きみの友だち の商品レビュー
よかった! もっと早く読めばよかった。 小学生、中学生の頃のことを思い出した。 (相関図、私も書いてたなあ(笑)) しかし、このふたりは特別だと思う。 作中でも「閉じている」といわれていたけど、「閉じている」ことって難しいし、あまり望ましいことではない。私は誰かとそんなふうにク...
よかった! もっと早く読めばよかった。 小学生、中学生の頃のことを思い出した。 (相関図、私も書いてたなあ(笑)) しかし、このふたりは特別だと思う。 作中でも「閉じている」といわれていたけど、「閉じている」ことって難しいし、あまり望ましいことではない。私は誰かとそんなふうにクラスで2人きりは嫌だな思った。他の子とも仲良くしたいわけじゃなく、閉じていたら2人きりでいることに疲れそうで。 このふたりだからうまくいったんだろうなと。そんな友だちと出会えたふたりがうらやましい。
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「友情」がテーマの一冊。読み終わった時、心が温まるいい本だと思う…が、【花いちもんめ】でラストにして欲しかった。生意気ながら【きみの友だち】は蛇足では?第三者目線の説明の為に付け加えたようだった。
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個別の人に対して「友だち」という言葉を、あまり使わない。 便宜上、使う時もあるにはあるけど、関係性の確認のためには使いたくない言葉。 定義が出来ないし、主観的で刹那的な関係性だと思うから、持続的な関係の言葉としては使えない。 それに、定義が出来ない割には、束縛し、される単語でもある。 由香と友だちじゃないのか、と聞かれ、恵美は答える。 「由香は、由香。誰のものでもないから、由香は。私もそうだし。」 友だち と、みんな という言葉は、なんだか似てる。 ひとりひとりの顔がない集団。 中学校での友人関係、私は経験していないけど、女子はとかく面倒くさい。 人間関係に悩む中学生達にも、嬉しい思いも辛い思いも経験して、安定した自分と人間関係を作れる大人になって欲しい。 中学生だけでなく、大人にもオススメの連作短編。
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まるで小中の自分を見ているようだった。でてくる一人一人にありきたりな、での温まるエピソードがあって涙がでた。 友達ってなんだろうか。あらためて考えると深いなあ。
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久しぶりに小説で目頭が熱くなり、少し涙が。温かい気持ちになりました。読後感、最高! 時間を空けてまた読みなおしたい、心が温まる一冊ですね。 こういう人との距離感や心のつながり、絆を深めていくという、友だちづくりって素敵だなあ。 この本を読んでいる途中も、 (重松清さんがこの本を...
久しぶりに小説で目頭が熱くなり、少し涙が。温かい気持ちになりました。読後感、最高! 時間を空けてまた読みなおしたい、心が温まる一冊ですね。 こういう人との距離感や心のつながり、絆を深めていくという、友だちづくりって素敵だなあ。 この本を読んでいる途中も、 (重松清さんがこの本を生み出させたねらいや目的に、まんまと私もハマってしまったのでしょうか^ ^) ページを読み進めていくたびに 自然と… 自分がこれまでの人間関係のつきあいを振り返り、いや、それまでの思い出が断片的によみがえってきます。 今では、どれもすべてが懐かしい思い出です。 そのおかげで今の自分がいるんだろうなと思うので、感謝したいです(^_^) でも、すべてが楽しい、良い思い出ばかりではなくて、 私にも『あったなあー、こういうの』と本を読んでいてついつい共感してしまったり、にがい思い出やめんどうだなと当時感じた経験も湧きおこってきます(苦笑)が、、^ ^ 『友だち』ってなんだろう。 『親友(心友)』ってなんなんだろう。 その言葉の意味をあらためて考えさせられた、心が温まる一冊でした。 正直なところ、 『友だち』と『親友(心友)』の差は、はっきりと答えるのはむずかしくて、今だに明確にわからなかったりするんですが(^_^;) 『ほんとうの友だち』なら、わかる。 なかなか会えなくても、心の中にいる。 いつも一緒にいなくても、むしろ平気で、長い間ずーっと会っていなくて久しぶりに会っても、顔を合わせた瞬間から会っていなかった時間なんてなかったかのような、ふしぎな感覚で違和感なく話ができて、笑い合える、そういう関係こそが友だちなんだろうなと、 あくまでも私見(^_^;)ですが、この本を読んであらためて感じました。 重松清さん『きみの友だち』を読み終わった後、自分の友だちについて改めて考え、その友だちのことをもっと好きになりました。 そして、これからも大事にしたいですね、友だちもこの本も(^_^) 人づきあい不器用ですけど、不器用なりにもっと大事にしたい。 不器用だからこそ、もっと大切にできたらいいなと…感じました☆
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ラストは泣ける、感動と心が温まる本です。 読み終えたときには仲のいい友達のことを思い出させてくれます。 鹿児島女子短期大学: 霜月
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重松清さんは昨年【そのひのまえに】を読んで大好きになった作家さん。 この本、わたしの大好きな重松節が効いていて、じわじわ~っと感動が伝わってきます。
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女の子の間では、絶対あったと思う。こういうめんどくさいのが。 どのお話も、心にどしんと響いた。友だちについて考えさせられる本だった。
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「友だち」「みんな」 この言葉で、ぐん、と嬉しくなったり いたずらに凹んだりする そういう言葉に振り回されるのは学生の時だけじゃない 働いても 子どもを産んでも おばあちゃんになっても ずっとそういうのと付き合っていかなきゃならないんだと思うとずーん・・・となる でもそういう...
「友だち」「みんな」 この言葉で、ぐん、と嬉しくなったり いたずらに凹んだりする そういう言葉に振り回されるのは学生の時だけじゃない 働いても 子どもを産んでも おばあちゃんになっても ずっとそういうのと付き合っていかなきゃならないんだと思うとずーん・・・となる でもそういうのを嫌だなと思う反面、人はひとりじゃ生きていけないし、何かしらのコミュニティーにいることの良さも思う 生きていくのに不可欠なコミュニティーなら、どうして楽に心地よくやれないのだろうね うまいつきあい方 出来ればいいのにね ひとりになればそういうのから逃れられるんだと思っていたけど、そういうのじゃなかった どこにだってある 学校だけじゃない 日本だけじゃない 走っても逃げられない 大人になったって、ぜんぶ分かるようになる訳じゃない うれしくなる基準 かなしくなる基準 そういうのをきちんと自分で持とう 合わせて嬉しくならなくていい 無理して悲しくならなくていい 読み始めたとき、私は自分の子どもをこんなとこに通わせたくないと思ったけど、 そうじゃなくて、形じゃなく、人の心のほんとの暖かさに気づけるように 形だけのやりとりに惑わされないように そういったことを伝えていこうと思った 友だち沢山作らなくてもいい 友だちと呼べる人がいないときがあったっていい でも出会えて良かったなぁと思う人のことはカッコつけずに思い切り大切にしたらいい そういうこと
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小説新潮での連載当時から読んでいました。わたしにとってとても他人事とは思えない、かけがえのない宝物みたいな作品。彼女たちと出会ったことを、過ごした日々を、絶対に忘れない。
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