坂の上の雲 新装版(七) の商品レビュー
- ネタバレ
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もーう…黒鳩さん…!!!!ルーズヴェルト、怖いし! というか、こういうリーダーいいな…!! 外交は外交官の一言一言が重たいですね。 しかし、外交官にも軍事知識があったほうがいいというのは納得。 石原莞爾も戦争史大観で書いてましたし。 いや、軍事に限らず、すべての知識を深く広く持たねばならないのが外交官なのでしょう。
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状況からみれば、絶対に負けるであろう奉天会戦。 なぜ、日本軍は勝てたのか? 究極はロシアの専制国家、官僚体質による自己保身に尽きるであろう。
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オフィス樋口Booksの記事と重複しています。記事のアドレスは次の通りです。 http://books-officehiguchi.com/archives/3927743.html 奉天海戦でのクロパトキンの謎の退却から始まる。ロエストウェンスキー艦隊が喜望峰を回ってインド洋...
オフィス樋口Booksの記事と重複しています。記事のアドレスは次の通りです。 http://books-officehiguchi.com/archives/3927743.html 奉天海戦でのクロパトキンの謎の退却から始まる。ロエストウェンスキー艦隊が喜望峰を回ってインド洋を経て、ウラジオストクに向かうという世界史史上例のない出来事、ネボガドフ艦隊はスエズ運河を経由したため、高校距離は短いが、艦船が老朽化していたことなど問題点があげられている。日本はロシアの弱点を拾い上げて、かろうじて日露戦争に勝利したという印象を受ける。
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奉天会戦で薄氷を踏むかの如き勝利を得た日本であるが、それは日本軍の善戦もさることながら、露軍側、特にクロパトキンの稚拙な戦術眼、官僚的保身によるものであった。バルチック艦隊はベトナム沖で第三艦隊との合流のため漂泊を続け、これまでと同様、船員の士気と体力を奪っていた。一方、日本側で...
奉天会戦で薄氷を踏むかの如き勝利を得た日本であるが、それは日本軍の善戦もさることながら、露軍側、特にクロパトキンの稚拙な戦術眼、官僚的保身によるものであった。バルチック艦隊はベトナム沖で第三艦隊との合流のため漂泊を続け、これまでと同様、船員の士気と体力を奪っていた。一方、日本側ではバルチック艦隊の航路が太平洋側からまわるのか、対馬海峡を通るのかの議論で秋山真之と第絵本営は右往左往するも、東郷平八郎は対馬で一点張りをしていた。この一貫した態度が、東郷の以後の名声をより高めたと言われているらしい。そして、哨戒艦信濃より有名な「我敵艦見ユ」との通信が入る。いよいよ、日本海海戦というところで本巻は終わる。
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奉天会戦のクライマックスが描かれている。 ロシア帝政の腐敗、官僚制の腐敗の根深さがクロパトキンの愚かさを象徴として描かれている。日本自体の国力がほとんど尽きている中、勝てたのはまさにこのことが大きいと思った。 また、日本の外交下手は昔かららしく海戦で勝負を決すことになるが、ロジェ...
奉天会戦のクライマックスが描かれている。 ロシア帝政の腐敗、官僚制の腐敗の根深さがクロパトキンの愚かさを象徴として描かれている。日本自体の国力がほとんど尽きている中、勝てたのはまさにこのことが大きいと思った。 また、日本の外交下手は昔かららしく海戦で勝負を決すことになるが、ロジェストウェンスキーの描写もまたその頃のロシアを端的に表していると思った。 最後に、バルチック艦隊が日本に迫ってきた時の宮古島の描写があるが、その頃の日本人の純朴さや一体感が感じることができ興味深いと思った。
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・4/22 と思ったらまた満州陸軍の奉天開戦の話しになった.あと2巻だというのにバルチック艦隊の話しはどうするんだ.結局日露戦争はどうなったんだ.早く知りたい. ・4/24 読了.いよいよ最終巻だ.やっと日本海海戦か.実に楽しみだ.
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極限状態に置かれると、人ってなかなか常態を保てない。 ロシアの指令長官しかり、真之しかり。 そういう中の人間ドラマ?って面白いよねー。
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日本の勝利はロシアの国の成り立ちによってもたらされた。その意味では、最初から勝負は決まっていたのだ。驕りは油断を生み、実力と反対の結果をもたらす。 秋山真之の戦術は非常に緻密で、それは今の日本人に受け継がるべきだった能力だ。愚かな政治家は何故勝利出来たのか分析もせず、ただただこの...
日本の勝利はロシアの国の成り立ちによってもたらされた。その意味では、最初から勝負は決まっていたのだ。驕りは油断を生み、実力と反対の結果をもたらす。 秋山真之の戦術は非常に緻密で、それは今の日本人に受け継がるべきだった能力だ。愚かな政治家は何故勝利出来たのか分析もせず、ただただこの大日本は強いのだと言うのだろう。
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情報科教員MTのBlog(『坂の上の雲・7』を読了!!) https://willpwr.blog.jp/archives/51093234.html
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<本の紹介> 各地の会戦できわどい勝利を得はしたものの、日本の戦闘能力は目にみえて衰えていった。補充すべき兵は底をついている。そのとぼしい兵力をかき集めて、ロシア軍が腰をすえる奉天を包囲撃滅しようと、日本軍は捨て身の大攻勢に転じた。だが、果然、逆襲されて日本軍は処々で寸断され、時...
<本の紹介> 各地の会戦できわどい勝利を得はしたものの、日本の戦闘能力は目にみえて衰えていった。補充すべき兵は底をついている。そのとぼしい兵力をかき集めて、ロシア軍が腰をすえる奉天を包囲撃滅しようと、日本軍は捨て身の大攻勢に転じた。だが、果然、逆襲されて日本軍は処々で寸断され、時には敗走するという苦況に陥った。 ----- 「終わらせ方」がこの巻のテーマだったように思う。何かを始めるときに、それをどうしたら終わらせるのか、そこを考えることは(少なくとも自分は)少ないかもな、自省しました。 いつも、何かを始めるときは目標を持つ前に手を出してみて、それで得るどこまでできるか、何ができないかって感覚を簡単に分析(おもしろいかとか、やりがいを感じられるかとか)したあと、やるかやらないかを決めてるような気はする。でも、それでどこまで目指そうかとかあんま考えてないかも、、、久保さんじゃないけど「ボールを持ったらいけるところまでいけ」「一歩でも成長につなげろ」って感じです。 でも、これを考えていないと、だらだらと時間とお金を使ってしまう。お金はまた稼げるけど時間は帰ってこない以上、「何はどこまでやりたいのか」についてはちゃんと考えておいた方が良いかなと思いました。 かけなきゃいけない時間と、かけなくてもいい時間、早ければ早いほどいいってことは多いはずで、でも全部はできない。司馬さんは、物書き・読書の他に趣味と言われるものはなく、執筆中は人との付き合いも断って、ほとんど全ての時間をこういった執筆活動に費やしていたそうな。それを楽しんでいたんだって。 いろんなことをやりたいと思えば思うほど、時間が足りないと思う。新しいことを始めたいけど、何かを終わらせることは難しい。でも、終わらせどきってのを誤ると、あるいは他の動きを食いつぶすことにもなりかねない。いつでも、選べる未来は1つしかない。 その点の認識を合わせておくことが、動き方をシンクロさせる1つのポイントかなと思いました。一緒にやれる人がいることはありがたいけど、「どこまでいこう」が違うと求めるレベルもやり方も変わってきちゃいますからね。 考え直してみようっと。
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