声の網 の商品レビュー
話自体は別々だけど、…
話自体は別々だけど、最終的には1つの結論につながっていくという・・・・。こんなのは星さんしかかけないと思う
文庫OFF
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昭和60年に書かれた話とは思えないくらいの内容。 現代に通じる12の物語ですが、情報社会、AIを予見されており、ちょっと怖い感じがした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「未来のある時代」とあるこの小説 ずいぶん前に書かれたものではあるが、今読むとなんとも現代的なものになっている。違和感がない。情報のツールが固定電話ではあるが、コンピューターが人間を支配して、平穏な世界を作ろうと反乱?を起こしていく。 今や秘密などないくらい個人情報が溢れているこの世の中、もうすでにAIに支配されている? 予言書のように思えてしまった。
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あの本、読みました?という保奈美ちゃんのTV番組で、理系作家特集として本書が紹介されているのを見て興味が湧き読んでみました。 いつものショートショートとはひと味違う、連作短編集のようなつくりでした。 コンピューター同士が繋がり、じわじわと人間社会を支配してゆく姿を描いた作品です...
あの本、読みました?という保奈美ちゃんのTV番組で、理系作家特集として本書が紹介されているのを見て興味が湧き読んでみました。 いつものショートショートとはひと味違う、連作短編集のようなつくりでした。 コンピューター同士が繋がり、じわじわと人間社会を支配してゆく姿を描いた作品です。 ストーリー自体はいつものショートショートの方が好みでした。 が、これが、インターネットがまだない1970年に書かれた作品だというから驚きです。 著者はSF作家というか、予言者のよう。 プライバシーを暴いて売ったり強請ったり、情報化社会の利用の仕方も的を得ていて、世の中で一番価値のあるものがこの時代に無形のものを設定するなんて、やっぱり星新一って天才!
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解説にも書かれているけれど、本書のオリジナルが書かれたのが1970年というのは驚きしかない。解説の恩田さんはネット社会を予見したという意味で書いていると思うのだけれど、さらにコンピュータが意思を持つように見えるというのが、昨今の生成AIにも通じるところがあって現実がSFに近づいて...
解説にも書かれているけれど、本書のオリジナルが書かれたのが1970年というのは驚きしかない。解説の恩田さんはネット社会を予見したという意味で書いていると思うのだけれど、さらにコンピュータが意思を持つように見えるというのが、昨今の生成AIにも通じるところがあって現実がSFに近づいてきている。星新一ってあまり読んだことがないのだけれど、最近、星新一の短編ドラマの再放送を観ているので、何冊か読んでみようかと思う。
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電話(電話式コンピュータ?)を軸にした連作短編集。 舞台はメロンマンション。一月、一階の部屋から物語は始まり、十二月、十二階で終わる。 夏に読むのにピッタリな怖さ。これはSFでホラー。 ラストも怖い。今読むとさらに怖い。昭和六十年の本というのが一番怖い 星新一氏の未来を見通す...
電話(電話式コンピュータ?)を軸にした連作短編集。 舞台はメロンマンション。一月、一階の部屋から物語は始まり、十二月、十二階で終わる。 夏に読むのにピッタリな怖さ。これはSFでホラー。 ラストも怖い。今読むとさらに怖い。昭和六十年の本というのが一番怖い 星新一氏の未来を見通す力が半端ない。SF作家さんはみなさんそうなのかもしれないが、昭和にこの発想は凄すぎる。だって当時の電話、アナログぞ?黒電話ぞ? 描写は確かにアナログなんよな、でもその先がAIなんよ……怖いよ……凄すぎる。
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久しぶりに星新一を読んだ。 40年以上前に書かれたものが今の世界を暗示しているのに驚いた。電話で友達の誕生日を教えてくれるサービスなんて、Facebookみたいだし… コンピューターに操られた平和。 そんな世界がほんとに生まれそうだなぁ
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打ちのめされた 著者はやっぱり予言者なのかもしれない まさかの積み重ねで歴史はできている 現代ではもうフィクションとは言えない気がする
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現代のネット社会を、今から50年以上前に予見してこのような小説を書いていたという事実に驚かされます。 1月から12月まで、1階から12階までの住人のオムニバスショートストーリーからなる今作。最近読んだ星氏の他のショート集と比べると少し大人向けな表現や言い回しな印象でしたが面白か...
現代のネット社会を、今から50年以上前に予見してこのような小説を書いていたという事実に驚かされます。 1月から12月まで、1階から12階までの住人のオムニバスショートストーリーからなる今作。最近読んだ星氏の他のショート集と比べると少し大人向けな表現や言い回しな印象でしたが面白かったです。 インターネットに支配されるか、支配するか 高度に情報化されゆく社会はこれからどうなっていくのだろう。
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