商品詳細
内容紹介 | 「友だち」のほんとうの意味をさがす連作長編。わたしは「みんな」を信じない、だからあんたと一緒にいる……。足の不自由な恵美ちゃんと病気がちな由香ちゃんは、ある事件がきっかけでクラスのだれとも付き合わなくなった。学校の人気者、ブンちゃんは、デキる転校生、モトくんのことが何となく面白くない……。優等生にひねた奴、弱虫に八方美人、どのかたちも「正解」でも「不正解」でもない。 |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2005/10/20 |
JAN | 9784104075065 |
- 書籍
- 書籍
きみの友だち
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
きみの友だち
¥1,980
在庫あり
商品レビュー
4.4
297件のお客様レビュー
今年読んだ中で1番おもしろかった。 自分の心の奥底にある、あたたかくて懐かしい感情が掘り起こされた。 もっと若い時分に読めていたら、もっと影響を受けていただろうな。 ただ、恵美には大人になっても1人で強く楽しく生きている姿を期待してしまった。
Posted by
涙ボロボロでした… 学生さん達に本当におすすめしたい。 誰もが多感な時期に感じるであろう何かが、この本の中にはいっぱい詰まっている気がします。 重松さんの本初めてでした。他の作品も読んでみたいです。
Posted by
自分は一人じゃないんだなと思わせてくる。どこまでも寄り添ってくれる作品。 周りと比べて落ち込んだり、コンプレックスを気にして自信をなくしたり。 でも、そんな細かいことを気にしていると悟られたくないから、虚勢を張る。 仲間はずれにされないように、嘘で拭い、取り繕う。 女子たちの...
自分は一人じゃないんだなと思わせてくる。どこまでも寄り添ってくれる作品。 周りと比べて落ち込んだり、コンプレックスを気にして自信をなくしたり。 でも、そんな細かいことを気にしていると悟られたくないから、虚勢を張る。 仲間はずれにされないように、嘘で拭い、取り繕う。 女子たちのグループ派閥に関するお話は共感の嵐だったので読んでいて辛かった。 佐藤先輩みたいな嫌なヤツ、私の学校にもいるな~ 年上ってだけで大きい態度とって驕るもんだから周りから後ろ指さされまくりな彼だけど、彼には彼でいろんな事情がある。 当たり前だけどどんなに嫌われても生きていかなきゃいけないわけで、時間は経つし、みんな大人になってく。 佐藤先輩も、どんなに悪口を言われてもそのどうしようもない性格と付き合っていくしかないのか。
Posted by