何冊か読ませてもらった この本から新たに学んだことは 苦手と思っている人がいても それは過去に囚われているからだということ。 その人との過去一週間を思い出させると 対して嫌なことをされていないということに 気づくという。 たしかに過去に嫌なこと...
岸見先生のアドラー心理学の本は 何冊か読ませてもらった この本から新たに学んだことは 苦手と思っている人がいても それは過去に囚われているからだということ。 その人との過去一週間を思い出させると 対して嫌なことをされていないということに 気づくという。 たしかに過去に嫌なことがあり フィルターをかけて人と接することで 嫌だなという負なイメージが自分にまとわりつく。 初めて会った人なのだと 新たな気持ちで接することができれば 自分自身にとっても新たな発見があるかもしれない
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昨年は読書から少し遠ざかってしまったため、今年は心機一転読書熱を再燃させようかと思います。 第一弾として選んだのは、これまたハードルが高い哲学者による心理学本。 復帰作としてはなかなかハードルが高い。 もちろん興味があるから読むわけですが、やはり小説に比べて読み返す頻度が高い。...
昨年は読書から少し遠ざかってしまったため、今年は心機一転読書熱を再燃させようかと思います。 第一弾として選んだのは、これまたハードルが高い哲学者による心理学本。 復帰作としてはなかなかハードルが高い。 もちろん興味があるから読むわけですが、やはり小説に比べて読み返す頻度が高い。 それだけ自分が無知というだけですが。 特定の心理学の内容をここで記すのはあまりにも自信がなく、また主観に左右されるので割愛しますが、今から子育てをしていく身としては、やはり本書の教育の部分は参考になりました。 やっぱり情報社会になってからますます他人のことを知れる機会が増えた今だからこそ、自分に自信を持ち、自分を信じる信念、そして何より自立した思考がますます重要となるわけで。 他人に影響されるは良し。ただし他人に流されるは悪。 結構有名な学問だけに、得るものが多いはず。 ただ、初心者にとってはもっととっつきやすい作品があるかも。。。
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アドラー心理学を学びたくて読み始めたのですが…相性が悪かったのでしょう。文章の組み立てが好みではなく、頭にスッと入ってきにくかったので、早々に本を置かせていただきました。アドラー心理学を学びたい欲は消えていないので、他の本を探してみようと思います!
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・自分と他者の課題を混同しないこと ・人は自分の期待を満たすためにいきてはいない、それは自分にとっても同じことである。 ・合わないことがあって当然、火星人と木星人
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イラストや図解はないけれど,内容としてはシンプルでまさに入門書。 端的にまとめるなら ・ありのままを認めるということ。 ・過去は変えられなくとも未来は変えられる。 ・自分は自分,他人は他人。その中でどうやってお 互いを支えていくか ・共同体感覚 ・勇気づけ
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哲学や思想に関する本は、自分の生き方がつらくなったときに読むものと相場が決まっているが、今回もそうだ。 アドラーの心理学は、フロイトやユングと比べて知名度が低かったが、最近は、時代の風潮に合ってきたのか、書店でもよく目にするようになった。 特徴を一言でいえば、(常識に反して)原因論ではなく、目的論で考えること。したがって、過去ではなく、将来に向けた対応が可能になる点ということになるだろうか。また、人間関係を「縦の関係」ではなく、「横の関係」としてとらえる点も特徴といえる。 目的論への変更が、比較的新鮮で、やってみようという気になるのと比べて、競争パラダイムにもとづく「縦の関係」になじんで来た、自分のような者には、パラダイム転換が極めて難しい。 しかしながら、本当に精神的なハードルを乗り越えるという経験をしないとつらいままなのだとしたら、そこは意識してコントロールしていくべきではないかとも思う。 以下有用だった箇所の引用 第一章 アドラーはどんな人だったか 第二章 アドラー心理学の育児と教育 ・「子どもは親や教師を自分と対等である、と考えています。・・・アドラー心理学ははっきりとした目標を掲げ、絶えずその目標を達成する方向で子どもを援助します。まず育児の行動面の目標として、 一、自立する 二、社会と調和して暮らせる ということ。 そしてこれを支える心理面の目標として、 一、私は能力がある 二、人々は私の仲間である という目標を提示します。」 ・「アドラー心理学では、行動は信念から出てくる、と考えます・・・ここでいう信念は、自己や世界についての意味づけの総体であり、「ライフスタイル」と呼ばれています」 ・「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」 ・「私たちの言動は、・・・その言動が向けられる「相手役」がいて、その相手役から何らかの応答を引き出そうとしている、と考えます」 ・「アドラーは行動について「なぜ」を問うとき、行動の「原因」ではなくて「目的」を答えとして期待しています。人は原因によって後ろから押されて生きているのではなく、目標を設定しそれを追求する、と考えるのです。言い換えると「どこから」ではなくて「どこへ」を問うているのです」 ・「アドラー心理学では「これは誰の課題か」という言い方をします。誰の課題かは最終的に誰が責任を引き受けなければならないかを考えればわかります」 第三章 横の関係と健康なパーソナリティ ・「人は誰もが等しく同じことを経験したり、客観的な世界に生きているわけではなく、自分自身の興味、関心に従って、世界を意味づけ、そのようにして世界を知る。しかし、・・・私たちの行うすべてことに私たち全面的に責任がある」 ・「精神的に健康であるということがどういうことなのか・・・ ー「まず自分を受け入れることが一つの条件です(自己受容)。「大切なことは何が与えられているかではなく、与えられているものをどう使うかである」」 ー「世界は危険ではないし、自分のまわりの人は敵ではなく、自分を援助しようとしているのだ(他者信頼)」 ー「人から受けるだけではなく他の人に与える、あるいは、他の人から受けるだけではなく返すということがなければなりません(他者貢献)」 第四章 アドラー心理学の基礎理論 ・「人は自分が意味づけした世界に生きている」 第五章 人生の意味を求めて ・「人生の意味は自分で決める」 ・「私は他の人の期待を満たすために生きているのではない」 ・「他の人は私の期待を満たすために生きているのではない」
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アドラー心理学については、各所でその一部分を聞きかじることはありましたが、ちゃんと触れたのはこの本で初めてです。 一番印象に残ったのは、「ほめる」のではなく「勇気づける」ことが自信をつけることに繋がるというところです。 そして、そのためには「縦の関係」ではなく「横の関係」を築く...
アドラー心理学については、各所でその一部分を聞きかじることはありましたが、ちゃんと触れたのはこの本で初めてです。 一番印象に残ったのは、「ほめる」のではなく「勇気づける」ことが自信をつけることに繋がるというところです。 そして、そのためには「縦の関係」ではなく「横の関係」を築くことが必要であるというところも。 完全に同意できる考え方かというとそうではないですが、絶対的に善きこととされている「ほめる」ことの根っこにあるものは何か、本当に子どもたちを伸ばすのに「ほめる」が(巷で言われているように)適切なのか、今一度考える必要があることを示唆してくれました。 しかし、著者も書いているように、なかなか厳しい考え方だなぁとも思いました。ともすれば、(どちらかと言えば悪い意味で)「個人主義」という文脈の中で語られる危険性?もはらんでいるのかな、と。 それから、本質的なことではないですが、著者の文章が分かりにくい(文章構造が捉えにくい、提示された例が話とどう関係しているのか分かりづらい)と感じる場面が少なからずありました。個人的にそういう箇所があるとストレスを感じるので、その点は残念でした。 とはいえ、アドラー心理学の概観をなぞるには丁度いいかと思うので、概ね満足です。
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アドラー心理学とは何かを少しでも知りたい人にオススメ。「嫌われる勇気」は会話形式で進むため、理解はしやすい、入りやすいかもしれないが、薄い本というわけではなく、パッと読んで少し理解したい場合には、読むのが大変。以前、「嫌われる勇気」を読んだことがあったが、短くはないため読む気持ち...
アドラー心理学とは何かを少しでも知りたい人にオススメ。「嫌われる勇気」は会話形式で進むため、理解はしやすい、入りやすいかもしれないが、薄い本というわけではなく、パッと読んで少し理解したい場合には、読むのが大変。以前、「嫌われる勇気」を読んだことがあったが、短くはないため読む気持ちが起こらず、且つアドラーの人生にも触れている本書は成り立ちから知り、なぜこの思想なのかを知るには良いと思い、今回手に取った。思い出したい時に、振り返りたい時に、手に取りやすく項目を探しやすいと思う。
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『嫌われる/幸せになる~勇気』の対話形式がウザイと思う方向き。 内容は同じで、箇条書きされています。
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アドラー心理学に関する本を、マンガ以外で初めて読みました。 おそらくアドラー心理学は流行りに乗っているのだと思います。 どこかで聞いた内容や、当たり前と思えることがほとんどでした。 もちろん体系的に学べるということで言えば、手軽で良い本なのですが、新しい価値観が得られるというこ...
アドラー心理学に関する本を、マンガ以外で初めて読みました。 おそらくアドラー心理学は流行りに乗っているのだと思います。 どこかで聞いた内容や、当たり前と思えることがほとんどでした。 もちろん体系的に学べるということで言えば、手軽で良い本なのですが、新しい価値観が得られるということはありませんでした。
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