生き方 の商品レビュー
稲盛和夫の生き方を読んだ。 経営者であり、仏教徒である人の生き方は参考になった。 自分も自分らしい生き方、考え方、作っていこう。 こうなりたいという思いを、願いを持つこと 構想は楽観的に、計画は悲観的に、実行は楽観的に 立命 心が大事、人格、人間性 今は出来なくても...
稲盛和夫の生き方を読んだ。 経営者であり、仏教徒である人の生き方は参考になった。 自分も自分らしい生き方、考え方、作っていこう。 こうなりたいという思いを、願いを持つこと 構想は楽観的に、計画は悲観的に、実行は楽観的に 立命 心が大事、人格、人間性 今は出来なくても、未来の自分は出来ると信じる、出来ないことに挑戦することで出来るようになる 一日を充実させる、一つでも改善する、創意工夫 有意注意 夢を持つこと 夢を描き、創意工夫を重ね、ひたむきに努力を重ねていくことで人格を磨く 思想の深遠なるは哲学者のごとく、心術の高尚正直なるは元禄武士のごとくにして、これに加えるに小俗吏の才をもってし、さらにこれに加えるに土百姓の身体をもってして、初めて実業社会の大人たるべし 一生懸命に取り組むと好きになる 偽らない、欲張らない、傲慢にならない、奢らない 努力、謙虚、自省、感謝、善行、利他、無悩 その思いに私心や欲が入っていないか 布施、持戒、精進、忍辱、禅定、智慧 個人の富は社会の利益の為に使われるべきだ
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魂を生まれた時よりも磨くこと。 磨く方法として、労働が一番のアプローチ。 人のため、社会のためにという善の心を持って労働を行うことこそが大切。 労働という価値を否定するのはいかがなものか? いくつかの素粒子がビックバンによって結合され、陽子や中性子や中間子を作り上げ、その後電子と結びつき原子が生まれる。さらにほかの原子、分子が生まれ、高分子が出来上がり、人間という高等生物まで誕生した。 このお話から宇宙には何らかの力が働いているように思う。 天から授かった能力は人それぞれだけど、人から生み出される結果は「能力×考え方×熱意」の積だと考えるから、日々の精進を怠ったり、負の考え方を持つことは良い結果とならない。 毎日を真剣に生きることが大切。
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非常に素晴らしい本でした。人はどう生きるべきなのかを考えさせられた本でした。この本を読み終えてからというもの、自分はどう生きるべきなのか、どうやったら人の役に立てるのかを考える日々を過ごしております。良い生き方ができそうです。
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京セラの稲盛会長が書かれた本。 この手のビジネス書はやはり理想論が多いと思う。現実的に実行できるかというと、もちろんできることも多いと思うけど、なかなか難しいのでは。 でもその中にいくつか、きらっと光って実現できそうなこと、今後注意していかなきゃいけないこともあった。 気になったフレーズ ↓ 「生きていくことは苦しいことの方が多いものです。時に、なぜ自分だけがこんな苦労をするのかと神や仏を恨みたくなることもあるでしょう。しかしそのような苦しき世だからこそ、その苦は魂を磨くための試練だと考える必要があるのです。労苦とは、己の人間性を鍛えるための絶好のチャンスなのです。」 →確かにそのとおりだと思う。やはり、困難を乗り越えたら、少し成長するし。 稲盛氏が考える六つの精進の一部 ・誰にも負けない努力をする 人よりも多く研鑽する。また、それをひたむきに継続すること。不平不満を言うヒマがあったら、一センチでも前へ進み、向上するように努める。 ・反省ある日々を送る 日々の自分の行動や心のありようを点検して、自分のことだけを考えていないか、卑怯な振る舞いはないかなど、自省自戒して、改めるよう努める。 ・感性的な悩みをしない いつまでも不平を言ったり、しても仕方のない心配にとらわれたり、くよくよと悩んでいてはいけない。そのためにも、後悔しないようなくらい、全身全霊を傾けて取り組むことが大切。 →ある意味わりきりが大事なのかも。自分でコントロールできないことをくよくよしててもしょうがないし、それだったら、精一杯努力して、自分でコントロールできることを増やす。それであとはお任せしますっていうわりきりも大事かな。 「六波羅蜜」の一部 ・精進 何事にも一生懸命に取り組むこと。すなわち努力のこと。この努力とは、「誰にも負けない」くらいのもの。 ・忍辱(にんにく) 苦難に負けず、耐え忍ぶこと。人間の生は波瀾万丈であり、私たちは生きている間にさまざまな苦難に遭遇する。しかしそれに押しつぶされることなく、そこから逃げることもなく、耐えてさらに努力を重ねる。それが私たちを鍛え、人間性を磨く。 因果が応報するには時間がかかる。このことを心して、結果を焦らず、日頃から倦まず弛まず、地道に善行を積み重ねるよう努めることが大切。 →毎日ちゃんとやっていれば、誰か見ててくれる。それはすぐじゃない。でもどっかで花開くのかな。 災難があったら、落ち込むのではなくて喜ばなくてはいかんのです。災難によって、今まで魂についていた業が消えていく。それぐらいの災難で業が消えるのですから、お祝いをしなくてはいけません。 天が与えたもうた試練 →意外とインパクトがあった、上手く言えないけど。 試練、災難で業が消える。深いな。。。
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‘人間は何のために生きるのか‘ この質問をされたとき、はっきり答えられる人はどれぐらいいるだろう。一番本質をついている質問なだけに、変に難しく考えてしまいがちである。だけど、真理はいたって単純明快。人間として大切なことは限りなくシンプルなこと。 シンプルに、わかりやすく、正しく生...
‘人間は何のために生きるのか‘ この質問をされたとき、はっきり答えられる人はどれぐらいいるだろう。一番本質をついている質問なだけに、変に難しく考えてしまいがちである。だけど、真理はいたって単純明快。人間として大切なことは限りなくシンプルなこと。 シンプルに、わかりやすく、正しく生きる。そして一日一日をど真剣に生きる。 日々修練。昨日よりも今日、今日よりも明日、より磨きをかけた美しい人間になるための修練。 原理原則に基づいた哲学を自分自身のなかに確立し、それに沿った生き方をする。感情や欲望を自分自身でコントロールし、すべてを発展成長させようとする宇宙の意志に従って生きる。 美しく輝いてる人間でありたい。 この世に生を受けた者として、日々をど真剣に生き、死ぬ瞬間には、生まれた時よりも大きな喜びを宇宙に、世界にお返しできるような人生にしたい。そういう責任を果たせる人間になりたい。 自分は弱い弱いとぐちをこぼさず、まずは、日々の生活信条をしっかりと立て、骨身に染みわたるまで実践すること。
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本当に良い本に会えたことを感謝しています。 京セラの稲盛和夫氏の著書ですが、 もはや、企業を越えて宗教の世界の話になっていますが、本当に大切な、宇宙の中に生きる人間としての「生き方」が述べられています。 私たちの人生の目的は「心を高める」こと。 生まれたときよりも少しでも善き...
本当に良い本に会えたことを感謝しています。 京セラの稲盛和夫氏の著書ですが、 もはや、企業を越えて宗教の世界の話になっていますが、本当に大切な、宇宙の中に生きる人間としての「生き方」が述べられています。 私たちの人生の目的は「心を高める」こと。 生まれたときよりも少しでも善き心、美しい心になって死んでいくこと。 自分が普段から考えていることそのものだなぁと思いました。 とにかく本書と出会えて良かったです。
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稲盛さんの思想はとても素晴らしいということは確かだろうけど、人間の本質についての考えはあまり賛同できない。魂を磨くことがこの世を生きる意味と言われたってそのままそうかと受け入れることができない自分がいる。人生については自分自身で考えていくしかなさそうだな。結局は唯一の答えなんてな...
稲盛さんの思想はとても素晴らしいということは確かだろうけど、人間の本質についての考えはあまり賛同できない。魂を磨くことがこの世を生きる意味と言われたってそのままそうかと受け入れることができない自分がいる。人生については自分自身で考えていくしかなさそうだな。結局は唯一の答えなんてなくて、自分をいかに納得させるかに落ち着きそうだけど。
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完成形がくっきりと見えるまで、物事を深く思い、深く考え、真剣に取り組まなければ創造的な仕事や人生での成功はおぼつかない。そのためには身を焦がすような情熱をもて。困難なことを前にして逃げるな、立ち向かえ。そのためには今取り組んでいる仕事を好きになれ。好きになるには仕事にうちこんでみ...
完成形がくっきりと見えるまで、物事を深く思い、深く考え、真剣に取り組まなければ創造的な仕事や人生での成功はおぼつかない。そのためには身を焦がすような情熱をもて。困難なことを前にして逃げるな、立ち向かえ。そのためには今取り組んでいる仕事を好きになれ。好きになるには仕事にうちこんでみることだ。仕事がいやでいやでしかたないと感じても、もう少し頑張ってみる。腹をくくって前向きにとりくむ。それが人生を大きく変える。 何か創造的なことをして充実感を得たいと思っている一方で、身を焦がすような情熱も困難に立ち向かう精神的強さもない自分は、本当に矛盾していると気付かされた。 努力できる量も遺伝や小さい頃の環境で決まっている、あんまり自分を追い込むと精神的に病む、なんていうふうに考えて自分は難しいことから逃げてしまいがちだが、それではおぼろげながらに描いている理想が実現することは永久にないのだと再認識した。 今更やる気なんてでないとか、自分はもともと情熱が希薄だから仕方ないとかついつい思っちゃうけど、そんなんじゃろくに人生の喜びを味わうことなく、無為に年を重ねて悲しみに暮れるのだろう。まだ人生これからと言える年齢なので、このまま老けこんではいけないと勇気をもらえる一冊だった。
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初版が2004年ですので9年前の本になっているのですが、言われている内容がそのまま通じてしまう事が残念に思います。むしろ9年前よりもギクリとする事が多いように思いました。 本書で語られている事は、昨今の日本の低迷は日本人が精進を忘れてしまった事が最大の要因であるが、精進する為に...
初版が2004年ですので9年前の本になっているのですが、言われている内容がそのまま通じてしまう事が残念に思います。むしろ9年前よりもギクリとする事が多いように思いました。 本書で語られている事は、昨今の日本の低迷は日本人が精進を忘れてしまった事が最大の要因であるが、精進する為に禅寺に修行に行く必要はない日々の仕事に真剣に取り組めば精進になると語られておられます。 また夢を持つ事は大事だが、その夢を実現するには日々の仕事を地道に積み上げていくしかない。ただ、成功する人間は日々の仕事を少しでもよくしようと絶えず改良を重ねているのに対して、そうでない人間は何の進歩もなく同じ事を繰り返しているだけであると手厳しい指摘をされています。 本書を書かれた後、JALの再建をほとんど無償で引き受けられて成功した稲盛会長は、今や神格化された存在になりつつありますが、成功の基本は何か判断が必要な時に、「人間として正しいかどうか」だけを拠り所にされたからとも書かれています。 また人間は運命に翻弄されるものであるが、運命は日々善行を積み重ねる事で変える事が出来るとも断言されています。 人によって反応される箇所は違うと思いますが、本書が書かれてから9年間何も変わっていない日本に嘆きを感じるのであれば、何が問題なのかを確認される価値はある本だと思いました。是非一人でも多くの方に読んでいただきたいものです。
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利他の精神。運命と因果律は縦糸と横糸の関係。能力×熱意×考え方=成果。他人のために、自分を磨く。変化が激しく多様な現代こそ、このシンプルな考えを忘れずに、流されないで生きていきたいと感じた。
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