生き方 の商品レビュー
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京セラ、KDDIの稲盛さんの自書。 仕事に対する純粋でまっすぐな取り組みがわかる。お金のためでなく人のため、人類のための仕事。 シンプルな言葉だが、改めて子供たちには伝えたい言葉も詰まってる。 宗教的な要素も強いが、シンプルなことで本質が伝わってくる。 p.19 人間として正しいことを正しいまま貫いていく。 嘘をついてはいけない、人に迷惑をかけてはいけない、正直であれ、欲張ってはならない、自分のことばから考えてはならない、 p.27よい心 つねに前向きで建設的であること、感謝の心を持ち、みんなと一緒に歩もうという協調性を有していること、明るく肯定的であること、善意に満ち、思いやりがあり、やさしい心を持っていること、努力を惜しまないこと、足るを知り、利己的でなく、強欲ではないことなど p.33 何かを絵嘔吐、一生懸命頑張る p.43 成功する人と失敗に終わる人は、願望の大きさ、高さ、深さ、熱さの差 思って、思って、思いぬくこと p.142 どんなときも ありがとう といえる準備をしておく。常にありがとう。という p.144 何があってもありがとう。困難な機会に成長できてありがとう。 p.162 修養 布施、持戒、精進、忍辱、禅定、智慧 p.183 私心が混じっていないかを、自分に厳しくとく p.198 少年期こを、 「人間としてどう生きるべきか」を学ぶ。正しい職業観も学ばせるべき。 例えば、小学生のときから、世の中にはこれだけ多くの職業があり、それぞれの分野でたくさんの人が働いている、だから、社会や人間の暮らしが成り立っている。 p.228 自分の人生を三つの期に分けて考えていた 0〜20(独り立ちして人生を歩き始める), 20〜60(社会に出、自己研鑽に努め、世のため人のために働く期間), 60〜80(死への準備):人生とは何かを学び死への準備をしたい。
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人間がこの世に生まれてくる理由と、人生どのように過ごすべきなのか、自分の生き方を見直す機会を与えてくれる本。バイブルになると思います。
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題名の通り、生きるうえでの稲盛さんの哲学がぎっしりと詰まっている。 「足るを知る」「熱意×知識×考え方」等の言葉が身に染みています。 欲というのは、どこまでも尽きないけど、本当にいるのかということを自分自身に問いかけて最少な十分で生きるということが大事なのだと教えられました。
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ずっと読んでみたかった稲盛さんの本。当たり前のように感じる正しいことが言葉として並んでいます。 後半にさしかかるにつれて、壮大な話になっていくとと素直に信じたり、受け入れられていないなとも感じます。それでも書いてあることを素直に受け入れて努めて毎日を過ごせたら、気持ちよいいい生き...
ずっと読んでみたかった稲盛さんの本。当たり前のように感じる正しいことが言葉として並んでいます。 後半にさしかかるにつれて、壮大な話になっていくとと素直に信じたり、受け入れられていないなとも感じます。それでも書いてあることを素直に受け入れて努めて毎日を過ごせたら、気持ちよいいい生き方ができるだろうと強く感じる気持ちもあったり。まじめに正直に善意を持って。毎日考えて過ごすことが大切だなぁ
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誰もが一度は読むべき不朽の人生哲学書。 著者の稲盛さんは65歳で仏門に入った後に本書を執筆。仏教の教えと照らし合わせて、仕事や日々の生活に対してどのような姿勢で取り組むべきかを説いている。 合理性ばかり追求して道徳を半分忘れてしまっていたので本書を読んでハッと気づかされる事が...
誰もが一度は読むべき不朽の人生哲学書。 著者の稲盛さんは65歳で仏門に入った後に本書を執筆。仏教の教えと照らし合わせて、仕事や日々の生活に対してどのような姿勢で取り組むべきかを説いている。 合理性ばかり追求して道徳を半分忘れてしまっていたので本書を読んでハッと気づかされる事が多かった。
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想う力の強さ。 利他の精神。 運命より、因果応報の法則の方が若干強い。 結果を焦るな、因果の帳尻はきちんと合う。 災難にあったら喜ぶ必要がある。 災難によって、今まで魂についていた業が消えるから。 この世から意識と言うものを無くすと、全てが存在でしかなくなる。 存在しか...
想う力の強さ。 利他の精神。 運命より、因果応報の法則の方が若干強い。 結果を焦るな、因果の帳尻はきちんと合う。 災難にあったら喜ぶ必要がある。 災難によって、今まで魂についていた業が消えるから。 この世から意識と言うものを無くすと、全てが存在でしかなくなる。 存在しかなくなったところに人間の本質がある。
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前から気になっていて、やっと借りれた本。稲盛さんの生き方の根幹は仏教がベースになっており、相手を思いやる心を持つことの必要性を繰り返し述べている。また、引き寄せの法則やコンプライアンス遵守など当たり前の事だが、なかなか説得力のある言葉で書かれている。どのように魂を磨くか、今だから...
前から気になっていて、やっと借りれた本。稲盛さんの生き方の根幹は仏教がベースになっており、相手を思いやる心を持つことの必要性を繰り返し述べている。また、引き寄せの法則やコンプライアンス遵守など当たり前の事だが、なかなか説得力のある言葉で書かれている。どのように魂を磨くか、今だから読んで共感できる一冊。
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ブラック企業の特徴はいくつかあって、その一つが、非の打ち所なく正しいことと歪んだ根性論を綯い交ぜにした社是を持っているということ。この本は謂わば読むブラック企業。また、強大なエゴを持った者は殆ど全て、自分は無私の精神に生きていると言いたがる。その欺瞞性よ。
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経営組織論で稲盛和夫さんについて話があったので代表作を読んでみた。 教授が言っていたように禅的思想が組み込まれていて、得度した稲盛さんの哲学が固まったのが伺える。将来像として見習いたい人生の先輩であり、エッセンスを掴んでいきたいと思った。
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本を購入する時には、いつも20冊程度を篭に入れて それから何冊か返して。。。というやり方で買う本を 決めているのですが。 何回か、手にとっては戻していたのがこの本で、先日 HBRで稲盛氏の特集があって、それで今回は読んで 見ようと思い購入しました。 一言でいうと、やはり稲盛氏は尊...
本を購入する時には、いつも20冊程度を篭に入れて それから何冊か返して。。。というやり方で買う本を 決めているのですが。 何回か、手にとっては戻していたのがこの本で、先日 HBRで稲盛氏の特集があって、それで今回は読んで 見ようと思い購入しました。 一言でいうと、やはり稲盛氏は尊敬できる経営者( というか人)であると思いました。でも多分、部下に なるとそれなりに大変なんだろうなあとも思いますが。 生きる意味や人生の価値は心を高め、魂を練磨 することにある。生れてきてから死ぬまでに少しでも ましな魂になること。真・美・善な魂にすこしでも なること。 運命と因果応報の2つの法則。善行善果・悪行悪果 心の構造。①知性②感性③本能④魂⑤真我 これら、道徳や宗教。哲学のことが分かり易く書かれて あるのですが。こういうことが経営やビジネス。 リーダーシップや物事の判断の中心にあることを ケレンミモなく、普通に話せることが素晴らしいと 思います。 私もその足元にも及びませんが。仕事をするうえで 判断するとき、本質的に大事なのはおぼろげながら そういうことだと思うこともよくありますし、 そうしたいと思っています。
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