漢方小説 の商品レビュー
漢方薬は苦手なイメージだけど、これを読むと少し興味がわきます。 東洋医学の考え方は、好き。 病名なんかはなくて、「『色々なところが弱い』というあなただけの病気」だと言ってくれるところ。 大事なのは全体のバランスだ、というところ。 自分の目指す真のテーマを探すきっかけに...
漢方薬は苦手なイメージだけど、これを読むと少し興味がわきます。 東洋医学の考え方は、好き。 病名なんかはなくて、「『色々なところが弱い』というあなただけの病気」だと言ってくれるところ。 大事なのは全体のバランスだ、というところ。 自分の目指す真のテーマを探すきっかけになるかも。
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おもしろーい。現代女性のストレスとの戦い、みたいなありがちなテーマでありながら、東洋医学というものに対する知的好奇心を適度に満たしてくれるところがまずは目の付け所が面白い。ユーモアがあるけど軽過ぎない、ぐずぐず思い悩みもするけど文学的になり過ぎない、そんな味わいも気に入った。
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薄い本なのでさくさく読めた。 特に大きな感動や驚きがあったわけではないけど、 西洋医学一辺倒を見直してもいいかもしれないと思った。
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小説ではなくエッセイのような感じで、とても主人公の気持ちにリアリティがありました。 とにかく疲れた時に、元気をもらえる1冊です。
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2012.6.6読了。 東洋医学は西洋医学と違って、目盛りがない。シーソーみたいにバランスで考える。変化して、循環して。 少し恋愛物語もあるから、読みやすくて、薬・漢方 のことが、わかった。 『この病気にはこの薬』ってゆうのが西洋医学。東洋医学は『病気にかかってるあなたはこうゆう...
2012.6.6読了。 東洋医学は西洋医学と違って、目盛りがない。シーソーみたいにバランスで考える。変化して、循環して。 少し恋愛物語もあるから、読みやすくて、薬・漢方 のことが、わかった。 『この病気にはこの薬』ってゆうのが西洋医学。東洋医学は『病気にかかってるあなたはこうゆう人だからこの薬』という治療。こうゆうって基礎体力や体質など、個々に違うこと。
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軽く読める小説。漢方のこと、興味あるけど難しいかなって思う人にはとっかかりやすいかも。すばる文学賞らしいが、そこはよくわからん。
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図書館にて。 私も今漢方薬を飲んでいるので、何となく手に取りました。 主人公と同い年だったせいか、リアリティがあってとてもフィクションと思えませんでした。私小説なのかな。 「バランス」という考え方が印象的で、すごく共感した部分です。
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優しい小説。 生きるっていろいろあるね。 そのいろんなことを受け入れて、その時々の自分の心や体の状態を受け入れながら、自分と付き合っていかなきゃいけない。 なにもないふりをしても、いつかちゃんとダメなところはダメってわかる羽目になる。 自分にしっかり向きあってからこその人生だと、...
優しい小説。 生きるっていろいろあるね。 そのいろんなことを受け入れて、その時々の自分の心や体の状態を受け入れながら、自分と付き合っていかなきゃいけない。 なにもないふりをしても、いつかちゃんとダメなところはダメってわかる羽目になる。 自分にしっかり向きあってからこその人生だと、そう思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
結構好きです 漢方に少しだけ興味があってそこも面白かったし、 ハリウッドのシナリオ作法の話も興味深く読んだ。 主人公のどうしたいのか、という表面的な目的と、真の目的。 また面白い本や映画に出会ったときに反芻する助けになりそう。 あと、薬に頼ることを深刻に考えず、 老眼鏡のようなものだと思えばいい、というたとえもいい。 じんわり優しい話だと思います。
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もっと漢方中心の小説かと思って読んでみたけど、やっぱりちょっと違った。可もなく不可もなく…という感想。ただ、漢方の入り口としては良いかも。
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