生き方 の商品レビュー
宗教で軍隊(会社)を作る話? あなたが個人の生きる意味を決めるの? 働いていた社員の方は幸せでしたか? 原理原則って結局宗教のことですか? 現代ではそれをブラックと呼ぶんだぜ?
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経営者視点での学びが2割、人間的視点での学びが8割くらいの内容を占めた本。 ものすごく上質な道徳の教科書という印象。 ## 経営的な学び ### 「手が切れるようなものを作れ」がモットー * 中途半端なものを作ったって意味が無い。あまりに完璧で、手で触れたら切れてしまいそう...
経営者視点での学びが2割、人間的視点での学びが8割くらいの内容を占めた本。 ものすごく上質な道徳の教科書という印象。 ## 経営的な学び ### 「手が切れるようなものを作れ」がモットー * 中途半端なものを作ったって意味が無い。あまりに完璧で、手で触れたら切れてしまいそうなほど非の打ち所がなくなるまでクリエイティブを高めよ。 ### KDDIの成功 * 携帯電話が普及する前、当時の半導体の技術革新のスピード、処理速度やサイズの変遷を観察していると今後携帯電話が一気に普及することは容易に想像できたという。技術的知見を普段からプールしておいて、将来の流れを的確に予測する才能こそが稲盛さんの成功者たる所以だと感じた。 ### 不可能だと思える仕事ほど引き受けよ * 一見不可能に見える仕事をよく引き受けた。最初は不可能に見えても、勉強することで徐々に出口が見えてくる。この繰り返しこそが自分自身の成長になる。これは、ホリエモンが言ってたことと同じや。 ### 継続と反復は違う * 継続は最も重要なこと。しかし、同じことを毎日繰り返すだけの**反復**とは似て非なるものである。毎日改善を重ね、昨日よりも今日、今日よりも明日という風によくしていくことこそが真の継続である。 ## 人間的な学び ### 会社経営に関する知見は全く無かった * 会社を始めた当初、経営に関する教えを受けたこともなく知見が全く無かった。そこで、指針にしていたのは**「その事業は、人間として正しい行いなのか」**ということ。 ### 才能は天からの授かりものだと思え * 自分の才能に甘んじて、それを私物化してはいけない。自分に与えられた才能は、公のために使うべきである。 ### 人の上に立つものは、才覚よりも人格が問われる * 昨今では、学歴を尊重するあまり才覚に長けた人ばかりが人の上に立つ世の中になっている。しかし実際は、才覚よりも**人格**に優れた人こそが人の上に立つべきである。 * 人間にとって重要なことは、 1. 人格 2. 勇気 3. 能力 の順に並ぶ。 * 人の上に立つものは、**偽りがあってはいけないし、私心があってはいけないし、わがままであってはいけないし、奢りの心があってはいけない**。稲盛さんは事業の行き先で大きな決断を下す時、**「その思いには己の欲が働いていないか。私心が混じっていないか。」**というのを自問自答していたという。 ### 良いことがあったなら必ず感謝せよ * 何か良い結果が得られたとき、そのことには必ず感謝すべきである。ところが、人は良いことがあると、**それを当たり前だと考え、あわよくばもっともっとと欲張ることも少なくない。** ### 素直な心 * どれだけ人の上に立とうとも、奢らず、**生涯一生徒の気持ち**になって学び続ける心を持て。これは、松下幸之助さんがまさにそういう姿勢の持ち主だったらしい。 ### 仕事の喜び * 仕事における喜びは、飴玉のように口に入れたらすぐに甘いというようなものではない(プライベートの趣味などはこれにあたる)。**「労働は苦い根と甘い果実を持っている」**というように、じわじわと時間をかけて甘い部分がにじみ出てくるものである。 ### 足るを知るものは富めり * これだけあれば十分だ、という基準を明確に自分の中に持っている人は、人生が豊かになるという話 * 例えば、何も考えずにいると給料の額はあがってもあがってもそれに応じて生活水準をあげつづけ、結局際限なくお金を求めることになる。これではいつまで経っても心が豊かにはなれない。 * 実際は、例えば15万もあれば人として最低限の暮らしはできる。これを理解できていて動ける人は強い。 ### 因果報応の法則 * 因果報応、というと胡散臭いと思われがちだが、これは世の中に存在する絶対に揺るがない普遍的な法則なのだ。 * ただし誤解されがちなのが、今日善い行いをしたから明日自分に善い結果が返ってくる、というわけではないということ。実際は、10年〜20年単位で考えるべきである。そのスパンで善い行いを日々続けていると、必ず自分にも善い成果がもたらされる。
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※このレビューにはネタバレを含みます
京セラ会長の稲盛さんの作品。すごくすごく広い視点から「生きる」ということを捉えていて、ただただ刺激的で感動する本だった。 利他の精神を大事にすることや足るを知るということ、魂を清めようと努めることなど、シンプルではありながらもすごくパワーに満ちた言葉たちで紡がれていた。 自分も堂々と生きられるようにしていきたい。
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心に響くフレーズがたくさんありました。 素直に、誠実に、ど真剣に生きる。 まさしく、このように生きていきたいものだと思いました。
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内容的には、生き方、道徳、倫理など、納得・共感できる部分が多かった。 だが、一方で「宇宙の意思」のような似非科学を挟んできたのが残念。 科学と結び付けない方が、本当の内容は深まったように感じる。 安易な似非科学で説得力を増そうと考えるのはまさに煩悩ではなかろうか。
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■ポイント ・「人生、仕事の結果=考え方×熱意×能力」。能力なくても熱意や考え方が勝れば、能力だけの人に勝てる ・思いを実現させるためには、「こうありたい」と思うこと。それも身が焦げるほど強く。「こうなればいいな」ではなく、四六時中、あたまのてっぺんからつま先まで考え抜く。そうす...
■ポイント ・「人生、仕事の結果=考え方×熱意×能力」。能力なくても熱意や考え方が勝れば、能力だけの人に勝てる ・思いを実現させるためには、「こうありたい」と思うこと。それも身が焦げるほど強く。「こうなればいいな」ではなく、四六時中、あたまのてっぺんからつま先まで考え抜く。そうすることで潜在意識にまで刷り込ませる。 ・イメージは白黒なうちは不十分で、カラーで見えるくらい、執拗に思い描く。 ・できないことがあってもそれは現在そうなだけで、未来の自分ならできると未来進行形で考えることが大事 ・継続が平凡を非凡に変える ・判断の基準となる原理原則を持っているかが人生を決める ・原理原則をもって生きるのは、おのれを律することなにでつらいこともある ・仕事が好きになれない人はまず一心不乱に打ち込むことで好きなる ■気付き ・「思考は現実化する」を体現した人が稲森さん。しかも、カラーで浮かぶくらい執拗にイメージする、というのはすごい。
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現世とは心を高めるために与えられた期間であり、魂を磨くための修養の場である。試練を機会として捉えることができる人、そうゆう人こそ限られた人生を本当に自分のものとして生きていける。 才覚が人並みはずれたものであればあるほど、それを正しい方向に導く羅針盤が必要。その指針は理念、思想...
現世とは心を高めるために与えられた期間であり、魂を磨くための修養の場である。試練を機会として捉えることができる人、そうゆう人こそ限られた人生を本当に自分のものとして生きていける。 才覚が人並みはずれたものであればあるほど、それを正しい方向に導く羅針盤が必要。その指針は理念、思想、哲学。 人格=性格+哲学 人生、仕事の結果=考え方×熱意×能力 思いを現実に変えるのに必要なこと 楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する 忘己利他 もうこりた 足るを知る いまもっているもので足りる心がなかったらさらに欲しいと思っているものを手に入れたところで、決して満足することはできない 運命と因果律 運命を縦糸、因果応報の法則を横糸 運命より因果応報のほうが若干強い
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生まれた時よりも 魂をより良く 磨きあげるために 生まれてきた 何事にも感謝すること 震災があったら 業がなくなったと思え
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著者の本は初めてです。 国内外でロングベストセラーとなっていますが、圧巻の内容でした。 仏教の部分は、今の私には少しついていけないところもありましたが、結果の方程式、労働による人格の陶冶、自燃性の話等が特に興味深く、やっぱり努力が大事なんだと背中を押され、また勇気付けられました。...
著者の本は初めてです。 国内外でロングベストセラーとなっていますが、圧巻の内容でした。 仏教の部分は、今の私には少しついていけないところもありましたが、結果の方程式、労働による人格の陶冶、自燃性の話等が特に興味深く、やっぱり努力が大事なんだと背中を押され、また勇気付けられました。 与えられることが当たり前だと思っている人は不満ばかり言うといった話や、リーダーには才覚より人徳が重要といった話など、具体的で身近に感じることとのできる内容も多く、これらはストレートに響きました。 日常では目先の利益、合理、効率が論ぜられがちですが、この本にあるように、それよりも倫理、道徳、哲学を大事にしたいと思います。 繰り返し読んで理解を深めたいです。 また、著者の作品または著者に関して記載された別の作品も読んでみたいです。
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まさに、生き方。 生きる上で1番何に重点を 置けばよいのか。 成功するためにはなにが必要なのか。 よくわかる
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